12月4日(日)、2022年全日本卓球選手権大会(マスターズの部)は大会最終日を迎え、「30歳以上の部」から「60歳以上の部」までの男女それぞれ4種目で日本一が決定した。
選手宣誓をした枝広一志(関西クラブ)は男子フィフティで見事優勝。地元・岡山の会場からは一際大きな拍手が送られた。同じく岡山から出場の西家功(teamSMASH)は、ローシックスティの決勝で前回覇者の田中敏裕(九十九)にストレートで敗れるも、準優勝の健闘をみせた。
女子は、初出場の森薗美咲(FPC)がサーティで嬉しい優勝。すべてストレート勝利で勝ち進んだ森薗は、決勝で片上知代(フォーネット)と対戦。第2ゲーム目を落とすも要所で安定した戦いぶりをみせ、シングルスで念願の日本一を掴んだ。
フォーティでは安部香織(長吉卓球センター)が6回目の優勝を飾った。村上富貴(桔梗苦羅舞)との決勝では、ゲームカウント0-2で迎えた第3ゲームをジュースで奪い返し、そこから見事逆転勝利。4大会連続準Vからの返り咲きに涙を見せた。
今大会も無観客で開催された全日本卓球選手権大会(マスターズの部)。依然として新型コロナウイルスの収束が見通せない状況であるものの、マスターズ日本一にかける熱き想いと生涯スポーツの可能性に満ち溢れた3日間であった。
主な試合結果は以下の通り。
【ローシックスティ(60歳以上)】
(男子)
1位 田中敏裕(九十九/東京)
2位 西家功(teamSMASH /岡山)
3位 堀川好実(SEIZANクラブ/熊本)
3位 西田忠洋(チームN・E・O /島根)
(女子)
1位 大津絵美子(丸亀SC /香川)
2位 石橋淳子(ULTRA-7)
3位 藤井佳子(瑞穂クラブ/茨城)
3位 浅井浩子(いないいないばぁ/大阪)
【フィフティ(50歳以上)】
(男子)
1位 枝広一志(関西クラブ/岡山)
2位 向山収(アカシア/福岡)
3位 松井正幸(太洋歯科/神奈川)
3位 廣瀬国博(大阪ナイトクラブ/大阪)
(女子)
1位 山田陽子(アルバトロス/東京)
2位 陳ヶ尾芳江(成田クラブ/千葉)
3位 上野順子(小浜クラブ/兵庫)
3位 渡辺由希子(アルバトロス/東京)
【フォーティ(40歳以上)】
(男子)
1位 三田村宗明(リトルキングス/神奈川)
2位 緒方昭範(日本製鉄大阪/大阪)
3位 中谷昌志(卓精会/東京)
3位 大貫譲司(卓心会/栃木)
(女子)
1位 安部香織(長吉卓球センター/大阪)
2位 村上富貴(桔梗苦羅舞/宮城)
3位 石井和佳子(さくらんぼ/埼玉)
3位 佐藤千晶(三峰/埼玉)
【サーティ(30歳以上)】
(男子)
1位 加藤悠二(秋田市役所/秋田)
2位 飯野弘義(T.O.M&卓球三昧)
3位 井上一輝(フジ/愛媛)
3位 川端友(卓球RiKi/埼玉)
(女子)
1位 森薗美咲(FPC/東京)
2位 片上知代(フォーネット/愛媛)
3位 和田梨布(和田卓球クラブ/大阪)
3位 伊東咲陽子(SHIPスポーツ)
試合結果
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- 男子ローエイティ:PDF
- 男子ハイエイティ:PDF
- 女子サーティ:PDF
- 女子フォーティ:PDF
- 女子フィフティ:PDF
- 女子ローシックスティ:PDF
- 女子ハイシックスティ:PDF
- 女子ローセブンティ:PDF
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- ランキング:PDF
大会情報
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)