12月2日(金)、2022年全日本卓球選手権大会(マスターズの部)が岡山県岡山市のジップアリーナ岡山(岡山県総合グラウンド体育館)で開幕した。この大会は、男女それぞれ30歳以上の部から85歳以上の部までのシングルス9種目が実施され、各年代の日本一が決まる。
開会式では、板垣賢一大会委員長による開会宣言、野崎保夫大会会長代理の開会挨拶に続き、河本充昭岡山県卓球協会会長から歓迎のことばが述べられた。また、地元・岡山からは男子フィフティに出場する枝広一志(関西クラブ)より選手宣誓がなされ、3日間にわたる熱い闘いがスタートした。
大会初日の2日は、男女シングルス65歳以上の部から85歳以上の部までの5種目が行われ、男女それぞれ85歳以上、女子80歳以上と75歳以上の部でベスト8が決定。その他の種目ではベスト16が出揃った。
男子85歳以上では、地元・岡山から今大会最年長の河野宏(チーム・F)(91)が出場。1回戦で芳賀文治(代々木クラブ)と対戦し、勝利に届かなかったものの要所でサービスエースやフォアハンド強打を決め健闘した。
男女シングルス65歳以上の部〜85歳以上の部の対戦カードは以下の通り。大会2日目の12月3日は、男女シングルス30歳以上の部〜60歳以上の部もいよいよスタートする。各年代の熾烈な戦いを制するのは誰か。
【ハイエイティ(85歳以上)】
(男子)
池内祥治(SEIZANクラブ・熊本)– 芳賀文治(代々木クラブ・東京)
渡邊鍈一(豊前渡邊クラブ・福岡)– 中井政雄(ブルーグリーン・東京)
茂谷勲(浜寺クラブ・大阪)– 大滝泰(HAZAWA・神奈川)
中川秀夫(彦卓会・滋賀)– 増田和雄(新発田クラブ・新潟)
(女子)
池田和子(川西グリーン・兵庫)– 小林友枝(翡翠・大阪)
山根いづ美(京都OB会・京都)– 黒沼茂子(浜卓会・神奈川)
安良岡貴子(大宮カルミア・埼玉)– 長瀬ちづ子(明誠クラブ・愛知)
今井光子(あすなろ・兵庫)– 五十嵐澄子(浜卓会・神奈川)
【ローエイティ(80歳以上)】
(男子)
和田紘一(球楽会・神奈川)– 金沢保久(ウイング・埼玉)
井上源市(浜寺クラブ・大阪)– 相馬常雄(西大和クラブ・奈良)
新野勲(けやき高槻・大阪)– 田中鍛(西東京クラブ・東京)
緒形敏夫(三河クラブ・愛知)– 井伊國裕(横浜ベテラン会・神奈川)
楠木敏孝(県庁・広島)– 永田邦夫(市川ベテラン会・千葉)
竹内俊夫(舞高クラブ・京都)– 広渡和夫(博多ベテラン会・福岡)
西﨑勝佑(芥子山クラブ・岡山)– 仲井照凱(代々木クラブ・東京)
藤井剛(フェニックス・長崎)– 小倉剛(彩松クラブ・埼玉)
(女子)
池西かつ(夢華クラブ・埼玉)– 水野チエ子(ラビタス・愛知)
吉村美智恵(COSMOS・福岡)– 大掛まさ美(イーグルス・東京)
江口貴勲子(こだまクラブ・愛知)– 八木淳子(北島クラブ・徳島)
福島正子(所沢レディース・埼玉)– 長澤征代(武蔵野クラブ・東京)
【ハイセブンティ(75歳以上)】
(男子)
中村提見(サザンクロス・埼玉)– 上野雄一(博多ベテラン会・福岡)
柳川常寿(多楽会・神奈川)– 中澤信介(平沼クラブ・東京)
佐藤廣幸(卓友会・北海道)– 富沢健次(清友クラブ・大阪)
田中勝(ウィンクル・富山)– 細谷勉(国母JTC・山梨)
福岡隆(駒場野星卓会・東京)– 原田正(博多ベテラン会・福岡)
新田構造(兵庫ベテラン会・兵庫)– 塩田武志(卓令会・栃木)
仲村渠功(サザンクロス・東京)– 宮森孝次郎(上尾大石・埼玉)
鈴木和久(逗子クラブ・神奈川)– 岩﨑健三(サンスポーツクラブ・広島)
(女子)
宮内富士子(彩球クラブ・埼玉)– 石原幸(SAKURA・大阪)
宮下隆子(大宮スカット・埼玉)– 武居和子(浜卓会・神奈川)
大倉勝子(卓令・東京)– 野中よしみ(ピュアメイト・福岡)
片岡登志子(レインボー・埼玉)– 太田裕子(冠雲・東京)
【ローセブンティ(70歳以上)】
(男子)
井津雅治(友卓会・東京)– 村上力(桔梗苦羅舞・宮城)
甚野道雄(県北卓友会・福島)– 勝英雄(清友クラブ奈良・奈良)
佐竹宏(秋山卓球・福岡)– 石黒一行(パッション9・兵庫)
高田伸男(卓令会・栃木)– 吉田雄三(ヨシダスポーツ・高知)
山崎正樹(友卓会・東京)– 川又和雄(石狩クラブ・北海道)
大畑正(球心会・島根)– 木内忠男(チームTAISHO・埼玉)
駒木根保良(代々木クラブ・東京)– 林孝治(恵那ク・岐阜)
米澤哲郎(中原クラブ・神奈川)– 広浜泰久(神馬クラブ・東京)
(女子)
粟生京子(冠雲・東京)– 松野美智子(竹の子牧方クラブ・大阪)
井置節子(藤沢レディース・神奈川)– 渡邊みち子(兵庫卓研・兵庫)
高橋邦子(千代田クラブ・千葉)– 竹田昌代(桜卓球クラブ・三重)
宮澤喜美子(卓習会・東京)– 横山祐美子(ピンポン館・高知)
加瀬和子(サザンスターズ・東京)– 小野原明子(駒場クラブ・埼玉)
橋村三枝(PROGRESS・兵庫)– 山口晴美(クローバー・愛知)
鈴木知子(FAMILY・神奈川)– 島田美鈴(淑友クラブ・東京)
井上君代(スカイブルー・奈良)– 武田幸子(今治モナリザ・愛媛)
【ハイシックスティ(65歳以上)】
(男子)
齋藤斉(しずおか焼津信用金庫・静岡)– 具志堅一(双葉苦楽部・東京)
本橋道直(一球・埼玉)– 佐野秀雄(友卓会・東京)
坂本憲一(COLOR・神奈川)– 菅谷誠一(瑞穂クラブ・茨城)
河島国男(九十九・東京)– 林賢治(八日市場VEGASC・千葉)
松下浩(明誠クラブ・愛知)– 橘和明(天理クラブ・奈良)
白津豊久(森の会・東京)– 井上徳彦(鴨沂クラブ・京都)
岩野健(大阪ナイトクラブ・大阪)– 横山彰(チーム横山・岡山)
小松繁(板宿TTC・兵庫)– 石谷悟(エクシード・東京)
(女子)
稲川佳代(大田クラブ・東京)– 永山優子(CLEAR・鹿児島)
日下部鈴子(チャイム・神奈川)– 片岡年子(みらくる・大阪)
鈴木厚子(川崎レディース・神奈川)– 舟山かつえ(駒場クラブ・埼玉)
佐藤正子(きらら・岩手)– 鶴田昌枝(COLOR・神奈川)
根引靖子(Honeys・兵庫)– 長谷川妙子(FAMILY・神奈川)
松澤祐子(T.くまがや・埼玉)– 船ヶ山昌子(サクセス・愛知)
十川早苗(さくら卓研・徳島)– 小林幸子(ホークス・東京)
伊藤悦子(プレミアム・東京)– 坂本久美(COLOR・神奈川)
大会写真
試合結果(12月2日時点)
- 男子ハイエイティ:PDF
- 男子ローエイティ:PDF
- 男子ハイセブンティ:PDF
- 男子ローセブンティ:PDF
- 男子ハイシックスティ:PDF
- 女子ハイエイティ:PDF
- 女子ローエイティ:PDF
- 女子ハイセブンティ:PDF
- 女子ローセブンティ:PDF
- 女子ハイシックスティ:PDF
今後の予定
12月3日(土)
男女シングルス65歳以上の部〜85歳以上の部 決勝まで
男女シングルス30歳以上の部〜60歳以上の部 1回戦〜3回戦
女子シングルス50歳以上の部・60歳以上の部 1回戦〜4回戦
女子シングルス30歳以上の部・40歳以上の部 1回戦〜3回戦
12月4日(日)
男女シングルス30歳以上の部〜60歳以上の部 決勝まで
大会情報
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)