7月26日(金)、全農杯2024年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が兵庫県神戸市・グリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園内体育館)で開幕した。
開会式は、加藤憲二大会委員長の開会宣言で始まり、蓑島尚信日本卓球協会常務理事、森脇保仁兵庫県卓球協会会長からは歓迎と健闘を期待する挨拶がなされた。また、特別協賛の澤田洋志JA全農広報・調査部長からも激励の言葉が贈られた。兵庫県代表として、ホープスの部出場の岡田蒼空(OKATAKU・兵庫)からは、「絶対に諦めず最後のワンプレーまで戦い抜くことを誓います」と選手代表としての力強い宣誓がなされ、会場からは盛大な拍手が送られた。
大会初日の26日は、各種目第1ステージ(リーグ戦)が行われ、2日目の第2ステージ(トーナメント)に進出する選手が出揃った。
【ホープス男子】
ホープス男子は、前回大会ベスト8の岡田蒼空(OKATAKU・兵庫)、東京選手権ホープス男子優勝の原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター・群馬)、全日本カデット14歳以下男子ベスト16の丹波颯音(Dream卓球クラブ・大阪)、ホープスナショナルチーム(以下、HNT)選手の沢田琉聖(美崎クラブ・岐阜)、東アジアホープス卓球大会代表選手選考会5位の山田創介(グランスター・愛知)らに加えて、前回大会カブ男子準優勝の重田柊介(岡谷ジュニア・長野)も順調に2日目へと駒を進めた。
【ホープス女子】
ホープス女子は、前回大会ベスト8の稲垣芽唯(田阪卓研・京都)、小西紅偉(GlobalAthlete・埼玉)、東アジアホープス卓球大会代表選手選考会1位の五十畑寿音(卓桜会栃木卓球センター・栃木)らが第1ステージを突破。前回大会のカブ女子の覇者で、福原愛、前田美優に続く大会史上3人目のカブ女子連覇を達成した松島美空(京都カグヤライズ・京都)も初戦に登場。注目が集まる中、隙を見せない戦いぶりで快勝し、バンビ女子、カブ女子、ホープス女子の3階級制覇に向けて好スタートを切った。女子HNT選手の姚梓彤(姚JTC・愛知)、新谷真奈(フェニックス卓球クラブ・福井)、村松心菜(羽佳卓球倶楽部・東京)らも第2ステージへと駒を進めた。
【カブ男子】
カブ男子は、前回大会覇者の樽井陸(イトウTTC・香川)の連覇なるか。前回大会ベスト8の川口陽向(YOYO TAKKYU・東京)、樽井と同様にHNT-U10選手に選出された仲本楓翔(関西卓球アカデミー・大阪)、篠谷泰志(スネイルズ・北海道)、小林俊晴(21クラブ・三重) 、松山佳聖(Y.Y LINK・岡山)らが第2ステージへと進出した。前回大会バンビ男子準優勝の尾形栄虎(eスマイル・兵庫)も第1ステージを突破。明日の第2ステージへと駒を進めた。
【カブ女子】
カブ女子は、前回大会カブ女子準優勝の鈴木希華(マイダス・千葉)、ベスト8の小松佳楠(Quest新潟クラブ・新潟)、木方菜々美(T.T彩たま・埼玉)らが第1ステージを突破。前回大会バンビ女子覇者の平鈴莉空(国井興業Kid’s・埼玉)、同種目準優勝の松島愛空(田阪卓研・京都))らも順当に第2ステージ進出を決めた。
【バンビ男子】
バンビ男子は、前回大会バンビ男子ベスト8で男子HNT-U8代表の相原志綸(あいはらスクール・香川)、をはじめ、相原と同じく男子HNT-U8選手の倉林護(TTSOHANA・埼玉)、井上奏太(野幌クラブ・北海道)、今大会第4シードの江崎海(ティーエスクラブ・広島)らも第2ステージへと駒を進めた。
【バンビ女子】
バンビ女子は、第1シードで、1年生ながら前回大会ベスト8に輝いた西尾友利(森卓球塾・福岡)が登場。落ち着いた試合運びで第2ステージ進出を決めた。女子HNT-U8選手の川口あさひ(偉関TTL・東京)、畠山詩梨(あいはらスクール・香川)、黒瀬麻心(細江卓研・静岡)らも順調に勝ち進み、第1ステージを突破した。
ピックアップ選手
試合結果(最終)
競技日程
7月27日(土)9:00 ~ 第2ステージ1-3回戦
7月28日(日)9:00 ~ 第2ステージ4回戦-決勝、表彰式・閉会式
大会情報
全農杯2024年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部):大会情報を見る
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)