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大会・試合 2023.09.03
全日本クラブ卓球選手権大会最終日 一般の部、30歳以上の部で日本一が決定!リトルキングスが3大会連続4回目の優勝【9月3日】

男子一般の部で3大会連続4回目の優勝を飾ったリトルキングス(神奈川)


9月3日(日)、大会最終日は男女それぞれ一般の部、30歳以上の部でクラブチームの日本一が決定した。4年ぶりに有観客での開催となり、多くの声援が送られるなか、全国各地から予選を勝ち抜いた463チームが広島市に集結し、4日間で数多くの熱戦が繰り広げられた。

 

男子一般の部

男子一般の部はリトルキングス(神奈川)が3大会連続4回目の優勝を達成。準々決勝で蝶友クラブ(埼玉)を3-1、準決勝でT. O. M&卓球三昧(東京)を3-0で下して決勝へと駒を進めた。決勝はY.Y LINK(岡山)、流山アストロズ(千葉)との接戦を制して勝ち上がったInfinity(神奈川)との神奈川県勢同士の対決となった。1番ダブルスで中村・中村(リトルキングス)が佐藤・喜納(Infinity)とのフルゲームデュースの大接戦を制すも、2番シングルスで池田(Infinity)が後陣からの逆襲や変化の分かりづらい巻き込みサーブで蛭田(リトルキングス)に逆転勝ちし、マッチカウント1-1のタイに戻す。迎えた3番シングルスには2022年マスターズフォーティ王者の三田村(リトルキングス)が登場。佐藤(Infinity)と激しい打撃戦を繰り広げるも、コートを縦横無尽に駆け回って威力あるフォアハンド攻撃を叩き込み、三田村が3-1で勝利。優勝に王手をかける。続く4番では中村謙が(リトルキングス)がプレー領域の広さを見せ2-0とリードするも、岡本(Infinity)が粘りのプレーで2ゲームを取り返す。迎えた最終ゲーム。丁寧なプレーで点を重ねた中村が岡本のミスを誘い、11-8で勝利。昨年度王者のリトルキングスが3大会連続4回目の優勝を飾った。

決勝3番で佐藤(Infinity)との激しい打撃戦を制し、最優秀選手賞にも選ばれた三田村(リトルキングス)
決勝2番で蛭田(リトルキングス)に逆転勝ちした池田(Infinity)
男子一般の部 リトルキングス 優勝の瞬間

【男子一般の部 決勝・準決勝の結果】
準決勝
リトルキングス(神奈川) 3-0 T.O.M&卓球三昧(東京)
〇中村祥吾/中村謙吾 2-0 飯野弘義/寺光法隆
〇三田村宗明 3-1 伊佐治桐人
〇蛭田龍 3-0 三上貴弘

流山アストロズ(千葉) 1-3 Infinity(神奈川)
時吉佑一/大塚裕貴 1-2 佐藤卓央/喜納漢裕〇
森下雄太 2-3 坂井瑞輝〇
〇竹之内亮佑 3-1 岡本優一
時吉佑一 1-3 池田亘通〇

決勝
リトルキングス(神奈川) 3-1 Infinity(神奈川)
〇中村祥吾/中村謙吾 2-1 佐藤卓央/喜納漢裕
蛭田龍 1-3 池田亘通〇
〇三田村宗明 3-1 佐藤卓央
〇中村謙吾 3-2 岡本優一

男子一般の部 優勝 リトルキングス(神奈川)
男子一般の部 準優勝 Infinity(神奈川)
男子一般の部 3位 T.O.M&卓球三昧(東京)
男子一般の部 3位 流山アストロズ(千葉)

男子30歳以上の部

男子30歳以上の部優勝はカヴァヌーラ(神奈川)。昨年度優勝のCHIDORIASHI(東京)、タカキワ卓健(東京)を破って勝ち上がってきたカヴァヌーラ(神奈川)は、立松卓球S&NAS卓球場(兵庫)、IV HOMME(東京)との接戦を制して勝ち上がってきたFEVER(静岡)と決勝で対戦。1番ダブルスで高橋・北村(カヴァヌーラ)が瀬山・中村(FEVER)をフルゲーム11-9で振り切り勝利すると、2番シングルスでは高い守備力を見せた川口(カヴァヌーラ)が伊藤(FEVER)の猛攻シャットアウトし、3-1で勝利。マッチカウント2-0とリードする。カヴァヌーラが優勝に王手をかけて迎えた3番シングルス。ペン表ソフト速攻の高橋(カヴァヌーラ)が老獪なプレーで異質攻撃型の石川(FEVER)を攻略し、カヴァヌーラが昨年度ベスト16から大躍進で見事初優勝を勝ち取った。

男子30歳以上の部 優勝を決めた高橋(カヴァヌーラ)

【男子30歳以上の部 決勝・準決勝の結果】
準決勝
カヴァヌーラ(神奈川) 3-1 タカキワ卓健(東京)
〇高橋鑑史郎/北村祐馬 2-1 髙木和健一/松浦虎三郎
〇太嶋佑人 3-2 伊藤喜樹
高橋鑑史郎 0-3 髙木和健一〇
〇北村祐馬 3-2 瀬川直道

IV HOMME(東京) 2-3 FEVER(静岡)
前田雄紀/首藤慶 0-2 瀬山辰男/中村幸誠〇
〇大谷修平 3-0 伊藤潤
〇前田雄紀 3-2 瀬山辰男
尾本健一 1-3 中村幸誠〇
秋元要人 1-3 石川敏也〇

決勝
カヴァヌーラ(神奈川) 3-0 FEVER(静岡)
〇高橋鑑史郎/北村祐馬 2-1 瀬山辰男/中村幸誠
〇川口拡 3-1 伊藤潤
〇高橋鑑史郎 3-0 石川敏也

男子一般の部 優勝 カヴァヌーラ(神奈川)
男子一般の部 準優勝 FEVER(静岡)
男子30歳以上の部 3位 タカキワ卓健(東京)
男子一般の部 3位 IV HOMME(東京)

女子一般の部

女子一般の部は昨年度優勝のロータス(神奈川)が2連覇を達成。昨年度ベスト8のいろは(東京)、昨年度ベスト4の謙信上越(新潟)をそれぞれストレートで破って決勝へと進出した。決勝ではSpecial thanks(兵庫)とフェニックス卓球クラブ(福井)を撃破してきた昨年度ベスト4のフォーネット(愛媛)と対戦。山地・吉田(フォーネット)の丁寧なカット打ちに青木・鈴木(ロータス)がストレートで敗れるも、美濃口(ロータス)が2022年マスターズサーティの部2位の片上(フォーネット)のしゃがみ込みサービスからの速攻を冷静に攻略し3-1で勝利。続く3番シングルスでは鈴木(ロータス)のカットと攻撃のコンビネーションが冴え渡り、3-0で光田(フォーネット)に勝利。マッチカウント2-1でリードする。最後は両ハンド攻撃の安定性で上回った秋田(ロータス)が吉田(フォーネット)を3-1で破り、ロータスが2連覇を達成した。

決勝4番で吉田(フォーネット)を破り優勝を決めた秋田(ロータス) 最優秀選手選手賞にも選出された
決勝トップで青木・鈴木(ロータス)をストレートで破った山地・吉田(フォーネット)
女子一般の部 ロータス 優勝の瞬間

【女子一般の部 決勝・準決勝の結果】
準決勝
ロータス(神奈川) 3-0 謙信上越(新潟)
〇青木沙也花/鈴木円花 2-0 堀美紀/佐藤雛の
〇美濃口千夏 3-0 乾加那子
〇秋田佳菜子 3-0 堀美紀

フォーネット(愛媛) 3-0 フェニックス卓球クラブ(福井)
〇山地理穂/吉田優海 2-0 上野大弥/木内愛実
〇光田瞳 3-2 加藤千可子
〇片上知代 3-0 上野大弥

決勝
ロータス(神奈川) 3-1 フォーネット(愛媛)
青木沙也花/鈴木円花 0-2 山地理穂/吉田優海〇
〇美濃口千夏 3-1 片上知代
〇鈴木円花 3-0 光田瞳
〇秋田佳菜子 3-1 吉田優海

女子一般の部 優勝 ロータス(神奈川)
女子一般の部 準優勝 フォーネット(愛媛)
女子一般の部 3位 謙信上越(新潟)
女子一般の部 3位 フェニックス卓球クラブ(福井)

女子30歳以上の部

女子30歳以上の部では、九十九(東京)が優勝。準決勝では昨年度準優勝の卓精会(東京)を下し、決勝進出。決勝では昨年優勝のMILFLUR(東京)をストレートで下して勝ち上がってきた長吉卓球センター(大阪)と対戦。上原・石塚(九十九)がカット主戦型同士のペアである安部・井田(長吉卓球センター)と一進一退の攻防を繰り広げるも、終盤の安定性で上回りフルゲームデュースで勝利。先制点を挙げるも、続く2番シングルスでは多彩なサーブを見せた義村(長吉卓球センター)が田中(九十九)を3-1で下し、マッチカウント1-1のタイに戻す。その後、両チーム共に譲らず、迎えた5番シングルス。サウスポーの櫻井(長吉卓球センター)の速攻をしっかりと前陣で捌いた石塚(九十九)がストレートで勝利し、チームを日本一に導いた。

女子30歳以上の部 優勝を決めた石塚(九十九)

【女子30歳以上の部 決勝・準決勝の結果】
準決勝
MILFLUR(東京) 0-3 長吉卓球センター(大阪)
梶本麻莉菜/小野絵理香 1-2 安部香織/井田めぐみ〇
保科しおり 1-3 義村磨由〇
亀崎 遥 0-3 安部香織〇

九十九(東京) 3-1 卓精会(東京)
上原美月/石塚ゆりか 1-2 小野千代/松山邦寿〇
〇小松亜子 3-1 吉田真奈美
〇石塚ゆりか 3-0 小林瑞樹
〇上原美月 3-0 小野千代

決勝
長吉卓球センター(大阪) 2-3 九十九(東京)
安部香織/井田めぐみ 1-2 上原美月/石塚ゆりか〇
〇義村磨由 3-1 田中久美子
井田めぐみ 1-3 上原美月〇
〇安部香織 3-0 小松亜子
櫻井真巳 0-3 石塚ゆりか〇

女子30歳以上の部 優勝 九十九(東京)
女子30歳以上の部 準優勝 長吉卓球センター(大阪)
女子30歳以上の部 3位 卓精会(東京)
女子30歳以上の部 3位 MILFLUR(東京)

 

最終結果は以下の通り。
男子一般の部
優勝:リトルキングス(神奈川)
準優勝:Infinity(神奈川)
3位:T. O. M&卓球三昧(東京)、流山アストロズ(千葉)

男子30歳以上の部
優勝:カヴァヌーラ(神奈川)
準優勝:FEVER(静岡)
3位:タカキワ卓健(東京)、IV HOMME(東京)

男子50歳以上の部
優勝:代々木クラブ(東京)
準優勝:美しが丘クラブ(神奈川)
3位:アカシア(福岡)、北海道アスティーダ(北海道)

男子65歳以上の部
優勝:松崎卓球(静岡)
準優勝: FAMILIY(神奈川)
3位:笑福(大阪)、グリーンクラブ和歌山(和歌山)

男子小・中学生の部
優勝:新発田ジュニア(新潟)
準優勝:Dream卓球クラブ(大阪)
3位:NEX’TAGE(京都)、岸田クラブ(神奈川)

女子一般の部
優勝:ロータス(神奈川)
準優勝:フォーネット(愛媛)
3位:謙信上越(新潟)、フェニックス卓球クラブ(福井)

女子30歳以上の部
優勝:九十九(東京)
準優勝:長吉卓球センター(大阪)
3位:卓精会(東京)、MILFLUR(東京)

女子50歳以上の部
優勝:チャイム(神奈川)
準優勝:SORA(東京)
3位:卓精会(東京)、神戸フレンズ(兵庫)

女子65歳以上の部
優勝:FAMILY(神奈川)
準優勝:浜卓会(神奈川)
3位:みらくる(大阪)、こあら~ず(大阪)

女子小・中学生の部
優勝:石田卓球N⁺(福岡)
準優勝:NEX’TAGE(京都)
3位:卓桜会栃木卓球センターA(栃木)、川嶋ジュニア(大阪)

最優秀選手賞
男子:三田村宗明(リトルキングス)
女子:秋田佳菜子(ロータス)

本大会を運営した広島県卓球協会のみなさん

試合結果(最終結果)

  • 男子一般の部:PDF
  • 男子30歳以上の部:PDF
  • 男子50歳以上の部:PDF
  • 男子65歳以上の部:PDF
  • 男子小・中学生の部:PDF
  • 女子一般の部:PDF
  • 女子30歳以上の部:PDF
  • 女子50歳以上の部:PDF
  • 女子65歳以上の部:PDF
  • 女子小・中学生の部:PDF

大会情報

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(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)