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大会・試合 2024.07.28
全農杯2024年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)各種目のベスト8が決定!【7月27日】

小西紅偉(GlobalAthlete・埼玉) 元全日本チャンピオンの父・小西(吉田)海偉が声援を送る


7月27日(土)、大会2日目は第2ステージ1回戦〜3回戦が行われ、各種目のベスト8が出揃った。

【ホープス男子】

第1シードで前回大会ベスト8の岡田蒼空(OKATAKU・兵庫)は、3回戦で岡部獅央(大宗クラブ・石川)と対戦。岡部の緩急を使った巧みなカット打ちに対し1ゲームを取られるも、うまく変化をつけたカットや攻撃で徐々にペースを握り、3-1で勝利。

第2シードで東京選手権ホープス男子優勝の原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター・群馬)は、準々決勝進出をかけた3回戦で同じく卓桜会栃木卓球センター所属の三村遼太朗と対戦。三村のカットに対して、バックハンドを中心とした攻撃で前後に揺さぶり、ストレートで勝利した。

また、第3シードで全日本カデット14歳以下男子ベスト16の丹波颯音(Dream卓球クラブ・大阪)、第4シードでホープスナショナルチーム(以下、HNT)選手の沢田琉聖(美崎クラブ・岐阜)もそれぞれ準々決勝へと駒を進めた。

準々決勝の対戦カードは、以下のとおり。
岡田蒼空(OKATAKU・兵庫) – 前川芽斗(ヒロタクスポーツ・広島)
山田創介(グランスター・愛知) – 沢田琉聖(美崎クラブ・岐阜)
丹波颯音(Dream卓球クラブ・大阪) – 石塚大智(羽佳卓球倶楽部・東京)
清水寛生(ウエタク・岐阜) – 原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター・群馬)

岡田蒼空(OKATAKU・兵庫)
沢田琉聖(美崎クラブ・岐阜)
丹波颯音(Dream卓球クラブ・大阪)
原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター・群馬)

【ホープス女子】

第1シードで前回大会ベスト8の稲垣芽唯(田阪卓研・京都)は、準々決勝進出をかけた3回戦で、峯いちほ(イトウTTC・香川)とのゲームオールの戦いを制して勝ち上がってきた榎本和奏(貝塚卓球アカデミー・大阪)と対戦。稲垣は出足から苦戦しラリーで押される展開が続き、2ゲームを奪取される。2ゲームを取り返しフルゲームに持ち込むも、最後は榎本が逃げ切り、稲垣は涙の敗戦となった。

第2シードで前回大会ベスト8の小西紅偉(GlobalAthlete・埼玉)は、最終日への切符をかけた3回戦で伊東彩芽(関西卓球アカデミー・大阪)と対戦。1ゲーム目からジュースになるなど一進一退の展開から始まったが、徐々に小西がサーブと巧みなコース取りで主導権を握り、3-1で勝利した。

前回大会のカブ女子の覇者で、福原愛、前田美優に続く大会史上3人目のカブ女子連覇を達成した松島美空(京都カグヤライズ・京都)は、2,3回戦をいずれもストレートで勝利し、見事ベスト8入りを果たした。

準々決勝の対戦カードは、以下のとおり。
榎本和奏(貝塚卓球アカデミー・大阪) –新谷真奈(フェニックス卓球クラブ・福井)
飯田莉々花(NEX’TAGE・京都) – 五十畑寿音(卓桜会栃木卓球センター・栃木)
松島美空(京都カグヤライズ・京都) – 村松心菜(羽佳卓球倶楽部・東京)
橋本葵(トップピンポン・茨城) – 小西紅偉(GlobalAthlete・埼玉)

榎本和奏(貝塚卓球アカデミー・大阪)
松島美空(京都カグヤライズ・京都)
村松心菜(羽佳卓球倶楽部・東京)
小西紅偉(GlobalAthlete・埼玉)

【カブ男子】

第1シードで前回大会覇者の樽井陸(イトウTTC・香川)は、谷津一颯(久御山明伸館・京都)とのラリー戦を制し勝ち上がってきたデッラスポレティーナ絆(松生TTC・三重)と対戦。お互い一歩も引かない打撃戦を繰り広げ、最終ゲームまでもつれ込むかに思われたが、最後は樽井が巻き込みサーブからの3球目に回り込みフォアハンド攻撃を決め、ゲームカウント3-1で勝利した。

第2シードで前回大会ベスト8の川口陽向(YOYO TAKKYU・東京)は、岡崎晴(SHIPスポーツ・島根)と3回戦で対戦。1ゲームを先制されるも、続く2ゲーム目から落ち着いた試合運びで3ゲームを連取し、準々決勝へと駒を進めた。

また、前回大会バンビ男子を制した姚梓聡(姚JTC・愛知)を第1ステージで撃破した鈴木晴人 (FLAT HILL・東京)は、2回戦をストレートで勝利、続く3回戦では葉澤鋒(Dream卓球クラブ・大阪)と対戦。激しい打ち合いの末、フルゲームで鈴木が勝利し、ベスト8入りを果たした。

準々決勝の対戦カードは、以下のとおり。
樽井陸(イトウTTC・香川) – 大森蒼真(礼武道場・東京)
小林俊晴(21クラブ・三重) – 金稲実 (仙台大学ジュニア卓球クラブ・宮城)
鈴木晴人(FLAT HILL・東京) – 仲本楓翔(関西卓球アカデミー・大阪)
松山佳聖(Y.Y LINK・岡山) – 川口陽向(YOYO TAKKYU・東京)

樽井陸(イトウTTC・香川)
小林俊晴(21クラブ・三重)

【カブ女子】

第1シードで前回大会準優勝の鈴木希華(マイダス・千葉)、第2シードで前回大会ベスト8の小松佳楠(Quest新潟クラブ・新潟)は、2・3回戦を危なげなくストレートで勝利し、準々決勝へと順当に駒を進めた。

また、第3シードで前回大会バンビ女子覇者の平鈴莉空(国井興業Kid’s・埼玉)、第4シードの木方菜々美(T.T彩たま・埼玉)も順当にベスト8入りを果たした。

前回大会バンビ女子準優勝の松島愛空(田阪卓研・京都)は、3回戦で岡田結愛(OKATAKU・兵庫)と対戦。ゲームカウント1-3で敗れ、ベスト8進出はならなかった。

準々決勝の対戦カードは、以下のとおり。
鈴木希華(マイダス・千葉) – 加藤このみ(マエタク・群馬)
岡田結愛(OKATAKU・兵庫) – 平鈴莉空(国井興業 Kid’s・埼玉)
木方菜々美(T.T彩たま・埼玉) – 小田切椿(K&Mジュニア・埼玉)
西見穂香(ピンポンハウス徳山・山口) – 小松佳楠(Quest新潟クラブ・新潟)

鈴木希華(マイダス・千葉)
小松佳楠(Quest新潟クラブ・新潟)

【バンビ男子】

前回大会バンビ男子ベスト8で男子HNT-U8選手の相原志綸(あいはらスクール・香川)は2・3回戦をいずれもストレートで勝利し、準々決勝へと順調に駒を進めた。相原と同じく男子HNT-U8代表の倉林護(TTS OHANA・埼玉)も力強いドライブで相手を圧倒し、順当にベスト8進出を決めた。

第3シードで、相原、倉林と同じく男子HNT-U8選手の井上奏太(野幌クラブ・北海道)、第4シードの江崎海(ティーエスクラブ・広島)も順当に勝ち残っており、悲願の初優勝に向けた熱戦が予想される。

準々決勝の対戦カードは、以下のとおり。
相原志綸(あいはらスクール・香川) – 植原渉(羽佳卓球倶楽部・東京)
上原快斗(TTS OHANA・埼玉) – 江崎海(ティーエスクラブ・広島)
井上奏太 (野幌クラブ・北海道) – 李天翔(Dream卓球クラブ・大阪)
山下嘉惟斗(光香TTC・鹿児島) – 倉林護(TTS OHANA・埼玉)

相原志綸(あいはらスクール・香川)
倉林護(TTS OHANA・埼玉)

【バンビ女子

第1シードで前回大会ベスト8に輝いた西尾友利(森卓球塾・福岡)は、2・3回戦をともにストレート勝ちの快勝をおさめ、準々決勝へと進出。

第2シードで女子HNT-U8選手の川口あさひ(偉関TTL・東京)は、2回戦で畔柳乃和(白根アトム・新潟)にストレートで勝利し、3回戦では黄子伊(広源貿易・群馬)と対戦。随所でお互いに思い切ったプレーを見せ、序盤から一進一退の展開を繰り広げたが、サーブからの3球目攻撃で第1ゲームを制した川口が試合の主導権を握り、ゲームカウント3-0で勝利した。

準々決勝の対戦カードは、以下のとおり。
西尾友利(森卓球塾・福岡) – 神沢瑞羽(冠雲クラブ・東京)
片桐新夏(ヴァーテックスJr・新潟) – 畠山詩梨(あいはらスクール・香川)
黒瀬麻心(細江卓研・静岡) – 津田沙桜里(YOYO TAKKYU 東京)
山下結蘭(TTN・福岡) – 川口あさひ(偉関TTL・東京)

西尾友利(森卓球塾・福岡)
川口あさひ(偉関TTL・東京)

試合結果(最終)

  • ホープス男子:PDF
  • カブ男子:PDF
  • バンビ男子:PDF
  • ホープス女子:PDF
  • カブ女子:PDF
  • バンビ女子:PDF
  • 記録詳細(準々決勝以降):PDF
  • ランキング(フェアプレー賞含む):PDF

競技日程

7月28日(日)9:00 ~ 第2ステージ4回戦-決勝、表彰式・閉会式

大会情報

全農杯2024年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部):大会情報を見る

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)