第6回全日本ラージボール卓球選手権大会が、6月30日(金)〜7月2日(日)にプロシードアリーナHIKONE(彦根市スポーツ・文化交流センター)で開催される。
ラージボール卓球とは、初めて卓球をする人でもラリーを楽しめる卓球として、1988(昭和63)年に日本国内で導入された卓球。直径44mm、重さ2.2〜2.4gと大きく軽いオレンジボールが採用されており、2cm高いネットや使用ラバーが表ソフトラバーに限定されるなど、ラージボール卓球ならではのルールが適用されている。ラージボール卓球は、愛好者を増やし続けており、大会参加者数が増えすぎたため、1988年から開催されている現在の全国ラージボール卓球大会に加えて、2018年にこの「全日本ラージボール卓球選手権大会」が新設された。
種目は、年齢別の男子シングルス(9種目)、女子シングルス(9種目)、混合ダブルス(8種目)。各種目とも第1ステージは、3〜4名(組)によるリーグ戦、第2ステージは、第1ステージで1位になった選手(組)でトーナメント戦が行われる。また、競技は、1ゲーム11ポイント先取(両者が10ポイントになった場合は2ポイント差がつくまで)、先に2ゲームを取った選手(組)が勝利となる。
今大会は、各都道府県の予選を勝ち抜いた1,119名、405組が参加し、各種目の頂点が争われる。ラージボールの白熱したラリー戦を制し、日本一の称号を手にするのは誰か!?
大会情報・組み合わせは、こちら。
一般男子シングルス3連覇中の池田亘通(Infinity・神奈川)。同種目で4連覇を狙う。
女子シングルス50で3連覇中の馮敏(シャイン・岐阜)。種目で4連覇を目指す。
女子シングルス65覇者の國松愉美(国松企画・高知)。同種目で連覇(女子シングルス60からの3連覇)なるか。
男子シングルス85で2連覇中の池内祥治(SEIZANクラブ・熊本)。同種目で3連覇なるか。
混合ダブルス80で2連覇の小野千代・藤本武司組。今大会は混合ダブルス100で連続優勝を狙う。小野(卓精会・東京)は女子シングルス40で連覇、藤本(ニッタクサンフレンド・東京)は男子シングルス50で連覇(男子シングルス40からの4大会連続優勝)も狙う。
栄光のあと
※第3回(2020年)、第4回(2021年)は中止
種目 | 第1回(2018) | 第2回(2019) | 第5回(2022) | |||||
男子シングルス | 一般 | 池田亘通 | 北海道 | 池田亘通 | 東京 | 池田亘通 | 神奈川 | |
40(40歳以上) | 藤本武司 | 東京 | 藤本武司 | 東京 | 高橋智宏 | 秋田 | ||
50(50歳以上) | 山田昭仁 | 静岡 | 山田昭仁 | 静岡 | 藤本武司 | 東京 | ||
60(60歳以上) | 増田健一 | 東京 | 戸高嘉文 | 大分 | 坂本憲一 | 神奈川 | ||
65(65歳以上) | 竹内芳夫 | 新潟 | 井上啓 | 静岡 | 吉田勝之 | 福岡 | ||
70(70歳以上) | 大森健良 | 静岡 | 大森健良 | 静岡 | 村上力 | 宮城 | ||
75(75歳以上) | 黒田幸彦 | 宮城 | 渡辺為久 | 栃木 | 寺上忍 | 福岡 | ||
80(80歳以上) | 釘本一典 | 福岡 | 古澤啓祐 | 新潟 | 尾崎義夫 | 山口 | ||
85(85歳以上) | 小園宏二 | 福岡 | 池内祥治 | 熊本 | 池内祥治 | 熊本 | ||
女子シングルス | 一般 | 宮澤知世 | 群馬 | 青木智美 | 東京 | 馬場麻裕 | 大阪 | |
40(40歳以上) | 宍戸裕子 | 千葉 | 鹿目里江子 | 東京 | 小野千代 | 東京 | ||
50(50歳以上) | 馮敏 | 岐阜 | 馮敏 | 岐阜 | 馮敏 | 岐阜 | ||
60(60歳以上) | 井ノ口博子 | 千葉 | 國松愉美 | 高知 | 岩西純子 | 大阪 | ||
65(65歳以上) | 先名千晶 | 北海道 | 黒坂初枝 | 愛知 | 國松愉美 | 高知 | ||
70(70歳以上) | 平田洋子 | 東京 | 宮澤喜美子 | 東京 | 久我たか子 | 埼玉 | ||
75(75歳以上) | 田崎朝子 | 福島 | 村松けい子 | 静岡 | 檜山せつ子 | 茨城 | ||
80(80歳以上) | 河路悦子 | 愛知 | 河路悦子 | 愛知 | 谷野弘子 | 静岡 | ||
85(85歳以上) | 秋友淑子 | 香川 | 吉末澄子 | 山口 | 山本加寿恵 | 愛知 | ||
混合ダブルス | 一般 | 石田拳志郎 | 東京 | 石田拳志郎 | 東京 | 角正平 | 東京 | |
青木智美 | 青木智美 | 石川萌子 | ||||||
80(合計80歳以上) | 國松優太 | 高知 | 藤本武司 | 東京 | 藤本武司 | 東京 | ||
國松愉美 | 小野千代 | 小野千代 | ||||||
100(合計100歳以上) | 今瀬久典 | 岐阜 | 三島崇明 | 北海道 | 山田昭仁 | 静岡 | ||
馮敏 | 野坂美樹 | 小長井千恵子 | ||||||
120(合計120歳以上) | 横山喜久雄 | 香川 | 弘光利彦 | 高知 | 下田真之 | 北海道 | ||
大津絵美子 | 濱川永子 | 安田美香 | ||||||
130(合計130歳以上) | 吉原有三 | 福岡 | 横山喜久雄 | 香川 | 奈良岡克彦 | 青森 | ||
今村勢津子 | 大津絵美子 | 小倉ちゑ | ||||||
140(合計140歳以上) | 立山清敏 | 熊本 | 塩田武司 | 栃木 | 濱西隆重 | 高知 | ||
富田英子 | 塩田秀子 | 横山祐見子 | ||||||
150(合計150歳以上) | 尾崎義夫 | 山口 | 渡部洋一 | 福島 | 肥塚茂行 | 茨城 | ||
中原良子 | 田崎朝子 | 檜山せつ子 | ||||||
160(合計160歳以上) | 池内祥治 | 熊本 | 小寺征四郎 | 大阪 | 山田隆弘 | 愛知 | ||
上野宥子 | 池田章子 | 佐野節子 |
競技日程
今大会は有観客開催で2階観覧席は、1500席あります。3日間とも朝8時から入館できます。入場無料。
6月30日(金)
混合ダブルス130以上:第1ステージ〜決勝
男女シングルス65以上:第1ステージ
7月1日(土)
男女シングルス60以下:第1ステージ
男女シングルス65以上:第2ステージ1回戦〜決勝
混合ダブルス120以下:第1ステージ〜決勝
7月2日(日)
男女シングルス60以下:第2ステージ1回戦〜決勝
競技会場
プロシードアリーナHIKONE(彦根市スポーツ・文化交流センター)
〒522-0043滋賀県彦根市小泉町640 TEL:0749-30-9228
JR琵琶湖線 南彦根駅から徒歩5分、名神高速道路 彦根インター下車15分
会場に駐車場はありますが、数が少なく工事中のため、公共交通機関にてご来館ください。JR彦根駅周辺に有料駐車場がありますが、数に限りがあるため、駐車場ご利用の際は、事前にご確認の上お越しください。会場情報は、こちら。
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)