(2022年12月17日版)
日本卓球協会では、各地域での卓球練習、競技大会の再開を念頭に『新型コロナウイルス感染症対策』を作成しました。このガイドラインは、日本スポーツ協会による「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」をもとに国際卓球連盟(ITTF)のガイドラインに掲載されている競技特性を踏まえた注意事項等を加味して作成したものです。
なお、ここに述べる感染対策は、現段階で得られている知見に基づくものであり、今後の科学的根拠の蓄積や、流行状況の変化に応じて随時変更されてゆくべきものです。従って、適宜改訂を予定しております。ご利用の際には最新版であることをご確認下さい。
このガイドラインに従うことで必ず感染を防御できるというものではなく、その時の環境、感染状況などを考慮して、現場にいる方の適切な判断で、臨機応変な対応が必要です。
また、地域によって流行状況が大きく異なることや、都道府県単位で方針が異なります。練習・競技大会の計画・開催等にあたっては、各地域の自治体の方針に従うことが前提であり、地域の最新情報も併せてご確認頂きたくお願い申し上げます。
世界的なオミクロン株の大流行を受け、厚生労働省、各自治体とも濃厚接触とされた場合の待機基準が見直されました。新しい待機基準は陽性者と接触した日を0とし、翌日から7日間程度は健康観察期間とされています。これを受けて、本会のガイドラインも2022年10月より「大会前10日間」を「大会前日から7日間」と置き換えています。
また、今回の変更が該当する本会主催大会は、2023年1月23日開催の「天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)」からとします。
主な変更点は、手指消毒液や黙食、ダブルスの記述の変更、卓球台の間隔4m以上推奨の削除などを改定しました。
大会開催の参考として、上述の日本スポーツ協会による①「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」及び「スポーツイベント開催・実施時の感染防止策チェックリスト(主催者・参加者向け)」をご覧ください(2021年11月5日更新)。
新型コロナウイルス感染症に関する詳細な情報(症状・検査・ワクチン等)に関しては、下記の厚生労働省や日本感染症学会のホームページ等をご参照ください。
12月17日 主に改定した箇所は以下の通りです。
✓(1) ④ 以下の2行を挿入
○新型コロナウイルス感染症と診断されている場合
○新型コロナウイルス感染症と診断された方との濃厚接触がある場合
✓(1) ⑤以下を加筆
ダブルスの練習パートナーが感染者となった場合、パートナーは濃厚接触者となる。
✓(2) 3) ①に手指消毒液を加筆
✓(2) 4) 「更衣室を原則として使用しないこと」を削除
✓(2) 5) に黙食を加筆
✓(2) 6) 卓球場内での留意事項の①を「参加者数を制限」から「密にならないこと」に修正
✓(2) 6) 卓球場内での留意事項の④卓球台の間隔で(4m以上を推奨)を削除
✓(2) 6) 卓球場内での留意事項の⑤の末尾「こまめに消毒すること」に「を推奨する」を加筆し、「次亜塩素酸水、70%アルコール、次亜塩素酸ナトリウム(0.05%希釈)、界面活性剤等で消毒する。」を削除
✓(2) 7)の練習内容についての以下①と②を削除
①ダブルスの練習を再開する場合は、地域の感染状況を鑑みながら「飛沫感染」及び「接触感染」対策を十分に講じつつ再開する。
②複数の者が同じボールを使用することを避ける様に努めること(複数コートのボールの混在を避ける)。
✓(1) ②以下を削除
②県を跨いだ全国大会などは、大会規模に応じて参加者の事前検査等(ワクチンの接種状況、PCR検査または抗原定量検査)を義務付けることも考慮する。
✓(1) ④以下を挿入
④有観客とする場合は、サーモグラフィー、体温計による体温チェック等を行い入場の可否を検討する。
✓(1) 元の④以下を削除
④当面の間、全国規模の競技大会は無観客とすることを推奨する。
✓(2) ⑦ を修正
⑦大会関係者(観客を除く)から以下の事項を記載した書面の提出を求めることを推奨する。
✓(4) 3)「① 練習ができる服装での来場を推奨する。」を加筆
✓(5) 2)「① 卓球台の間隔で(4m以上を推奨)を削除
✓(1) 7)新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のダウンロード推奨を削除
- ガイドライン(PDF)は下記よりダウンロードしてください。
- 新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン(2022年12月17日版)
- ガイドラインの内容は適宜改訂いたします。必要に応じて更新情報をお確かめください。