2022年9月13日から千葉県旭市総合体育館で開催されていた「スターツ杯2022年世界ユース卓球選手権大会 日本代表選考会 in 旭市 U15選考会」が終了した。
この結果により、男子 谷本 拓海(神戸市立兵庫中学校) 女子 面手 凛(山陽学園中学校)が2022世界ユース卓球選手権大会団体戦の日本代表選手に内定した。
以下は谷本選手と面手選手、男女JNT監督のコメントです。
<谷本選手>
何回か試合して一度も勝ったことのない相手だったので向かっていく気持ちでやったのがいいプレーにつながったと思います。自分の特徴であるパワーのあるボールが生かせたと思います。世界ユースも自分より強い選手ばかりなので今大会と同じように向かっていく気持ちでプレーするので応援よろしくお願いします。
<面手選手>
今回は同世代の選手がたくさん出ていて初戦から緊張していたんですけど、最後は粘り強さで優勝できたのですごく嬉しかったです。いつも守備になってしまって負けてしまうことが多かったので、今回は自分から先手取って攻めていくプレーで行こうと臨みました。世界ユースは、海外のトップ選手たちが出る大会なので、挑戦者として思い切ってプレーできるように頑張りたいと思います。
<日高JNT男子監督>
谷本選手は、久しぶりの国際大会だったアジアジュニア・カデット選手権で中国選手に勝っているので、それが自信になってるのではと思いました。決勝も自分の得意なチキータからのバックで点数を取れていたことが勝因だなと思いました。まだ中学3年ですし、これから体は作っていけます。その中で小さい技術(台から近い技術)は精度を高めないといけないなと思っています。長所である自分の体を生かした派手なプレー、台から離れたプレーも力をつけて行って、16日からのU-19の選考会でも活躍できるように頑張って欲しいなと思います。
<丸川JNT女子監督>
優勝した面手凛選手は全中での優勝、アジアカデット団体優勝、シングルス準優勝、そして今回1位と安定した成績を出しています。今回も競り合いをモノにする素晴らしい精神力とプレーでした。対応力、精神力、勝負所での度胸など世界レベルに達して来ていると感じています。2位の小塩悠菜選手も、劣勢な場面で我慢強くプレー出来ていたのは成長をうかがえました。持ち味の速攻を生かせる融通無碍なプレーを更に期待したいです。全体的にサーブ力が高くなっていて、3球目でのポイント率も上がっていました。またレシーブ時にもハイレベルな仕掛けが出来ていて、日本の女子ジュニア世代が着実にレベルアップしていることが見えました。世界ユースでは団体もシングルスも日本勢の優勝が期待できます。
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