1月22日(月)から28日(日)にかけて東京千駄ヶ谷の東京体育館で開催している『天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』にて、大会2日目となる23日(火)、男子シングルス1回戦が行われた。
今大会で上位進出が期待される元日本代表選手たちも1回戦から登場。松平健太(ファースト/千葉)、大島祐哉(木下グループ/東京)、村松雄斗(鹿児島県スポーツ協会/鹿児島)らは貫禄のプレーを見せてストレート勝利を遂げている。
木造勇人(関西卓球アカデミー/愛知)と坪井勇磨(FPC/埼玉)の実力者同士の戦いはフルゲームの末に木造が勝利を収めた。
一方、2021年大会男子シングルス準優勝の森薗政崇(BOBSON/鹿児島)は初戦敗退。杉浦涼雅(愛工大名電高/愛知)の粘り強い両ハンドに屈し、フルゲーム13-15で敗れている。森薗はスーパーシードとして臨んだ前回大会も初戦となる4回戦で敗退しており、2年連続で無念の結果に終わった。
また、今年から新たなシングルス推薦枠として、日本知的障がい者卓球連盟、日本肢体不自由者卓球協会、日本ろうあ者卓球協会の3加盟団体から男女1名ずつが出場している。男子シングルス1回戦では日本ろうあ者卓球協会の亀澤史憲(Life/山梨)が登場し、懸命なプレーを見せたがストレートで敗れた。
試合後には「ろうあ者の代表として出させていただいて、みんなを代表して来ているからには恥ずかしくない試合をしたかったというのもあるのですが、それ以前に自分自身が楽しむというのが1つの目標としてあったので、そこは達成できたかなと思います。今回の相手に対しての対策練習もしてきたつもりではあったのですが、やはりこの全日本という舞台はさすがレベルが高いなと実感させられました」とコメントしている。
1月24日(水)14時25分から男子シングルス2回戦、16時45分から3回戦が行われる予定だ。
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