『天皇杯・皇后杯2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』6日目を迎えた1月27日(土)、混合ダブルスの準々決勝から決勝までが行われ、篠塚大登・木原美悠ペア(愛知工業大・木下グループ)が初優勝を果たした。
優勝候補の篠塚・木原ペアは準決勝で実業団ペアを下して決勝に進み、その対戦相手となったのは準決勝で第1シードの坂根翔大・塩見真希(関西卓球アカデミー・サンリツ)を逆転で破った谷垣佑真・岡田琴菜(愛知工業大)。4人中3人が愛知工業大の選手で、篠塚と谷垣はペアを組んでインターハイ男子ダブルス優勝経験もある同学年のライバルだ。
第1ゲームは谷垣の豪快なバックドライブがさく裂するも、息の合ったコンビネーションを見せた篠塚・木原ペアが14-12で先取。ミスが出て第2ゲームは落とした篠塚・木原ペアだったが、第3ゲームを逆転で奪うと、第4ゲームも篠塚のチキータなどで得点を重ね、10-5でチャンピオンシップポイントを握る。ここから谷垣・岡田が粘りを見せて同点に追いつかれたものの、最後は木原が3球目フォアドライブを振って優勝を決めた。
初優勝を遂げた篠塚は「(優勝して)鳥肌が立ちました。ダブルスではありますが、自信になったので、明日(のシングルス)にいい状態でつなげられたと思います」とコメント。ペアの木原は「自分でも感動しています(笑)。(最終ゲームは)心臓バクバクで、ヤバいヤバいと思いました。ペアを組んで3年目で、全日本選手権は優勝できたのですが、やっぱりミックスを組むなら篠塚選手だなと感じるので、来年も期待してください!」と喜びを表現している。
●混合ダブルス準決勝の結果
谷垣佑真・岡田琴菜(愛知工業大) 3-2 坂根翔大・塩見真希(関西卓球アカデミー・サンリツ)
篠塚大登・木原美悠(愛知工業大・木下グループ) 3-1 松平賢二・永尾尭子(協和キリン・サンリツ)
●混合ダブルス決勝の結果
篠塚大登・木原美悠 3-1 谷垣佑真・岡田琴菜
14-12/6-11/11-9/12-10
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