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大会・試合 2024.01.25
全日本卓球2024 見どころ解説記事 No.4

麻生麗名・笹尾明日香組(日本生命)


大会4日目の25日(木)は、混合ダブルス2回戦~4回戦まで、男女ダブルス2回戦~準々決勝が行われ、混合ダブルスベスト8、男女ダブルスベスト4が決定する。

【男子ダブルス】

男子ダブルスは2回戦から準々決勝までが行われ、ベスト4が決定する。
社会人・大学生ペアの亀田智士・齋木侑京組(ETTC・同志社大)をストレートで破った全日本カデット3位の岡本翼・伊藤佑太組(木下アカデミー)は2・3回戦を勝ち上がれば、前回大会で悲願の初優勝を果たし、連覇を狙う張本智和・森薗政崇組(智和企画・BOBSON)と対戦する。

攻撃とカットが組む変則ダブルスの岡田崚・竹﨑千明組(岡谷市役所)との明治大OB対決を3-1で制した沼村斉弥・龍崎東寅組(ケアリッツアンドパートナーズ・三井住友海上)は、2回戦で日本リーグビッグトーナメントベスト8の中村廉・神京夏組(瀬戸内スチール)と対戦する。岡田・竹﨑組を破った勢いそのままに、2年連続ベスト4入りしている大島祐哉・田添健汰組(木下グループ)が待つ4回戦に駒を進めることができるか。

沼村斉弥・龍崎東寅組(ケアリッツアンドパートナーズ・三井住友海上)

2021年世界選手権銅メダリストで2022年全日本ダブルス王者の戸上隼輔・宇田幸矢組(明治大)は上江洲光志・花木誠弥組(琉球アスティーダ・琉球レオフォルテ)と初戦で激突。2・3回戦を勝ち抜き、高校総体王者の萩原啓至・中村煌和組(愛工大名電高)との4回戦まで勝ち上がることができるか。

全日本社会人ベスト8の上村慶哉・酒井明日翔組(シチズン時計)は安藤康寛・堀大志組(岐阜信用金庫)と対戦する。2回戦を制し、WTTコンテンダーリマで優勝するなど勢いに乗る、前回準優勝ペアの及川瑞基・松島輝空組(木下グループ・木下アカデミー)の待つ4回戦へと進出なるか。

【女子ダブルス】

女子ダブルスは2回戦から準々決勝までが行われ、ベスト4が決定する。
今大会ジュニア女子で快進撃を見せたカット主戦型の兼吉を擁する、兼吉優花・青木咲智組(四天王寺高)はカット主戦型同士で組む鈴木円花・青木沙也花組(ロータス)と2回戦で対戦する。初戦を制した勢いそのままに勝ち上がり、前回2位で全日本社会人準優勝の成本綾海・井絢乃組(中国電力ライシス)への挑戦権を得ることができるか。

佐藤帆華・新井和夏葉組(日本大・東洋大)を下した、2023年大会ベスト16の三輪咲里南・前田早貴組(広島日野自動車㈱)は2回戦で野村萌・小畑美月組(デンソー)と対戦予定。ともに実業団で活躍する実力者同士の対決は激戦が予想される。

学生王者の出澤の変化とサウスポーの甲斐のパワフルなフォアハンドに苦しみながらも、フルゲームジュースで出澤杏佳・甲斐萌夏組(専修大)を下した、2023年大会ベスト16の麻生麗名・笹尾明日香組(日本生命)は、今大会ジュニア女子準優勝の面手を擁する、髙橋奈未・面手凛組(日本体育大・山陽学園高)と2回戦で対戦する。社会人王者の岩越帆香・東川陽菜組(エクセディ)が待つ4回戦まで勝ち上がることができるか。

麻生麗名・笹尾明日香組(日本生命)

牧野里菜・竹内伶組(遊学館高)を初戦で下した、2023年前期日本リーグで7戦全勝の菅澤柚花里・赤江夏星組(デンソー)は、大学生ペアの藤森友菜・杉本果緒組(中央大・東洋大)との2回戦に臨む。2・3回戦を勝利し、前回3位で4大会連続ベスト8以上をキープしている芝田沙季・大藤沙月組(ミキハウス)が待つ4回戦へと進出なるか。

【混合ダブルス】

混合ダブルスは2回戦から4回戦までが行われ、ベスト8が決定する。
前回3位の坂根翔大・塩見真希組(関西卓球アカデミー・サンリツ)は、大学生ペアの津村優斗・石田瑳歩組(関西大・中京大)との初戦に臨む。悲願の初優勝に向けてどのような立ち上がりを見せるのか注目したい。

初戦で花木誠弥・熊田陽花組(琉球レオフォルテ・琉球レオフォルテJr)に勝利した、2022年世界選手権代表の横谷と2022年全日本学生3位の大川で組む大学生ペアの横谷晟・大川真実組(愛知工業大)は、同じく大学生ペアで2年連続ベスト16の小林広夢・出澤杏佳組(日本大・専修大)と2回戦で対戦する。実力大学生同士の戦いを制するのは、どちらのペアか。

大川真実・横谷晟組(愛知工業大)

濱田佳基・吉松寿莉組(福岡大・中央大)との接戦を制した全日本社会人王者で混合ダブルスの優勝経験もある松平を擁する松平賢二・永尾尭子組(協和キリン・サンリツ)は、相楽将・兼谷彩音組(駒澤大・郡山女大附高)と2回戦で対戦する。社会人実力派ペアとしてどこまで勝ち上がることができるか、注目が集まる。

永尾尭子・松平賢二組(サンリツ・協和キリン)

第2シードから初優勝を狙う前回3位の伊藤礼博・萩井菜津子組(日本大)は、藤田将弘・野村光組(MASUTAKU・デンソー)と対戦する。初優勝に向けて弾みをつけることができるか。

大会情報

チケット情報

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テレビ放送

1月27日(土)NHK BS 9:00 – 9:25
1月27日(土)NHKBS102ch 9:25 – (11:00) ※延長の場合あり
1月27日(土)Eテレ 14:30 – (17:00) ※延長の場合あり
1月28日(日)NHKBS 10:30 – (12:30) ※延長の場合あり
1月28日(日)NHK総合 13:50 – (16:00) ※延長の場合あり
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インターネット配信

1月22日(月)〜28日(日):卓球TV
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試合速報

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(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)