FAQ
Q23: 競技者は故意ではないにも係らず、一振りの動作の中で、続けて2度打球する場合があります。 ルール解釈からすると「故意」でなければ、一振りの動作の中で「ほぼ同時に」でなくても2度打ちはOKと判断すればよろしいでしょうか?

A: 2度打ちに関して、現在の解釈は、主審が故意でないと判断した場合、2度打ちは失点になりません。ほぼ同時か同時でないかは問題にされません。
ルールブック2011に解説が載っていましたが、ルールブック2013にはその解説は削除され、ルール1.10.1.7「相手競技者が故意にボールを続けて2回打った場合。」だけになりました。これは、このルールの採用時、国際卓球連盟(ITTF)は、明らかな2度打ちは故意であると判断していましたが、その後、そうではないケースも考えられたことから、解釈を変更しました。ITTFの解釈変更に合わせ解説文が削除されました。

したがって、2度打ちの判定は、故意かどうかで判断されます。その判断は、主審の権限となります。