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大会・試合 2024.01.26
全日本卓球男子シングルス4回戦:優勝候補の張本、戸上らが順当に勝利するも2021年王者の及川が敗退

戸上隼輔(明治大)


『天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』5日目を迎えた1月26日(金)、スーパーシード32選手の初戦となる男子シングルスの4回戦が行われた。

6年ぶりの優勝を狙う張本智和(智和企画)は、かつてのダブルスパートナーであり、2019年の全日本でペアを組み男子ダブルス優勝を果たした木造勇人(関西卓球アカデミー)と対戦。第1ゲームは木造の速い攻めに押されて落としたものの、その後は4ゲーム連取で5回戦進出を決めた。

男子シングルス2連覇中の戸上隼輔(明治大)の初戦の相手は3回戦で谷垣佑真(愛知工業大)を破って勝ち上がった高校生カットマンの木塚陽斗(明豊高)。木塚の鋭いカット&ドライブのコンビネーションに苦しみながらも、持ち前の強打で押し切り、4-2で勝利をおさめた。

パリオリンピックシングルス選考ランキング3位の篠塚大登(愛知工業大)、同4位の田中佑汰(個人)、ジュニア王者となった松島輝空(木下アカデミー)らも5回戦進出。

一方、2021年大会の男子シングルス王者・及川瑞基(木下グループ)は一ノ瀬拓巳(日鉄物流ブレイザーズ)に2-4で敗れた。

また、4回戦で松平賢二(協和キリン)と松平健太(ファースト)の兄弟対決が実現。兄・賢二の豪打を得意のブロック・カウンターでしのいだ弟・健太が4-2で勝利した。

男子シングルス5回戦は26日(金)14時から行われる予定だ。