2023年11月9日
日本卓球協会
国際卓球連盟が主催する混合団体ワールドカップ(※)の⼤会申込みは、10⽉17⽇に該当の16協会へ招待メールが送付され、締切りは10⽉25⽇となっていました。
⽇本卓球協会では、世界ランキングポイントが付与されないこと、⼤会や選考会が過密な中での10⽇間拘束が必要なことなどから、⽇本代表を中⼼に上位選⼿たちへ打診を繰り返した上で、当初は辞退することとしていました。
ところが、国際卓球連盟が25⽇の⼤会申込み締切り後に同⼤会へ世界ランキングポイントの付与を決定しました。この決定は同⼤会への参加前提条件を⼤きく変更することになるため、⽇本卓球協会はこの後付けでの決定に対して、国際卓球連盟側の⼿続き上の不備を指摘した上で⼤会への参加を強く要請していました。
その後、11⽉2⽇に国際卓球連盟側から、改めて同⼤会への参加の意思確認が⽇本卓球協会へ通知されたため、国際卓球連盟へは参加の意思表⽰をしております。
11⽉9⽇現在、国際卓球連盟側から⽇本卓球協会へ連絡はなく、⽇本卓球協会は国際卓球連盟からの参加許可の連絡を待っている状態であることをお知らせします。
以上
※混合団体ワールドカップとは
8⽉26⽇、国際卓球連盟(ITTF)はITTF公式サイト(英語)で男⼥混合団体の新しい⼤会を発表した。成都市で向こう5年間開催する調印式がサイトへアップされた。
https://www.ittf.com/2023/08/26/ittf-unveils-new-mixed-team-world-cup-in-chengdu/
10⽉9⽇、2023年12⽉の試合⽅式、⽇程および期間がITTF公式サイト(英語)に発表された。
https://www.ittf.com/2023/10/09/dynamic-playing-system-revealed-for-ittf-mixed-team-world-cup-2023/
上記によれば各チームは男⼥計6もしくは8名で構成され、出場順は1番が混合ダブルス、2番ならびに3番が1番に出場しなかった男⼥各シングルス、4番ならびに5番が男⼥各ダブルスとなっている。通常の団体戦と⼤きく異なる点は、各マッチは3ゲームを必ず⾏い(3-0または2-1)、獲得したゲーム数が8ゲームとなった段階で試合終了、8ゲームを先取したチームの勝利となる。