大会4日目の1/25(金)は、男女シングルス5回戦から6回戦が行われ、ベスト8が決定する。ジュニア男女は準々決勝から決勝までが行われ、ジュニア日本一が決まる。
天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部):特設ページを見る
【男子シングルス】
男子シングルスは5回戦から6回戦が行われ、ベスト8が決定する。
ディフェンディングチャンピオンの張本智和(智和企画)は、岩井田駿斗(野田学園中)とのフルゲームを制して勝ち上がってきた英田理志(タカシマアカデミー)と対戦する。ノーシードから4回戦進出を果たし勢いに乗る坪井勇磨(FPC)をサーブレシーブで崩して勝利した張本だが、直近のTリーグで苦戦した英田との試合は、接戦が予想される。
変化の激しいサーブを武器に勝ち上がってきた増本時祥(愛媛銀行)を、切れ味鋭い両ハンドドライブで撃破した第2シードの戸上隼輔(井村屋グループ)は、上村慶哉(シチズン時計)とのダイナミックなラリー戦を制した谷垣佑真(愛知工業大)と対戦予定。王座奪還を狙う戸上の戦いぶりに注目が集まる。
センスあふれるプレーを見せる男子シングルス最年少出場の大野颯真(木下アカデミー)を、巧みなコース取りで攻略したアジア選手権3位の篠塚大登(愛知工業大)は、2023年全日本社会人ダブルス王者で前回ベスト32の松山祐季(クローバー歯科カスピッズ)と対戦する。前回大会の対戦では篠塚が勝利を収めたが、今大会はどちらに軍配が上がるのか。
福澤勇太(専修大)のYGサーブからの展開に苦しむも、冷静な戦術転換で競り合いを制した2012年大会王者でリオ五輪団体メダリストの吉村真晴(SCOグループ)は、5回戦で萩原啓至(愛知工業大)と対戦する。小松隼大(中央大)との大接戦を制した萩原との試合は、どのような試合展開になるか注目したい。
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【女子シングルス】
女子シングルスは5回戦から6回戦が行われ、ベスト8が決定する。
加藤亜実(十六フィナンシャルグループ)のカットを強力なフォアハンド攻撃で打ち抜いた、前回大会の覇者でパリ五輪女子シングルス3位の早田ひな(日本生命)は、5回戦で面手凛(山陽学園高)と対戦する。ジュニア女子準々決勝進出を決めている面手との試合は激しい打撃戦が予想される。
原芽衣(レゾナック)をストレートで破った、アジア選手権準優勝でパリ五輪団体メダリストの張本美和(木下グループ)は、髙橋あかり(中央大)と5回戦で対戦する。悲願の初優勝に向けて、弾みをつけることができるか。
鎌田那美(キヤノンメディカル)とのカウンター合戦を制した前回大会3位の赤江夏星(日本生命)は、前回大会ベスト32の安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)と対戦する。前陣でのプレーを得意とする安藤に対してどのように戦うのか、注目したい。
2023年大会ベスト8の出雲美空(京都カグヤライズ)を4-1で破り5回戦進出を決めた、2大会連続ベスト4入りの横井咲桜(ミキハウス)は、黒野葵衣(キヤノンメディカル)とのカット対決を制した小林りんご(青山学院大)と対戦する。カットと攻撃のコンビネーションが冴える小林をどのように攻略するのか。
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【ジュニア男子シングルス】
ジュニア男子は準々決勝から決勝までが行われる。
佐々木雄大(福岡常葉高)をストレートで破って準々決勝進出を決めた全国中学校王者の川上流星(木下アカデミー)は、各ゲーム競り合いながらも星和志(文星芸大附高)との打撃戦に打ち勝った北村悠貴(白子高)と対戦する。
伊藤佑太(木下アカデミー)に0-2から大逆転勝利を収めたWTTユースコンテンダー香港U17準優勝の岩井田駿斗(野田学園中)は、2023年世界ユースU15準優勝の渡部民人(JOCエリートアカデミー/星槎)との競り合いを制した岸本漣斗(関西高)と対戦する。
前回ベスト8で全国中学校3位の岡本翼(木下アカデミー)は、今大会男子シングルス3回戦まで進出し、坪井勇磨(FPC)にフルゲームまで肉薄した谷本拓海(育英高)と対戦する。共に5回戦をストレートで勝利し、好調が予想される両者の対決はどちらに軍配が上がるのか。
第2シードで前回準優勝の吉山和希(岡山リベッツ)はサウスポーの吉田蒼(直江津東中)と対戦する。4回戦では増田凌志(静岡学園高)に各ゲーム競りながらも3-1で勝利した吉山だが、このまま初優勝を掴み取ることができるか。
準々決勝の組み合わせは以下の通り。
川上流星(木下アカデミー)-北村悠貴(白子高)
岩井田駿斗(野田学園中)-岸本漣斗(関西高)
岡本翼(木下アカデミー)-谷本拓海(育英高)
吉田蒼(直江津東中)-吉山和希(岡山リベッツ)
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【ジュニア女子シングルス】
ジュニア女子は準々決勝から決勝までが行われる。
今大会女子シングルス4回戦まで進出した渡会宥(ミキハウスJSC)を全く寄せ付けずに勝利した張本美和(木下グループ)は、2023年高校総体王者の青木咲智(四天王寺高)と対戦する。互いに超高校級のプレーを見せる両者の対決は見ごたえのあるラリーが予想される。
牧野美玲(星槎高横浜)とのフルゲームを制して準々決勝進出を果たした渡邉心葉(明徳義塾中・高)は、同じく藤本和花(木下アカデミー)とのフルゲームを制して勝ち上がってきた小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)と対戦予定。接戦を潜り抜けてきた両者の対決は、どちらに軍配が上がるのか。
日下部詩季(遊学館高)にストレートで勝利した髙森愛央(四天王寺高)は、準々決勝で山室早矢(桜丘高)と対戦する。小塩遥菜(トップおとめピンポンズ名古屋)との女子シングルス3回戦に引き続き、カット主戦型との対決になったが、山室のカットを打ち抜けるか。
悲願の初優勝を狙う面手凛(山陽学園高)は、冨田純菜(四天王寺高)を粘り強いカット打ちで攻略した松島美空(京都カグヤライズ)と対戦する。粘りのプレーを見せる松島を打ち崩せるか。
準々決勝の組み合わせは以下の通り。
張本美和(木下グループ)-青木咲智(四天王寺高)
小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)-渡邉心葉(明徳義塾中・高)
髙森愛央(四天王寺高)-山室早矢(桜丘高)
松島美空(京都カグヤライズ)-面手凛(山陽学園高)
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チケット情報
チケット購入は、大会特設ページをご確認ください。また、タイムテーブルでは、コートレイアウトもご確認いただけます。
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テレビ放送
1月26日(日)NHKBS 10:00 – (12:00) ※延長の場合あり
1月26日(日)NHK総合 13:05 – (16:00) ※延長の場合あり
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インターネット配信
1月21日(火)〜26日(日):卓球TV
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試合速報
試合の結果速報は、大会特設ページより検索できます。
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(文章中の青字で表記された選手は、クリックすると試合結果を確認できます。)
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)