パリ2024オリンピック競技大会の卓球競技がスタートした7月27日(土)、張本智和と早田ひなのペアが混合ダブルス1回戦に挑んだ。朝鮮民主主義人民共和国のリ・ジョンシク(Ri Jng Sik)とキム・クムヨン(Kim Kum Yong)のペアと対戦した張本・早田ペアはゲームカウント1-4に終わり、1回戦敗退を喫している。
前大会である東京2020オリンピックから採用された卓球の混合ダブルスは16組が出場しており、各国から出場できるのは1組に限られている。トーナメント方式の1試合7ゲームで争われ、4ゲーム先取したペアが勝利となる。東京2020オリンピック競技大会では水谷隼と伊藤美誠のペアが頂点に立ち、日本卓球史上初の金メダルを獲得した。
張本・早田ペアは1ゲーム目を落としたあと、2ゲーム目に11-7でゲームカウントを1-1に持ち込んだものの、次のゲームを再び相手ペアに奪われ、徐々にリズムに乗り始めたかと思われた第4ゲームは幾度かのデュースを経て13-15に終わり、ゲームカウントは後がない3-1と追い込まれた。第5ゲームも一進一退の展開が繰り広げられるも、最終的に10-12で朝鮮民主主義人民共和国のペアが準々決勝進出を決めている。
混合ダブルス1回戦で敗退した張本・早田ペアはそれぞれシングルスと団体戦に向けて切り替える。張本は29日(月)に男子シングルス1回戦、早田は28日(日)に女子シングルス1回戦を控えている。
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