8月3日(火)に行われた男子団体準々決勝はスウェーデンとの対戦となった。
日本は1回戦からオーダーを変更して臨む。ダブルスは丹羽孝希/張本智和のペアがスウェーデンはクリスチャン・カールソン/アントン・シェルベリのペアとの一戦に臨んだ。第1ゲームはポイントをお互い取り合う展開になるが、丹羽孝希のサーブが好調でポイントを重ねてゲームを奪う。第2ゲームも接戦となる。デュースまでもつれた展開だったが、日本が終盤でタイムアウトを取り、冷静にゲームを獲得しリードを広げた。第3ゲームもお互いポイントを取り合う展開になるが、スウェーデンのコンビが終盤にペースを上げ、連続ポイントでゲームを奪われる。第4ゲームも丹羽孝希のサーブ、張本智和のレシーブが好調でポイントを重ねる。ゲームポイントからなかなかポイントがとれない展開になるが、最後はラリーに勝利して第1試合を勝利した。
第2試合は水谷隼がシングルスでマティアス・ファルクとの対戦となった。なかなか相手を攻略できない水谷はペースを握れず、第1ゲームを3‐11で落とすと、第2ゲームもペースが上がらない。開始から相手を追いかける展開となり、終盤連続ポイントで迫ったところでタイムアウトで流れを変えられてしまい、2ゲームを落とす立ち上がりとなった。第3ゲームも流れをつかめな水谷隼だったが、タイムアウト後に切り替えて攻めに出る。相手に先にゲームポイントを奪われるもデュースに持ち込んで12‐10と逆転した。第4ゲームも拮抗とした展開となるも、マティアス・ファルクを攻略しきれず、水谷がゲームを落とし、第2試合を奪われた。
1‐1となった第3試合は張本智和がアントン・シェルベリと対戦。第1ゲームから我慢のゲームが続く。第2試合からの勢いを持続するスウェーデンは序盤からペースを握り、デュースの末にアントン・シェルベリが勝利する。第2ゲームも一進一退のなかなか点差が開かない展開だったが、タイムアウトを取得した張本が切り替えて攻勢に出て11‐9とゲームカウント1‐1とし、流れを引き戻した張本智和が第3ゲームも勝利した。第4ゲームも果敢に攻める張本智和が先行して、先にマッチポイントを獲得。デュースに追いつかれるも、再びポイントを重ねて12‐10で勝利した。
第4試合は丹羽孝希が第2試合で水谷隼に勝ったマティアス・ファルクと対戦。接戦となった第1ゲームをデュースの末に勝利すると、第2ゲームは圧巻のプレーで勝利。徹底的にフォアを攻めた丹羽孝希が相手にペースを握らせずに、11‐5と勝利すると、第3ゲームも勢いそのままにマティアス・ファルクを攻め立てて11‐6で勝利した。日本は3‐1で勝利し、準決勝に進出した。