先週行われた『天皇杯・皇后杯2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』の興奮も冷めやらぬなか、1月30日(木)から愛知県豊田市のスカイホール豊田にて、『全農杯 2025年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)』が開幕する。
競技種目は、男・女ダブルス、混合ダブルスの計3種目。各種目ともトーナメント方式で、すべて11ポイント5ゲームマッチで勝敗が決められる。
会場での観戦は、平日は一般席(2階自由席)、土曜・日曜日は一般席(2階自由席)およびアリーナ席(1階自由席)で観戦が可能。観戦チケットは、「チケットぴあ」にて販売中。大会特設サイトでは、チケット情報に加えて、選手のタイムテーブルやコートレイアウトも確認が可能。また、男・女ダブルスの準決勝以降および混合ダブルスの決勝が行われる日曜日は、NHKにてテレビ放送されるほか、卓球TVでは全試合がインターネット配信される。
前回大会の上位進出者など本大会の出場資格を持つ選手のうち、一部の選手は本大会期間中に開催されるWTTシンガポールスマッシュに出場することに伴い、本大会には出場していない。有力選手の出場が無いなか、本大会に出場する各選手は虎視眈々と全日本選手権の栄冠を狙っているに違いない。勝利の女神はどのペアに微笑むのか・・・⁉
全農杯 2025年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部):大会特設ページを見る
【男子ダブルス】
前回大会で衝撃の初優勝を果たした大学生ペアの小林広夢・伊藤礼博組(日本大)が連覇を狙うなか、3年連続ベスト4入りを果たしている大島祐哉・田添健汰組(木下グループ)、全日本社会人優勝の西康洋・川上尚也組(日野キングフィッシャーズ)、前回ベスト8の大学生ペア野田颯太・山下慧組(専修大)らが優勝を狙う。
第1シードの小林・伊藤組のブロックには、全日本学生優勝の谷垣佑真・中村煌和組(愛知工業大)、高校総体準優勝の北村悠貴・大畑瑛祐組(白子高)、東京選手権優勝の硴塚将人・田原彰悟組(協和キリン)らが肩を並べる。谷垣・中村組は全日本学生決勝で小林・伊藤組を下し、優勝を果たしているペアであり、今大会でも同カードの対決が実現するのか、その行方にも注目が集まる。第2シードの大島・田添組のブロックには、全日本社会人3位の渡辺裕介・龍崎東寅組(協和キリン・ケアリッツ・テクノロジーズ)、全日本学生3位の鈴木颯・萩原啓至組(愛知工業大)、全日本社会人ベスト8の松下大星・江藤慧組(クローバー歯科カスピッズ)らがしのぎを削る。
第3シードの西・川上組のブロックには、全日本社会人2位の藤村友也・髙見真己組(日鉄物流ブレイザーズ)、全日本社会人ベスト8の二木啓太・岡田聖世組(豊田自動織機)、全日本学生3位の横谷晟・三木隼組(愛知工業大)らが肩を並べる。西・川上組と藤村・髙見組の対決が実現すれば、全日本社会人決勝での戦いが再び実現することとなる。第4シードの野田・山下組のブロックには、全日本社会人3位の有延大夢・田添響組(T.T彩たま・岡山リベッツ)、全日本社会人ベスト8の上村慶哉・三部航平組(シチズン時計)、高校総体優勝の坂井雄飛・面田知己組(愛工大名電高)らが名を連ねる。激戦必至の同ブロックを抜け出すのはどのペアになるか。
昨年初優勝を果たし連覇に挑む小林・伊藤組の行く手を阻むペアが現れるのか、どの試合も目が離せない。
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【女子ダブルス】
前回初優勝を果たした木原・長﨑組が不在のなか、前回大会では惜しくも決勝で敗れたものの、WTTファイナルズ福岡で優勝し勢いに乗る佐藤瞳・橋本帆乃香組(ミキハウス)、前回3位で全日本社会人ベスト8の加藤亜実・小島叶愛組(十六フィナンシャルグループ)、前回ベスト8で全日本社会人3位の麻生麗名・笹尾明日香組(日本生命)、前回ベスト8の小塩遥菜・小塩悠菜組(トップおとめピンポンズ名古屋・JOCエリートアカデミー/星槎)らが優勝を狙う。
第1シードの佐藤・橋本組のブロックには、全日本学生優勝の木塚陽菜・鶴岡美菜組(神戸松蔭女子学院大)、全日本社会人ベスト8の梅村優香・塩見真希組(サンリツ)、全日本学生3位の出澤杏佳・首藤成美組(専修大)らが肩を並べる。第2シードの加藤・小島組のブロックでは、全日本社会人優勝の永尾尭子・三村優果組(サンリツ)、全日本社会人ベスト8の岩越帆香・東川陽菜組(エクセディ)、全日本学生3位の本井明梨・吉井亜紀組(同志社大)らが上位進出を目指してしのぎを削る。実力派社会人ペアが集まるなか、勝ち上がるのはどのペアか。
第3シードの麻生・笹尾組のブロックには、全日本社会人3位の下山秋帆・大西瑚々那組(クローバー歯科フェアリーズ)、三輪咲里南・髙橋梓海組(広島日野自動車)、香取悠珠子・花沢夏琳組(星槎中)らが肩を並べる。香取・花沢組の中学生ペアは、社会人や大学生の強豪ひしめくなか、どこまで勝ち上がることができるか。第4シードの小塩遥・小塩悠組のブロックでは、全日本社会人2位の井絢乃・中森帆南組(中国電力ライシス)、高校総体優勝の伊藤詩菜・青木咲智組(四天王寺高)、平真由香・矢島采愛組(レゾナック)らが名を連ねる。小塩遥・小塩悠組の姉妹ペアならではの息の合ったプレーから目が離せない。
WTTファイナルズ福岡での勢いそのままに佐藤・橋本組が初優勝の栄冠を勝ち取るのか、それとも鉄壁の守備を誇る佐藤・橋本組のカットを打ち崩すペアが現れるのか、激戦必至の女子ダブルスに注目。
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【混合ダブルス】
前回初優勝を果たした篠塚・木原組が不在の今大会、第1シードには2年連続でベスト4入りを果たしている坂根翔大・塩見真希組(関西卓球アカデミー・サンリツ)が、第2シードには同じくベスト4の松平賢二・永尾尭子組(協和キリン・サンリツ)が入る組み合わせとなった。
坂根・塩見組はシードが順当に勝ち上がれば、前回ベスト8の大学生実力派ペアの伊藤礼博・萩井菜津子組(日本大)と、同じく前回ベスト8の木造勇人・安藤みなみ組(関西卓球アカデミー・トップおとめピンポンズ名古屋)の勝者と決勝進出をかけて対戦することとなる。
一方の、松平・永尾組もシードが順当に勝ち上がれば、どちらも前回ベスト8の小野寺翔平・枝廣愛組(リコー・中央大)と小林広夢・出澤杏佳組(日本大・専修大)の勝者と決勝進出をかけて対戦することとなる。
決勝に駒を進めるのはどのペアか、また、初の栄冠を勝ち取るのはどのペアか。混戦必至の混合ダブルスから目が離せない。
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チケット情報
チケット購入は、大会特設ページをご確認ください。また、タイムテーブルでは、コートレイアウトもご確認いただけます。
特設サイト:チケット情報を見る
特設サイト:タイムテーブル・コートレイアウトを見る
テレビ放送
2月2日(日)NHKBS 10:00 – (12:00) ※延長の場合あり
2月2日(日)NHK総合 13:05 – (16:00) ※延長の場合あり
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インターネット配信
1月30日(木)〜2月2日(日):卓球TV
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試合速報
試合の結果速報は、大会特設ページより検索できます。
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(文章中の青字で表記された選手は、クリックすると試合結果を確認できます。)
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)