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日本代表 2021.08.03
東京2020オリンピック:日本女子団体はストレート勝ちで決勝に進出、銀メダル以上確定

準決勝に勝利した日本女子団体【ITTF】


8月3日(火)に行われた東京2020オリンピック卓球競技・女子団体の準決勝で中国香港と対戦。

第1試合のダブルスは石川佳純/平野美宇のペアが蘇慧音/李皓晴と対戦。ここまで1ゲームも落としていない日本のペアは中国香港との対戦でも主導権を握る。序盤から積極的なプレーでペースを握る展開で、第1ゲームと第2ゲームを連取する。第3ゲームこそ相手の粘りにあい、点差が開かない展開になるが最後は石川佳純/平野美宇ペアが連続でポイントを奪い、11‐8で勝利し、ゲームカウント3‐0で1試合目を勝利した。

第2試合は日本のエース伊藤美誠が登場。世界ランキング15位の杜凱琹との対戦となった。第1ゲームの序盤2‐4と相手に先行されるも、ポイントを取り戻し、11‐9とゲームを奪うと、そのペースを維持したい伊藤だったが、バックを攻めてくる杜凱琹にペースを握られ、1‐8と離されてしまう。そこから巻き返して8‐8としたが、終盤に杜凱琹がポイントを重ねて第2ゲームを奪った。第3ゲームは伊藤が終始相手を圧倒。11‐1と相手にまったく隙を見せなかった。第4ゲームも伊藤のペースは変わらない。中盤にミスもあったが、修正力も見せて11‐7と勝利し、決勝進出まであと1勝とした。

第3試合は平野美宇と李皓晴の対戦。ダブルスで勝利している相手との対戦になった平野は、調子の良さを見せる。第1ゲームは早いラリーでの展開から平野が先にゲームポイントを奪う。デュースに持ち込まれるも、冷静にポイントを奪い返し、12‐10とゲームを取った。第2ゲームも早いラリーが続く展開に。平野が相手のミスを誘発し、このゲームも奪うと、第3ゲームは圧巻のプレーを見せる。9連続ポイントで一気にポイントを重ねると、相手にペースを握らせず勝利。

日本は3勝目を奪って決勝に進出した。決勝戦は中国とドイツの勝者と対戦する。