『全農杯 2025年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)』初日を迎えた1月30日(木)、男女ダブルス、混合ダブルスの3種目の1回戦と2回戦を実施した。
松平賢二(協和キリン・東京)は、前週に東京体育館で開催した『天皇杯・皇后杯2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』では男子シングルス6回戦に進出するも、試合中に膝に痛みが出たことを受けて棄権していたが、週明けには練習に復帰し、宮川昌大(協和キリン・東京)とタッグを組む男子ダブルスで2回戦から登場。1回戦を勝ち上がった三好蒼空・金丸陽ペア(出雲北陵中・高・島根)と対戦し、先にゲームポイントを握ったものの、第4ゲームと第5ゲームを連取されて逆転負けを喫した。
さらに、永尾尭子(サンリツ・東京)とペアを組む混合ダブルスは第2シードとして出場したものの、福澤勇太・甲斐萌夏ペア(専修大・愛知)にストレートで敗れている。
試合を終えた松平は「まず(男子)ダブルスについては、スタートはかなり良かったんですけど、2ゲーム目から思い切って戦術やプレーもいろいろと変えていったところで、2ゲーム目をうまく取りきれなかったのがちょっと良くなかったかなと。3ゲーム目はまた取ったんですけど、4、5(ゲーム目)という接戦のところで、僕たちが戦術を変えることができず、1から5ゲームを通して同じような攻め方になっちゃったかなというのが敗因です。最後は相手の方が少し思い切ってきたのと、僕らの方が台からすごく下がったところがあったので、そこの駆け引きがうまくいかなかったのかなと思います」と振り返る。
上位入賞が期待されていた混合ダブルスについては「やっぱり相手のいいところを完全に引き出したような感じの試合になってしまい、サーブレシーブで向こうに先手を取られてしまっていたので、そこの部分で差が出たのかなと思います」と反省の弁を口にした。
痛めた膝の状態は「もう全然普段通りできている」と明かしており、「月曜日から(練習を)再開して、痛み止めとかテーピングもせずに、問題なくできている」とのことで、ダブルスで勝ち進めなかったことは「完全に実力負け」だったと話している。
大会2日目の31日(金)には男女ダブルスの3回戦から5回戦、混合ダブルスは3回戦と4回戦を実施する予定だ。本協会が展開する動画配信サービス『卓球TV』にて全試合の模様をライブおよび見逃し配信している。
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