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大会・試合 2023.10.15
大会ガイド:2023年全日本卓球選手権大会(団体の部)

10月20日(金)〜22日(日)に2023年全日本卓球選手権大会(団体の部)が佐賀県基山町の基山町総合体育館で開催される。

全日本卓球選手権大会(団体の部)は、本年度実施された全日本実業団選手権・前期日本リーグ・全日本大学総合選手権団体・全国高校選手権の各上位チームのほか、強化を図る地元・佐賀県選抜チーム、ジュニアナショナルチーム(JNT)を加えた男女それぞれ12チームが出場し、団体の日本一を決定する大会である。
試合方法は、男女とも世界選手権と同じ団体戦方式が採用されており、シングルス5試合のうち先に3勝をあげたチームが勝利となる。競技は、第1ステージで各グループ3チーム編成のリーグ戦が行われたのち、第2ステージではリーグ戦で1位・2位となった8チームのトーナメント方式によって準々決勝から決勝までが行われる。

4年ぶりの有観客開催となる本大会で、本年度の団体戦日本一を掴み取るのはどのチームか。各カテゴリーの代表チームと来年に「SAGA2024国民スポーツ大会」を控えた地元・佐賀県選抜を交え、白熱の戦いが期待される。なお、最終日はYouTube「SAGA2024国スポ・全障スポ」のライブ配信で観戦することができる。配信は、こちら

前回大会の様子

【男子】

男子は、前回大会で初優勝を飾り、全日本大学総合団体で2年ぶり9回目の優勝を飾った愛知工業大学が連覇なるか。愛知工業大学に第1ステージで挑むのは、全日本実業団3位のクローバー歯科カスピッズと全国高校選手権で準優勝を飾った明豊高校。
第1ステージBグループは、全日本実業団で初優勝を飾った前回大会3位の日鉄物流ブレイザーズ、全日本大学総合選手権団体2位の明治大学、ジュニアナショナルチームが対戦する。Cグループでは、前回大会3位で前期日本リーグ2位のシチズン時計、全日本実業団3位のファースト、そして佐賀県選抜が対戦する組み合わせとなった。佐賀県選抜は、第2ステージ進出目指して白星発進なるか。Dグループを争うのは、前回大会準優勝の日野キングフィッシャーズ、全国高校選手権で7大会連続優勝で前回ベスト8の愛知工業大学名電高校、前期日本リーグ1位の協和キリン。各カテゴリーの強豪チームがひしめきあうなか、第1ステージを突破するチームは・・・!?
男子:組み合わせを見る

前回大会男子優勝 愛知工業大学
前回大会男子準優勝 日野キングフィッシャーズ

【女子】

前回大会で2018年以来2回目の優勝を掴み取ったジュニアナショナルチームは、全日本実業団・前期日本リーグともに2位の中国電力ライシス、全日本実業団3位のサンリツと第1ステージAグループで対戦する。前回大会決勝でジュニアナショナルチームに敗れた中国電力ライシスは、王座奪還にむけてリベンジなるか。Bグループでは、全日本実業団・前期日本リーグともに1位と好調のデンソー、全日本実業団3位の十六フィナンシャルグループ、佐賀県選抜が対戦する組み合わせ。全日本実業団準決勝の再戦となるデンソーと十六フィナンシャルグループの対戦は、熱戦が期待される。佐賀県選抜の戦いぶりにも注目。Cグループでは、前回大会3位で前期日本リーグ3位のレゾナック、全日本大学総合選手権団体2位の神戸松蔭女子学院大学、全国高校選手権で10大会連続優勝の四天王寺高校が対戦する。Dグループは、全国高校選手権2位の明徳義塾高校、全日本大学総合選手権団体で4年ぶり5回目の優勝を果たした愛知工業大学、前期日本リーグ5位の愛媛銀行が対戦する組み合わせ。前回大会3位の明徳義塾高校が今年も第1ステージを突破するか。それとも大学・実業団チームが意地を見せるか。どのグループも初戦から注目が集まる。
女子:組み合わせを見る

前回大会女子優勝 ジュニアナショナルチーム
前回大会女子準優勝 中国電力

 

出場チーム一覧
選抜種目 男子代表12チーム 女子代表12チーム
全日本実業団選手権 日鉄物流ブレイザーズ(和歌山) デンソー(静岡)
シチズン時計(東京) 中国電力ライシス(広島)
ファースト(千葉) サンリツ(東京)
クローバー歯科カスピッズ(大阪) 十六フィナンシャルグループ(岐阜)
前期日本リーグ 協和キリン(東京) レゾナック(茨城)
日野キングフィッシャーズ(東京) 愛媛銀行(愛媛)
全日本大学総合選手権(団体) 愛知工業大学(愛知) 愛知工業大学(愛知)
明治大学(東京) 神戸松蔭女子学院大学(兵庫)
全国高校選手権 愛知工業大学名電高校(愛知) 四天王寺高校(大阪)
明豊高校(大分) 明徳義塾高校(高知)
地元選抜チーム 佐賀県選抜(佐賀) 佐賀県選抜(佐賀)
日本卓球協会強化本部 ジュニアナショナルチーム(JNT) ジュニアナショナルチーム(JNT)

 

栄光の記録

2012年大会以前の優勝記録は、こちら

栄光の記録(最近10年間)
年度 男子優勝 女子優勝
2013(平成25)年 東京アート(東京) 日本生命(大阪)
2014(平成26)年 東京アート(東京) 日本生命(大阪)
2015(平成27)年 協和発酵キリン(東京) 日立化成(茨城)
2016(平成28)年 東京アート(東京) 中国電力(広島)
2017(平成29)年 協和発酵キリン(東京) 日立化成(茨城)
2018(平成30)年 リコー(東京) ジュニアナショナルチーム
2019(令和元)年 東京アート(東京) 中国電力(広島)
2020(令和2)年 中止
2021(令和3)年 東京アート(東京) 中国電力(広島)
2022(令和4)年 愛知工業大学(愛知) ジュニアナショナルチーム

 

競技日程

10月20日(金)監督会議、開会式、12:00〜第1ステージ
10月21日(土)9:00〜第1ステージ、12:30〜第2ステージ(準々決勝)
10月22日(日)9:00〜第2ステージ(準決勝)、12:00〜第2ステージ(決勝)、閉会式

競技会場

基山町総合体育館
〒841-0204佐賀県三養基山町大字宮浦666番地 TEL:0942-92-2822
JR鹿児島本線「基山」駅から徒歩約20分
競技を観戦いただけますので、ぜひお越しください(入場無料)。※座席には限りがございます。

大会情報

大会情報:こちら

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)