『全農杯 2025年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)』最終日を迎えた2月2日(日)、混合ダブルス決勝を実施し、木造勇人(関西卓球アカデミー・埼玉)と安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋・愛知)のペアが小野寺翔平(リコー・東京)と枝廣愛(中央大・東京)のペアを下して優勝した。
第1ゲームは木造・安藤ペアがテンポ良く得点し、2ゲーム目の序盤も流れは同じだったが、徐々に小野寺・枝廣ペアがペースをつかみ始め、7-7に追いついた後に逆転。木造・安藤ペアが一度はリードを奪い返したが、先にゲームポイントを得た小野寺・枝廣ペアが11-9で第2ゲームを取った。
第3ゲームはお互いに点を取り合う形で始まるも、3-3から木造・安藤ペアが連続得点で引き離しにかかる。4ポイント差をつけたところから小野寺・枝廣ペアに巻き返しを許した場面もあったが、先にゲームポイントを取った木造・安藤ペアが11-9でゲームカウントを2-1として優勝に手をかける。
取れば全日本卓球王者の称号が手に入る重要な第4ゲームを迎えて、木造・安藤ペアは出だしこそ相手に先行を許したものの、中盤にかけての一進一退を抜け出してマッチポイントを得る。終盤に追い上げた小野寺・枝廣ペアを振り切り、最後は11-9で締めくくって混合ダブルス優勝を遂げた。
今回が最後の全日本卓球出場となる安藤は土曜日の準決勝後に「最後までしっかりプレーしようと思って試合に臨んでいます」と明かしていた通り、木造とのラストマッチを力の限り戦い抜いた。
勝利インタビューで優勝した今の気持ちを聞かれた安藤は、「自分の現役人生の中で優勝という目標があったので、最後にそれを達成できて本当によかったです」と感無量。ペアを組む木造は接戦の試合を制した勝因について、「自分たちがリードしていた場面で追い上げられましたが、そこを取りきっていけたのが最後の流れにつながったと思います」と明かしている。
『全農杯 2025年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)』の熱戦の模様は本協会が展開する動画配信サービス『卓球TV』にて全試合の模様を見逃し配信している。
【混合ダブルス決勝】
木造勇人・安藤みなみ 3-1 小野寺翔平・枝廣愛
11-6/9-11/11-9/11-9
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