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日本卓球協会

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    大会・試合 2023.11.06
    全日本選手権(カデットの部)最終日:男女シングルスで新たなチャンピオンが誕生【11月5日】

    2023年全日本選手権(カデットの部)優勝者


    11月5日(日)、JOCジュニアオリンピックカップ 2023年全日本卓球選手権大会(カデットの部)は大会最終日が行われ、男女シングルスのチャンピオンが決定した。

    男子14歳以下シングルス

    男子14歳以下シングルス決勝は前日ダブルスを制して勢いに乗る岩井田駿斗(野田学園中)と前回大会13歳以下優勝の岡本翼を破って勝ち上がってきた吉田蒼(NexuS.F)の対決。質の高いサーブレシーブと巧みなコース取りで吉田に狙いを絞らせなかった岩井田がゲームカウント3-1で初優勝を決め、ダブルスとの2冠を達成した。

    岩井田駿斗(野田学園中)

    ランキングは以下の通り
    1位 岩井田駿斗(野田学園中)
    2位 吉田蒼(NexuS.F)
    3位 原井敢田(愛工大名電中)
    4位 永峰佳麒(野田学園中)
    5位 郡司景斗(愛工大名電中)
    6位 岡本翼(木下アカデミー)
    7位 中野琥珀(野田学園中)
    8位 伊藤佑太(木下アカデミー)

    左から吉田蒼、岩井田駿斗、原井敢田、永峰佳麒

    男子13歳以下シングルス

    男子13歳以下シングルスは小学5年生の原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター)が第1シードの大野颯真を破るなど小学生勢の活躍が目立つなか、決勝は立川凜(愛工大名電中)と栁本進太郎(明徳義塾)の中学生対決となった。両者一歩も譲らず白熱のゲームは、競った場面で勝負強さを発揮した立川が粘る栁本を振り切ってゲームカウント3-1で優勝を決めた。

    立川凜(愛工大名電中)

    ランキングは以下の通り
    1位 立川凜(愛工大名電中)
    2位 栁本進太郎(明徳義塾)
    3位 榎本潤平(華卓会)
    4位 中野純大(宇土クラブ)
    5位 原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター)
    6位 浅里巧真(愛工大名電中)
    7位 山崎勇人(T.T彩たま)
    8位 岡田蒼空(OKATAKU)

    左から栁本進太郎、立川凜、榎本潤平、中野純大

    女子14歳以下シングルス

    女子14歳以下シングルス決勝は、今大会女子ダブルスで優勝している新谷莉央(ミキハウスJSC)と4回戦で第1シードの佐藤希未(貝塚第二中)を破って勝ち上がってきた吉田璃乃(明徳義塾)の対決となった。試合は序盤から吉田が打点の早い連打でラリーの主導権を握る。新谷が負けじとバックハンドの変化で食らいつきフルゲームへもつれ込むも、最後まで攻め抜いた吉田がゲームカウント3-2で振り切り、嬉しい初優勝を飾った。

    吉田璃乃(明徳義塾)

    ランキングは以下の通り
    1位 吉田璃乃(明徳義塾)
    2位 新谷莉央(ミキハウスJSC)
    3位 藤本和花(木下アカデミー)
    4位 岩見百恵(徳増卓球クラブ)
    5位 渡会宥(ミキハウスJSC)
    6位 上田遥音(セントラルSHIN)
    7位 井上真夕(ミキハウスJSC)
    8位 隈元舞花(就実中)

    左から新谷莉央、吉田璃乃、藤本和花、岩見百恵

    女子13歳以下シングルス

    女子13歳以下シングルス決勝は、小柄ながら守備範囲の広いカットと鋭い反撃で決勝まで勝ち上がってきた瓜生日咲(マイダス)と2022年ホープス王者で国際大会でも活躍する花沢夏琳(星槎中)の対決。変化の大きい瓜生のプレースタイルに対し、最後まで集中を切らさず粘りのカット打ちで攻略した花沢がゲームカウント3-1で勝利し、嬉しい初優勝を決めた。

    花沢夏琳(星槎中)

    ランキングは以下の通り
    1位 花沢夏琳(星槎中)
    2位 瓜生日咲(マイダス)
    3位 松島美空(京都カグヤライズ)
    4位 石田心美(石田卓球N+
    5位 松下愛菜(明誠U15)
    6位 香川さくら子(貝塚第二中)
    7位 稲垣芽唯(田阪卓研)
    8位 森星姫(森卓球塾)

    左から瓜生日咲、花沢夏琳、松島美空、石田心美

     

    会場を埋め尽くした観客の大きな声援で、熱い闘いが生まれた3日間であった。来年の全日本卓球選手権(カデットの部)は長崎県で開催予定。

    大会を運営した徳島県卓球協会のみなさん

    大会情報

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    (公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)