2024年4月2日
PRESS RELEASE
公益財団法人日本卓球協会
「ITTF卓球の日」 パーキンソン病患者卓球交歓会
開催決定!
公益財団法人日本卓球協会(以下、日本卓球協会)は、2024年4月23日の「ITTF卓球の日」にパーキンソン病患者卓球交歓会を開催いたします。
「ITTF卓球の日」は、国際卓球連盟(ITTF)初代会長アイボア・モンタギュー氏の誕生日に制定されています。世界各地で、それぞれ卓球のイベントを企画実施し、同じプラットフォームに動画や写真を投稿することで、世界の卓球仲間とつながる活動になります。
日本卓球協会は、スポーツ医・科学委員会による研究プロジェクトを立ち上げており、その中の一つに「パーキンソン病を始めとする神経疾患の症状緩和に対して、卓球が運動療法の一つとなりうるか」という研究を設定し、検討を進めております(担当:星野泰延(順天堂大学))。
現在、パーキンソン病の症状改善に対してリハビリテーションとしての運動療法が有用であることは知られており、卓球やダンスなども運動療法として症状改善することが報告されております。卓球においては、ITTFが2019年から毎年、世界各地で世界パーキンソン病卓球選手権大会を開催しており、パーキンソン病患者が運動療法として卓球を始めて腕を磨いた後も、世界で腕試しができ、卓球を長く続けていくことができる環境が整っています。
パーキンソン病患者卓球愛好者の方々の中には元々卓球をしていた方もおられますが、発病してから始めた方も多くいらっしゃいます。そこで、今回は健常者でもなかなか受ける機会の少ないオリンピアンからの講習を受けられる機会を設けました。また、卓球療法士も多く参加して、一緒に楽しみながら指導を行います。
「ITTF卓球の日」 パーキンソン病患者卓球交歓会 概要
実施日 2024年4月23日(火)13:15~16:00(13:00受付)
主 催 公益財団法人日本卓球協会
協 力
卓球男子日本代表のオフィシャルサプライヤーを務める卓球用品総合メーカー。
年12回会員以外の参加者と一緒に卓球練習を行う。
会 場 緑生涯学習センター体育室
(〒458-0801 愛知県名古屋市緑区鳴海町本町54)
参加患者 パーキンソン病患者卓球愛好者19名予定
招待オリンピアン
松下 浩二(まつした こうじ)氏
1992バルセロナ、1996アトランタ、2000シドニー、2004アテネの4回連続オリンピック出場。
株式会社VICTAS代表取締役社長
仲村 錦治郎(なかむら きんじろう)氏
1992バルセロナオリンピック ダブルス出場。「神のサービス」で知られるサービスの名手。
株式会社VICTAS取締役
サポートドクター(スポーツ医・科学委員会)
星野 泰延(ほしの やすのぶ)医師 順天堂大学医学部附属順天堂医院勤務 脳神経内科
西川 佳友(にしかわ よしとも)医師 トヨタ記念病院救急科勤務
連絡先 公益財団法人日本卓球協会 担当 国際部 藤井
TEL:03-6721-0921 e-mail international@jtta.or.jp