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大会・試合 2024.10.15
大会ガイド:2024年全日本卓球選手権大会(団体の部)

10月18日(金)〜20日(日)に2024年全日本卓球選手権大会(団体の部)が滋賀県野洲市の野洲市総合体育館で開催される。

全日本卓球選手権大会(団体の部)は、本年度実施された全日本実業団選手権・前期日本リーグ・全日本大学総合選手権団体・全国高校選手権の各上位チームのほか、強化を図る地元・滋賀県選抜チーム、ジュニアナショナルチーム(JNT)を加えた男女それぞれ12チームが出場し、団体の日本一を決定する大会である。
試合方法は、男女とも世界選手権と同じ団体戦方式が採用されており、シングルス5試合のうち先に3勝をあげたチームが勝利となる。競技は、第1ステージで各グループ3チーム編成のリーグ戦が行われたのち、第2ステージではリーグ戦で1位・2位となった8チームのトーナメント方式によって準々決勝から決勝までが行われる。

本年度の団体戦日本一を掴み取るのはどのチームか。各カテゴリーの代表チームと来年に「第79回国民スポーツ大会(大会愛称:わたSHIGA輝く国スポ)」を控えた地元・滋賀県選抜を交え、白熱の戦いが期待される。

前回大会の様子
前回大会の様子

【男子】

第1ステージAグループは、前回大会で悲願の初優勝を飾ったファーストが出場。連覇を狙うファーストに挑むのは、全日本実業団3位のクローバー歯科カスピッズと全日本大学総合選手権団体準優勝の日本大学。先日行われた全日本実業団では準優勝に終わったファーストが再びベテラン勢の意地を見せるか。
Bグループは、全国高校選手権8大会連続優勝で前回大会3位の愛知工業大学名電高校、全日本実業団3位の協和キリン、そして滋賀県選抜が対戦する組み合わせとなった。地元滋賀県選抜は、第2ステージ進出目指して白星発進なるか。
Cグループでは、前回大会3位のシチズン時計、前期日本リーグ優勝の日鉄物流ブレイザーズ、全国高校選手権準優勝の遊学館高校が対戦する。前期日本リーグ優勝の日鉄物流ブレイザーズだが、唯一土をつけたのがシチズン時計であり、第1ステージから目が離せない戦いが期待される。
Dグループは、前回大会準優勝で全日本大学総合選手権団体では2連覇を果たした愛知工業大学に対し、全日本実業団で初優勝を飾り勢いに乗るリコー、そしてジュニアナショナルチームが立ちはだかる組み合わせとなった。
各カテゴリーの強豪チームがひしめきあうなか、混戦必至の第1ステージを突破するチームは・・・!?
男子:組み合わせを見る

前回大会男子優勝 ファースト
前回大会男子準優勝 愛知工業大学

【女子】

第1ステージAグループでは、ともに全日本実業団で3位となったデンソー、十六フィナンシャルグループの2チームに加え、地元滋賀県選抜が対戦する組み合わせとなった。前回大会で初優勝を果たしたデンソーが連覇達成なるか。強豪実業団チームに対する滋賀県選抜の戦いにも注目。
Bグループでは、全日本実業団・前期日本リーグともに2位のサンリツ、全日本大学総合選手権団体2位の専修大学、ジュニアナショナルチームが対戦する組み合わせ。
Cグループでは、前期日本リーグ4位のレゾナック、 全国高校選手権で悲願の初優勝に輝いた香ヶ丘リベルテ高校、前期日本卓球リーグ2部優勝の広島日野自動車が対戦する。全国高校選手権大会大阪府予選で四天王寺高校を破り、勢いそのままに高校王者となった香ヶ丘リベルテ高校だが、実業団チーム相手に第1ステージ突破なるか、注目が集まる。
Dグループは、全日本実業団・前期日本リーグともに1位と好調の中国電力ライシスに対し、全日本大学総合選手権団体で初優勝を果たした筑波大学、全国高校選手権準優勝の桜丘高校が対戦する組み合わせ。2年連続決勝で苦杯を喫している中国電力ライシスだが、2021年以来の王座奪還へ向け好スタートを切れるか。
どのグループも初戦から目が離せない。
女子:組み合わせを見る

前回大会女子優勝 デンソー
前回大会女子準優勝 中国電力ライシス

 

出場チーム一覧
選抜種目 男子代表12チーム 女子代表12チーム
全日本実業団選手権 リコー(東京) 中国電力ライシス(広島)
ファースト(千葉) サンリツ(東京)
協和キリン(東京) 十六フィナンシャルグループ(岐阜)
クローバー歯科カスピッズ(大阪) デンソー(静岡)
前期日本リーグ 日鉄物流ブレイザーズ (和歌山) レゾナック(茨城)
シチズン時計(東京) 広島日野自動車(広島)
全日本大学総合選手権(団体) 愛知工業大学(愛知) 筑波大学(茨城)
日本大学(東京) 専修大学(東京)
全国高校選手権 愛知工業大学名電高校(愛知) 香ヶ丘リベルテ高校 (大阪)
遊学館高校(石川) 桜丘高校(愛知)
地元選抜チーム 滋賀県選抜(滋賀) 滋賀県選抜(滋賀)
日本卓球協会強化本部 ジュニアナショナルチーム(JNT) ジュニアナショナルチーム(JNT)

 

栄光の記録

2013年大会以前の優勝記録は、こちら

栄光の記録(最近10年間)
年度 男子優勝 女子優勝
2014(平成26)年 東京アート(東京) 日本生命(大阪)
2015(平成27)年 協和発酵キリン(東京) 日立化成(茨城)
2016(平成28)年 東京アート(東京) 中国電力(広島)
2017(平成29)年 協和発酵キリン(東京) 日立化成(茨城)
2018(平成30)年 リコー(東京) ジュニアナショナルチーム
2019(令和元)年 東京アート(東京) 中国電力(広島)
2020(令和2)年 中止
2021(令和3)年 東京アート(東京) 中国電力(広島)
2022(令和4)年 愛知工業大学(愛知) ジュニアナショナルチーム
2023(令和5)年 ファースト(千葉) デンソー(静岡)

 

競技日程

10月18日(金)監督会議、開会式、12:00〜第1ステージ
10月19日(土)9:00〜第1ステージ、12:30〜第2ステージ(準々決勝)
10月20日(日)9:00〜第2ステージ(準決勝)、12:00〜第2ステージ(決勝)、閉会式

競技会場

野洲市総合体育館
〒520-2351 滋賀県野洲市冨波甲1339番地 TEL:077-587-3477
JR野洲駅から徒歩約30分
競技を観戦いただけますので、ぜひお越しください(入場無料)。※座席には限りがございます。

大会情報

大会情報:こちら

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)