公益財団法人
日本卓球協会

  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • NEWS
    大会・試合 2023.10.28
    全日本社会人卓球選手権大会が青森県青森市で開催!社会人日本一の栄冠を勝ち取るのは?【10月27日】

    第57回全日本社会人卓球選手権大会が新青森県総合運動公園(マエダアリーナ)で開幕【JTTA】


    10月27日(金)、第57回全日本社会人卓球選手権大会が青森県青森市の新青森県総合運動公園(マエダアリーナ)で開幕した。

    開会式では、藤田曉競技委員長の開会宣言、星野一朗日本卓球協会副会長の挨拶に続き、船橋正明青森市経済部次長、河野満青森県卓球連盟会長から大会関係者への感謝と選手に歓迎の言葉が述べられた。

    藤田曉 競技委員長
    星野一朗 日本卓球協会副会長
    船橋正明 青森市経済部次長
    河野満 青森県卓球連盟会長

    開会式の最後には地元青森から出場の須郷航央(青森市役所)と工藤彩(富士電機津軽)から決意の宿った選手宣誓が行われ、3日間にわたる闘いの火ぶたが切って落とされた。

    【選手宣誓】
    「宣誓。我々選手一同は、縄文の古から人々が交流してきたここ青森に集い、第57回全日本社会人卓球選手権大会の舞台に立てることを誇りに思い、日々磨いてきた心・技・体を十分に発揮するとともに、これまで支えて下さったすべての方々への感謝の気持ちを忘れずに、最後まで全力でプレーすることを誓います。令和5年10月27日 選手代表 青森市役所・須郷航央 富士電機津軽・工藤彩」

    工藤彩(富士電機津軽)と須郷航央(青森市役所)による選手宣誓

    大会初日の27日は、男女ダブルスのベスト4が決定し、男女シングルスの1回戦が行われた。

     

    【男子ダブルス】

    連覇に挑む前回王者の渡辺裕介・松山祐季組(協和キリン)は危なげない戦いぶりで準々決勝に進出。続く準々決勝でも全日本選手権ベスト16の遠藤竜馬・弓取 眞貴組(日野キングフィッシャーズ)に付け入る隙を与えずにストレートで勝利し、準決勝進出を決めた。

    2021年全日本ベスト8の龍崎を擁する沼村斉弥・龍崎東寅組(ケアリッツアンドパートナーズ・三井住友海上)をフルゲームで振り切った2018年大会王者の松下海輝・藤村友也組(日鉄物流ブレイザーズ)は準々決勝で第3シードの平野晃生・皆川朝組(日野キングフィッシャーズ)と対戦。激しい打ち合いを繰り広げフルゲームにもつれ込むも、最後まで粘りのプレーを見せた松下・藤村組が勝利。ベスト4へと進出した。28日の準決勝では渡辺・松山組と対戦する。

    前回大会3位の松下大星・宮本春樹組(クローバー歯科カスピッズ)との激戦を制して勝ち上がってきた西康洋・川上尚也組(日野キングフィッシャーズ)は準々決勝で前回大会ベスト8の上村慶哉・酒井明日翔組(シチズン時計)と対戦。準々決勝と同様に激しい打撃戦になるも、最後は強打で捻じ伏せた西・川上組が勝利。準決勝進出を決めた。

    前回2位の定松祐輔・髙見真己(日鉄物流ブレイザーズ)は3回戦で有延大夢・田添響組(琉球アスティーダ・岡山リベッツ)に1ゲームを奪うも敗戦。前回大会のリベンジを果たすことは出来なかった。第2シードが早々に敗れる波乱のブロックを勝ち抜いたのは硴塚将人・田原彰悟組(協和キリン)。4回戦で德永大輝・定松裕成組(鹿児島相互信用金庫)をストレートで破ると、準々決勝では有延・田添組との打撃戦を制してベスト4入りを決めた。28日の準決勝では西・川上組と対戦予定。

    松山祐季・渡辺裕介組(協和キリン)
    藤村友也・松下海輝組(日鉄物流ブレイザーズ)
    西康洋・川上尚也組(日野キングフィッシャーズ)
    田原彰悟・硴塚将人組(協和キリン)

    準々決勝の結果は以下の通り。

    【男子ダブルス準々決勝】
    〇渡辺裕介・松山祐季組(協和キリン) 3[11-6, 11-7, 11-6]0 遠藤竜馬・弓取 眞貴組(日野キングフィッシャーズ)
    〇松下海輝・藤村友也組(日鉄物流ブレイザーズ) 3[18-16, 6-11, 9-11, 11-4, 11-8]2 平野晃生・皆川朝組(日野キングフィッシャーズ)
    〇西康洋・川上尚也組(日野キングフィッシャーズ) 3[11-13, 11-9, 11-13, 11-6, 11-9]2 上村慶哉・酒井明日翔組(シチズン時計)
    〇硴塚将人・田原彰悟組(協和キリン) 3[11-9, 9-11, 11-8, 11-8]1 有延大夢・田添響組(琉球アスティーダ・岡山リベッツ)

    【10月28日(土)男子ダブルス準決勝の対戦カード】
    渡辺裕介・松山祐季組(協和キリン)– 松下海輝・藤村友也組(日鉄物流ブレイザーズ)
    西康洋・川上尚也組(日野キングフィッシャーズ) – 硴塚将人・田原彰悟組(協和キリン)

    地元青森から出場の須郷航央・下山優樹組(青森市役所・十和田シティホテル)は1回戦で山本将輝・山添良太組(上北条クラブ・城卓隊)と対戦。息の合ったプレーを見せ、3-0で勝利した。続く2回戦で藤田将弘・藤田哲弘組(MASUTAKU・Embay)にストレートで敗れ、3回戦進出は果たせなかった。

    下山優樹・須郷航央組(十和田シティホテル・青森市役所)

     

    【女子ダブルス】

    前回王者の成本綾海・井絢乃組(中国電力ライシス)は髙橋梓海・伊藤百華組(エクセディ)、梅村優香・塩見真希組(サンリツ)ら実力者ペアをストレートで破り準決勝進出。連覇まであと2勝とした。

    三村優果・山﨑唯愛組(サンリツ)は2023年全日本団体優勝の原動力となった赤江夏星を擁する菅澤柚花里・赤江夏星組(デンソー)、竹本朋世・鶴岡菜月組(十六フィナンシャルグループ)を破って準決勝進出。28日の準決勝では成本・井組と対戦する。

    岩越帆香・東川陽菜組(エクセディ)は前回大会ベスト8でカット・攻撃の変則ペアである加藤亜実・小島叶愛組(十六フィナンシャルグループ)を上手く攻略して3-1で勝利。準決勝へと進出した。

    第2シードの平真由香・田口瑛美子組(レゾナック・カンサイホールディングス)が棄権したブロックを勝ち上がってきた清家綾乃・三島日菜之組(オークワ)は出雲美空・白山亜美組(サンリツ)との大激戦を制して勝ち上がってきた小脇瑞穂・岡崎日和組(百十四銀行)と準々決勝で対戦。息の合ったコンビネーションを見せ、3-1で勝利した。準決勝では岩越・東川組と対戦予定。

    成本綾海・井絢乃組(中国電力ライシス)
    山﨑唯愛・三村優果組(サンリツ)
    岩越帆香・東川陽菜組(エクセディ)
    清家綾乃・三島日菜之組(オークワ)

    準々決勝の結果は以下の通り。

    【女子ダブルス準々決勝】
    〇成本綾海・井絢乃組(中国電力ライシス) 3[11-2, 12-10, 11-9]0 梅村優香・塩見真希組(サンリツ)
    〇三村優果・山﨑唯愛組(サンリツ)3[10-12, 12-10, 11-6, 11-2]1竹本朋世・鶴岡菜月組(十六フィナンシャルグループ)
    加藤亜実・小島叶愛組(十六フィナンシャルグループ)1[11-6, 3-11, 5-11, 7-11]3 岩越帆香・東川陽菜組(エクセディ)〇
    小脇瑞穂・岡崎日和組(百十四銀行)1[7-11, 11-9, 8-11, 5-11]3 清家綾乃・三島日菜之組(オークワ)〇

    【10月29日(土)女子ダブルス準決勝の対戦カード】
    成本綾海・井絢乃組(中国電力ライシス)– 三村優果・山﨑唯愛組(サンリツ)
    岩越帆香・東川陽菜組(エクセディ) – 清家綾乃・三島日菜之組(オークワ)

     

    【女子シングルス】

    女子シングルス1回戦に選手宣誓も務めた工藤彩(富士電機津軽)が登場。市川日華(ブラッディ・メアリー)を安定したカットプレーで下し、28日の2回戦へと駒を進めた。2回戦では同じくカット主戦型である牛嶋星羅(レゾナック)と対戦する。

    工藤彩(富士電機津軽)

     

    試合結果(最終)

    • 男子シングルス:PDF
    • 女子シングルス:PDF
    • 男子ダブルス:PDF
    • 女子ダブルス:PDF

    栄光の記録

    過去の優勝記録:こちら

    競技日程

    10月28日(土)9:00〜男女シングルス(2〜5回戦)、男女ダブルス(準決勝・決勝)、17:30〜表彰式
    10月29日(日)9:00〜男子シングルス(6回戦~決勝)、女子シングルス(準々決勝~決勝)、14:30〜表彰式・閉会式

    競技会場

    新青森県総合運動公園(マエダアリーナ)
    〒039-3505青森県青森市宮田字高瀬22-2 TEL:017-737-0601
    青森駅からバス(青森市営バス「新総合運動公園前」行)で「新総合運動公園」下車(約40分)

    大会情報

    大会情報:こちら

    (公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)