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大会・試合 2024.01.22
全日本卓球が開幕、男女計1,007選手が7種目で日本一を目指す

天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部):開会式で挨拶する日本卓球協会会長 河田正也


国内最高峰の大会である『天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』が1月22日(月)、東京千駄ヶ谷の東京体育館で開幕した。

7日間にわたって、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルス、ジュニア男子、ジュニア女子の計7種目が行われ、今年は男子515名、女子492名、計1,007名の選手がエントリーしている。

例年とは一部タイムスケジュールが変わり、昨年は大会4日目の木曜日に行われていた混合ダブルス決勝が今年は土曜日に移動、ダブルス3種目の決勝が土曜日の午後に行われる予定だ。

今大会は、2024パリオリンピックシングルス選考ポイント対象大会でもあり、男子シングルス、女子シングルスの優勝者からベスト32の選手までにポイントが付与される。大会終了後に最終的な選考ランキングが決まり、上位の男女各2名がパリオリンピックのシングルス代表に選出される。また、選考ランキング上位の男女各4選手が、今年2月に行われる世界選手権釡山大会(2月16日から25日、韓国)の代表に選ばれる(残る1名は強化本部推薦)。

開幕を迎え、14時から行われた開会式では最初に甚大な被害をもたらした能登半島地震の犠牲者に向けて1分間の黙祷が捧げられ、日本卓球協会会長を務める河田正也が主催者代表として「1月1日の能登半島地震で、今日までに亡くなられました232人の方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、1,000人を超える重軽症者の方々、そして大変厳しい生活をされておられる多くの方々に改めてお見舞い申し上げます」と挨拶した。

大会期間中は東京体育館の会場内に募金箱を設置し、能登半島地震で被災された人々への支援として募金活動を実施することも伝えられた。

試合は15時にジュニア女子の1回戦からスタートした。オリンピックイヤーも相まって例年以上に注目が集まる2024年の全日本卓球で、頂点に立つのは誰になるのか。

混合ダブルス、男・女ダブルス、男・女シングルスの準々決勝以降が行われる土・日曜日は、『NHK』にてテレビ放送、『スポーツナビ』にてインターネット配信されるほか、卓球協会が運営する動画サイト『卓球TV』では初日から最終日まで7日間を通して全試合をライブおよび見逃し配信する。