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大会・試合 2022.10.26
「大会ガイド」第56回全日本社会人卓球選手権大会

前回大会4度目の王者に輝いた上田仁(T.T彩たま)【JTTA】


10月28日(金)〜30日(日)に長野県安曇野市のANCアリーナ(安曇野市総合体育館)で、第56回全日本社会人卓球選手権大会が開催される。この大会は、社会人選手の日本一を決定する大会で、男女それぞれダブルスとシングルスの4種目が行われる。試合方法は、各種目ともトーナメント方式で、準々決勝より7ゲームマッチ、他はすべて5ゲームマッチとなっている。社会人日本一の栄冠を誰が手にするのか、注目の3日間が始まる。
なお、この大会で男女シングルス8位、ダブルス4位までに入賞した選手は来年1月23日(月)から東京体育館で開催される天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権大会の出場権を得られる。

 

男子シングルス

男子シングルスは、前回大会で4回目の優勝を飾り、全日本ベスト8の上田仁(T.T彩たま)が連覇を目指す。順当に勝ち上がればベスト8決定で全日本ベスト16の神巧也(ファースト)と対戦する。全日本ベスト16で前回大会惜しくも準優勝の大島祐哉(木下グループ)は、全日本ベスト8の松下大星(クローバー歯科カスピッズ)と2019年大会優勝の大矢英俊(ファースト)の勝者とベスト8決定で激突する対戦するカード。昨年3位の郡山北斗(リコー)や英田理志(愛媛県競対)、さらには同ベスト8の町飛鳥(ファースト)、松山祐季(協和キリン)、笠原弘光(ハンディ)らも初優勝を狙ってしのぎを削る。男子シングルスは、上田が小野誠治にならぶ5回目の優勝なるか、それとも新たなチャンピオン誕生なるか。男子シングルスの組み合わせは、こちら
(参考:男子シングルス最多優勝 小野誠治 5回)

前回大会男子シングルス入賞者(左から2位 大島祐哉、優勝 上田仁、3位 英田理志、(郡山北斗))

 

男子ダブルス

男子ダブルスは、前回大会惜しくも準優勝に終わった大島・田添組(木下グループ)が第1シードで初優勝を狙う。前回大会3位で前期日本卓球リーグで優秀ペア賞を受賞の松下・藤村組(日鉄物流ブレイザーズ)、前回大会ベスト8の皆川・平野組(日野キングフィッシャーズ)、坂根・各務組(関西卓球アカデミー)らに加え、地元長野から出場の岡田・竹﨑組(岡谷市役所)や滝澤・内村組(岡谷市役所)の勝ち上がりにも注目。男子ダブルスの組み合わせは、こちら
(参考:男子ダブルス最多優勝 山内篤・青山振一組(王振義)5回)

前回大会男子ダブルス入賞者(左から2位 田添・大島組、優勝 平野・松山組、3位 上田・神組、松下・藤村組)

 

女子シングルス

女子シングルスの第1シードは前回大会3位で惜しくも決勝進出を逃した鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋)。順当に勝ち上がればベスト8決定戦で2013年世界卓球選手権パリ大会ベスト32の松平志穂(サンリツ)と対戦する。同じく前回3位で2019年大会以来の返り咲きを狙う野村萌(デンソー)は全日本ベスト8の木村光歩(中国電力)と対戦するカード。昨年ベスト8の成本綾海(中国電力)や髙橋梓海(エクセディ)も上位争いに加わるだろう。昨年全日本学生2位の木村香純(トップおとめピンポンズ名古屋)、同大会ベスト8の笹尾明日香(日本生命)、阿部里歩(豊田自動織機)、2020全日本複3位の梅村優香(サンリツ)、高校総体3位の菅澤柚花香(デンソー)ら、新社会人の戦いぶりにも注目。女子シングルスの組み合わせは、こちら
(参考:女子シングルス最多優勝 小山ちれ 8回(5連覇含む))

前回大会女子シングルス入賞者(左から2位 橋本帆乃香、優勝 長﨑美柚、3位 野村萌、(鈴木李茄))

 

女子ダブルス

女子ダブルスは、第1シードで前回大会準優勝の森田・野村組(デンソー)が悲願の初優勝を目指す。前回大会ベスト8の平・田口組(昭和電工マテリアルズ)、伊藤・金子組(松戸市役所)、横山・松澤組(百十四銀行)に加えて、前期日本卓球リーグで優秀ペア賞を受賞した松平・永尾組、日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント福島大会ベスト4の玉石(美)・玉石(幸)組(エクセディ)、同大会5位の中畑・阿部組(デンソー)、新社会人ペアの加藤・小島(十六銀行)らも社会人の頂点を目指して熱戦を繰り広げるだろう。女子ダブルスの組み合わせは、こちら
(参考:女子ダブルス最多優勝 神田絵美子・山下恵子組 4回(4連覇))

前回大会女子ダブルス入賞者(左から2位 森田・野村組、優勝 松平・有延組、3位 小畑・馬組、宋・成本組)

 

栄光の記録

過去の優勝記録:こちら

 

大会情報

大会情報:こちら

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)