『天皇杯・皇后杯2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』4日目を迎えた1月24日(金)、ジュニア男女シングルスの準々決勝、準決勝、決勝を実施し、いずれもハイレベルな戦いが繰り広げられた。
ジュニア女子優勝は張本美和(木下グループ・神奈川)、ジュニア男子優勝は吉山和希(岡山リベッツ・埼玉)。張本は同種目3連覇、吉山は悲願の初優勝を遂げた。
激しいラリー戦となったジュニア女子決勝は第2シードの面手凛(山陽学園高・岡山)が第1ゲームを奪い、第2ゲームもリード。しかし、追う展開の張本が9オールに追いつくと、タイムアウトを挟んで2連続得点し、1ゲームを奪い返した。第3ゲーム以降も競り合いは続いたが、張本が世界ランク6位の底力で面手の猛攻を退け、ゲームカウント3-1で勝利。挑戦を受ける立場の張本が苦しみながらジュニア女子3連覇を達成した。
準優勝は面手、3位には小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎・東京)、カットマンの山室早矢(桜丘高・愛知)が入り、表彰台に上がっている。
一方、ジュニア男子は前回大会準優勝だった吉山が、今大会では外シードから勝ち上がってきた川上流星(木下アカデミー・神奈川)にゲームカウント3-0のストレート勝ち。優勝を決めた瞬間、吉山は床に仰向けに倒れて勝利の雄叫びを上げ、喜びを爆発させた。
準優勝は川上、岩井田駿斗(野田学園中・山口)と谷本拓海(育英高・兵庫)が3位表彰台に上がっている。
<ジュニア女子 決勝結果>
張本美和(木下グループ・神奈川)3-1 面手凛(山陽学園高・岡山)
10-12/11-9/11-7/13-11
<ジュニア男子 決勝結果>
吉山和希(岡山リベッツ・埼玉)3-0 川上流星(木下アカデミー・神奈川)
11-8/11-9/11-8
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