10月20日(金)〜22日(日)に2023年全日本卓球選手権大会(団体の部)が佐賀県基山町の基山町総合体育館で開催される。
全日本卓球選手権大会(団体の部)は、本年度実施された全日本実業団選手権・前期日本リーグ・全日本大学総合選手権団体・全国高校選手権の各上位チームのほか、強化を図る地元・佐賀県選抜チーム、ジュニアナショナルチーム(JNT)を加えた男女それぞれ12チームが出場し、団体の日本一を決定する大会である。
試合方法は、男女とも世界選手権と同じ団体戦方式が採用されており、シングルス5試合のうち先に3勝をあげたチームが勝利となる。競技は、第1ステージで各グループ3チーム編成のリーグ戦が行われたのち、第2ステージではリーグ戦で1位・2位となった8チームのトーナメント方式によって準々決勝から決勝までが行われる。
4年ぶりの有観客開催となる本大会で、本年度の団体戦日本一を掴み取るのはどのチームか。各カテゴリーの代表チームと来年に「SAGA2024国民スポーツ大会」を控えた地元・佐賀県選抜を交え、白熱の戦いが期待される。なお、最終日はYouTube「SAGA2024国スポ・全障スポ」のライブ配信で観戦することができる。配信は、こちら。
【男子】
男子は、前回大会で初優勝を飾り、全日本大学総合団体で2年ぶり9回目の優勝を飾った愛知工業大学が連覇なるか。愛知工業大学に第1ステージで挑むのは、全日本実業団3位のクローバー歯科カスピッズと全国高校選手権で準優勝を飾った明豊高校。
第1ステージBグループは、全日本実業団で初優勝を飾った前回大会3位の日鉄物流ブレイザーズ、全日本大学総合選手権団体2位の明治大学、ジュニアナショナルチームが対戦する。Cグループでは、前回大会3位で前期日本リーグ2位のシチズン時計、全日本実業団3位のファースト、そして佐賀県選抜が対戦する組み合わせとなった。佐賀県選抜は、第2ステージ進出目指して白星発進なるか。Dグループを争うのは、前回大会準優勝の日野キングフィッシャーズ、全国高校選手権で7大会連続優勝で前回ベスト8の愛知工業大学名電高校、前期日本リーグ1位の協和キリン。各カテゴリーの強豪チームがひしめきあうなか、第1ステージを突破するチームは・・・!?
男子:組み合わせを見る
【女子】
前回大会で2018年以来2回目の優勝を掴み取ったジュニアナショナルチームは、全日本実業団・前期日本リーグともに2位の中国電力ライシス、全日本実業団3位のサンリツと第1ステージAグループで対戦する。前回大会決勝でジュニアナショナルチームに敗れた中国電力ライシスは、王座奪還にむけてリベンジなるか。Bグループでは、全日本実業団・前期日本リーグともに1位と好調のデンソー、全日本実業団3位の十六フィナンシャルグループ、佐賀県選抜が対戦する組み合わせ。全日本実業団準決勝の再戦となるデンソーと十六フィナンシャルグループの対戦は、熱戦が期待される。佐賀県選抜の戦いぶりにも注目。Cグループでは、前回大会3位で前期日本リーグ3位のレゾナック、全日本大学総合選手権団体2位の神戸松蔭女子学院大学、全国高校選手権で10大会連続優勝の四天王寺高校が対戦する。Dグループは、全国高校選手権2位の明徳義塾高校、全日本大学総合選手権団体で4年ぶり5回目の優勝を果たした愛知工業大学、前期日本リーグ5位の愛媛銀行が対戦する組み合わせ。前回大会3位の明徳義塾高校が今年も第1ステージを突破するか。それとも大学・実業団チームが意地を見せるか。どのグループも初戦から注目が集まる。
女子:組み合わせを見る
選抜種目 | 男子代表12チーム | 女子代表12チーム |
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全日本実業団選手権 | 日鉄物流ブレイザーズ(和歌山) | デンソー(静岡) |
シチズン時計(東京) | 中国電力ライシス(広島) | |
ファースト(千葉) | サンリツ(東京) | |
クローバー歯科カスピッズ(大阪) | 十六フィナンシャルグループ(岐阜) | |
前期日本リーグ | 協和キリン(東京) | レゾナック(茨城) |
日野キングフィッシャーズ(東京) | 愛媛銀行(愛媛) | |
全日本大学総合選手権(団体) | 愛知工業大学(愛知) | 愛知工業大学(愛知) |
明治大学(東京) | 神戸松蔭女子学院大学(兵庫) | |
全国高校選手権 | 愛知工業大学名電高校(愛知) | 四天王寺高校(大阪) |
明豊高校(大分) | 明徳義塾高校(高知) | |
地元選抜チーム | 佐賀県選抜(佐賀) | 佐賀県選抜(佐賀) |
日本卓球協会強化本部 | ジュニアナショナルチーム(JNT) | ジュニアナショナルチーム(JNT) |
栄光の記録
2012年大会以前の優勝記録は、こちら。
年度 | 男子優勝 | 女子優勝 |
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2013(平成25)年 | 東京アート(東京) | 日本生命(大阪) |
2014(平成26)年 | 東京アート(東京) | 日本生命(大阪) |
2015(平成27)年 | 協和発酵キリン(東京) | 日立化成(茨城) |
2016(平成28)年 | 東京アート(東京) | 中国電力(広島) |
2017(平成29)年 | 協和発酵キリン(東京) | 日立化成(茨城) |
2018(平成30)年 | リコー(東京) | ジュニアナショナルチーム |
2019(令和元)年 | 東京アート(東京) | 中国電力(広島) |
2020(令和2)年 | 中止 | |
2021(令和3)年 | 東京アート(東京) | 中国電力(広島) |
2022(令和4)年 | 愛知工業大学(愛知) | ジュニアナショナルチーム |
競技日程
10月20日(金)監督会議、開会式、12:00〜第1ステージ
10月21日(土)9:00〜第1ステージ、12:30〜第2ステージ(準々決勝)
10月22日(日)9:00〜第2ステージ(準決勝)、12:00〜第2ステージ(決勝)、閉会式
競技会場
基山町総合体育館
〒841-0204佐賀県三養基山町大字宮浦666番地 TEL:0942-92-2822
JR鹿児島本線「基山」駅から徒歩約20分
競技を観戦いただけますので、ぜひお越しください(入場無料)。※座席には限りがございます。
大会情報
大会情報:こちら
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)