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大会・試合 2022.07.26
「大会ガイド」全農杯 2022年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)

JA全農から贈呈された前回大会の副賞【JTTA】


7月28日(木)〜31日(日)に、兵庫県神戸市・グリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園内体育館)で、全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が開催される。この大会は、小学生以下の日本一を決める大会で、ホープス(小学6年生以下)、カブ(小学4年生以下)、バンビ(小学2年生以下)の男女あわせて6種目が行われる。
今大会には、47都道府県の厳しい予選を勝ち抜いた1,008名の選手が参加し、28日〜29日は男子、30日〜31日は女子の試合が行われる。試合は男女ともに、初日が第1ステージ、2日目は第2ステージとなっており、第1ステージは、3〜4名によるリーグ戦が1ゲーム11ポイントの3ゲームマッチで行われる。第2ステージは、トーナメント方式となり、準々決勝からは5ゲームマッチの優勝争いが展開される。

1981(昭和56)年から続けられているこの大会は、福原愛をはじめ、水谷隼、吉村真晴、丹羽孝希、張本智和、石川佳純、伊藤美誠、平野美宇とオリンピックメダリストが歴代優勝者として名を連ねており、世界で活躍する未来の日本代表選手を占う大会といえる。なお、福原愛は大会最年少優勝である5歳でバンビの部で優勝を果たしてから7年連続優勝の大会最多優勝記録を打ち立てている。また、男子では、張本智和、松島輝空がそれぞれ6年連続優勝を飾り、男子の最多優勝記録として栄光のあとに刻まれている。2013年4月からは、「卓球少年・少女の夢を応援する」という想いからJA全農(全国農業協同組合連合会)が都道府県予選も含めて特別協賛となり、「全農杯」という冠名称となった。今大会で夢に向かって第一歩を踏み出すのは誰か・・・!?
なお、今大会は、新型コロナウイルス感染症対策のため無観客開催となっている。試合結果は、大会情報ページの上部にて随時更新予定である。

 

ホープス男子

ホープス男子は、6年生と5年生の熱戦が期待される。小学6年生では、ナショナルチーム(以下HNT)メンバーで東アジアホープス代表選手でもある#1北島涼太郎(羽佳卓球俱楽部)、#89平塚健友(フェニックス卓球クラブ)、2018バンビの部優勝の#47立川凛(ピンポンカベ)、2021カデット13歳以下の部ベスト16の#128浅里巧真(Crossover)、HNTに選出された#98高森健太(Y.Y LINK)、#56栁本進太郎(北花田卓球)らが優勝を目指す。これに対抗するのは、前回大会カブの部で初優勝を飾った#131柴田洸(STライトニング)、同大会に双子でランク入りした#170大野颯真(木下グループ)・#86大野斗真(ABBEY)、東アジアホープス代表を掴んだ#44中野純大(宇土クラブ)、同大会ベスト8で小学1年生からランキング入りを続けている#23小林右京(ピンテック)ら5年生メンバー。ホープス男子の栄光を手にするのは、意地をみせる6年生か、それとも勢いに乗る小学5年生か・・・!?(文中#番号はトーナメント上の選手番号)
ホープス男子の組み合わせは、こちら

2021年大会 ホープス男子の入賞者(左から月原弘暉、川上流星、郡司景斗、伊藤佑太)

 

カブ男子

カブ男子は、前回大会バンビの部で初優勝を飾ったHNTメンバーの#1柴田優星(STライトニング)と同大会2位の#167木原寿馬(ALL STAR)が3年生での優勝を狙う。この優勝争いに加わるのは、HNTメンバーの#86原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター)、#83丹波颯音(Dream卓球クラブ)、#62岡田蒼空(OKATAKU)ら小学4年生勢。柴田、木原の同学年として実力を伸ばしてきている前回大会バンビの部3位の#44芝原圭吾(crossA-A)、#125林田奏翔(金ちゃん卓球)、同大会ベスト8の#128森千暉(水城TTS)、#41中村收杜(川西ギャラントム)、HNTメンバーに選ばれた#53泉田真武(新発田ジュニア)らの戦いぶりにも注目が集まる。
カブ男子の組み合わせは、こちら

2021年大会 カブ男子の入賞者(左から大野颯真、柴田洸、木方瑛介、長本有生)

 

バンビ男子

バンビ男子は、昨年度のスポーツ振興くじタレント発掘・一貫指導育成「パスウェイ事業(U-7)」で優勝した#1篠谷泰志(スネイルズ)が初優勝を目指す。同じく初優勝を目指すのは、今年度4月のHNT選手選考合宿で優勝した#160樽井陸(イトウTTC)、同選考会2位#82小林俊晴(21クラブ)。前回大会で1年生ながらに第1ステージのグループリーグを通過した#79川口陽向(YOYO TAKKYU)、#40福田歩(TSUKATAKU)、#121竹中柚貴(はばたキッズ)、#124小澤輝斗(ホリエAPH)らの成長ぶりも期待される。バンビ男子を制するのは、HNTメンバーか、それとも表彰台へ駆け上がる新たなスター選手の誕生なるか・・・!?
バンビ男子の組み合わせは、こちら

2021年大会 バンビ男子の入賞者(左から木原寿馬、柴田優星、芝原圭吾、林田奏翔)

ホープス女子

ホープス女子は、HNTメンバーと東アジアホープス代表選手で実力が拮抗しており、6年生を中心に熾烈な優勝争いが予想される。優勝争いの筆頭は、前回大会で唯一5年生ながら表彰台を飾った#1伊藤友杏(羽佳卓球俱楽部)、同じく5年生で前回大会ベスト8にランク入りした#169岩本詩菜(石田卓球N+)、#88栗田寧々(川嶋ジュニア)ら。このメンバーに割って入るのは、全日本カデット13歳以下の部5位ベスト8の#85高橋青葉(TIT)、#46村田愛心(みよしクラブ)、#106原ひなた(片山卓球クラブ)、#121香川さくら子(初喜TTC)、#67廣田夢里(岸田クラブ)、#148村山結来らHNTメンバー。さらに#127水元心愛(偉関TTL)、#130花沢夏琳(よ〜じ道場)、#43松下愛菜(関西卓球アカデミー)ら東アジアホープス代表選手らも優勝を目指してしのぎを削るだろう。前回大会カブ優勝の#109吉岡咲(マイダス)、2位の#64石田心美(石田卓球N+)、3位の#19森星姫(森卓球塾)、HNTメンバーの#94二森風羽(D .ドゥリーム)ら5年生勢は、層の厚い6年生の中に割って入れるか。
ホープス女子の組み合わせは、こちら

2021年大会 ホープス女子の入賞者(左から新谷莉央、香取悠珠子、深山稟心、伊藤友杏)

カブ女子

カブ女子は、前回大会カブの部3位の#1小西紅偉(Global Athlete)、同大会5位ベスト8の#169真田晴羽(姚JTC)、#88五十嵐寿音(卓桜会 栃木卓球センター)に加えてNHTメンバーの#127飯田莉々花(NEX’TAGE)、#160渡辺柚月(新発田ジュニア)、#156峯いちほ(イトウTTC)、#45中野凜子(宇土クラブ)らが初優勝を狙う。このメンバーに対抗するのは、前回大会バンビの部優勝で、小学2年生ながら2021全日本カデット13歳以下の部でベスト16まで勝ち上がった#85松島美空(京都カグヤライズ)、前回大会バンビの部2位の#46伊藤彩芽(関西卓球アカデミー)、3位の#43袮屋楓(ねや卓球クラブ)ら3年生勢。カブ女子は3年生にも有力選手が多数おり、誰が勝ち上がってくるのか第1ステージから白熱した試合展開が予想される。
カブ女子の組み合わせは、こちら

2021年大会 カブ女子の入賞者(左から石田心美、吉岡咲、小西紅偉、森星姫)

バンビ女子

バンビ女子は、#1岡田希愛(OKATAKU)と#160岡田結愛(OKATAKU)が双子姉妹で決勝進出を目指す。NHTメンバーの#82鈴木希華(マイダス)、同じくHNTメンバーでHNT選手選考合宿優勝の#79小松佳楠(Quest新潟クラブ)、同選考会3位の#40上地彩菜(宮古島卓球クラブ)らの戦いぶりにも注目が集まる。バンビ女子で初の栄光を手にするのは・・・!?ノーシードから勝ち上がる新たなスター選手誕生にも期待したい。
バンビ女子の組み合わせは、こちら

2021年大会 バンビ女子の入賞者(左から伊東彩芽、松島美空、土田莉暖、袮屋楓)

前回大会結果

2021年大会の結果は、こちら

大会情報

大会情報ページは、こちら。

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)