『天皇杯・皇后杯 2026年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』大会2日目の21日(水)に、女子シングルス4連覇がかかる早田ひな(日本生命・福岡)の前回大会優勝者記者会見が行われた。
2024年パリ五輪で負った左腕のケガを乗り越え、昨年は決勝で張本美和(木下グループ・神奈川)を下して3連覇を達成した早田。
「昨年、自分の中では結構、奇跡的な優勝をすることができて、その時点で3連覇っていう感覚もあんまりなかったので、今年も4連覇がかかってるという感覚がなく、本当にまた1からのスタート。1戦1戦、明日から頑張っていきたいなっていう気持ちです」と語るように女王にプレッシャーはない。
この1年間の成長を聞かれた早田が語ったのは「縦の軸と横の軸」。
「簡単に言うと、縦の軸は勝負感だったり、爆発力だったり、攻撃性みたいなところで、横の軸は安定性だったり、技術の精度の高さとか。2024年にケガした後、自分が向き合ってこなかったもの、技術だったりとかに向き合ってきて、2025年は横の軸がすごく広がったなっていう感覚があったのですが、試合でどう使うかがまだわかってなくて、その技術をどこで使っていくか、どれを技術として戦術に持ち込んでいくかっていうのが今からの勝負。この2025年の横の軸を広げるという部分ではすごく貴重な1年だったなと思います」
一方で、安定感が増したからこそ見えてきた課題もあり、「横の安定感だけでは勝てないですし、そこにプラス爆発力だったり、攻撃する怖さがないと、中国人選手に対しては通用していかない。このままだったらもう一生勝てないだろうなと感じたので、ここから横軸を伸ばしつつ、縦の軸をどう上げていくかが大事」と加えた。
「2025年で本当に自分の今の立ち位置を知ることができたので、2026年の全日本は1試合ずつ強くなるっていうことを目標に頑張っていきたいなと思います」と語った早田。
ケガを経て、選手として一回り成長し、今大会でどのようなプレーを見せるのか。自身の初戦となる女子シングルス4回戦は1月22日(木)15時10分にスタートする予定だ。4連覇へ向けた戦いが、いよいよ幕を開ける。
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