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大会・試合 2024.10.31
大会ガイド:JOCジュニアオリンピックカップ 2024年全日本卓球選手権大会(カデットの部)

11月1日(金)〜3日(日)に長崎県長崎市の長崎県立総合体育館で、JOCジュニアオリンピックカップ2024年全日本卓球選手権大会(カデットの部)が開催される。
この大会は、将来のオリンピック選手の育成を目的とした事業として、日本オリンピック委員会(JOC)が後援となっており、男女それぞれダブルス(14歳以下)、13歳(中学1年生)以下シングルス、14歳(中学2年生)以下シングルスの6種目で日本一が決定される。
過去にはオリンピックメダリストの張本美和・張本智和・平野美宇・丹羽孝希・石川佳純・福原愛らも優勝した大会であるが、新たなカデット王者に輝くのは誰か。3日間の熱い戦いが始まる。

【13歳以下シングルス】

13歳以下男子シングルス第1シードは榎本潤平(野田学園中)。前回大会3位の雪辱を果たし、初優勝を飾ることができるか。前回大会で同じく3位の中野純大(愛工大名電中)は第2シードから初優勝を狙う。1年生ながら全国中学校大会ベスト8の大野斗真(野田学園中)、2024年全日本ホープス3位の原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター)らも上位争いに加わると予想される。2023年全日本ホープス準優勝の柴田洸(木下アカデミー)、2023年全日本ホープスベスト8の小林右京(木下アカデミー)、2024年全日本ホープス王者の丹波颯音(Dream卓球クラブ)、全日本ジュニアベスト16の大野颯真(木下アカデミー)らの活躍にも注目したい。

13歳以下男子シングルス:組み合わせを見る

前回13歳以下男子シングルス入賞者(左から2位:栁本進太郎、優勝:立川凜、3位:榎本潤平、3位:中野純大)

13歳以下女子シングルス第1シードは瓜生日咲(木下アカデミー)。昨年度は決勝で敗れたが、順当に勝ち上がり、今年こそは初優勝を掴み取ることができるか。2024年全日本ホープス王者で前回大会ベスト4の松島美空(京都カグヤライズ)は第2シードから悲願の初優勝を狙う。2023年全日本ホープスベスト8で前回大会ベスト8の稲垣芽唯(田阪卓研)や2023年全日本バンビ準優勝の松島愛空(田阪卓研)、前回大会ベスト8の森星姫(森卓球塾)らも優勝争いに加わり、熱戦が予想される。

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前回13歳以下女子シングルス入賞者(左から2位:瓜生日咲、優勝:花沢夏琳、3位:松島美空、3位:石田心美)

【14歳以下シングルス】

14歳以下男子シングルスは、前回大会13歳以下の部王者の立川凜(愛工大名電中)が第1シード。14歳以下の部でも初優勝なるか。前回大会13歳以下の部決勝で立川に敗れた栁本進太郎(明徳義塾中)は第2シード。順当に勝ち上がり、リベンジを果たすことができるか。前回大会13歳以下の部ベスト8の浅里巧真(愛工大名電中)や山崎勇人(服織中)、前回大会13歳以下の部ベスト8で2024年全日本ホープス準優勝の岡田蒼空(OKATAKU)、全国中学校大会ベスト8で2022年全日本ホープス王者の平塚健友(遊学館ジュニア)らを中心に熱戦が予想される。

14歳以下男子シングルス:組み合わせを見る

前回14歳以下男子シングルス入賞者(左から2位:吉田蒼、優勝:岩井田駿斗、3位:原井敢田、3位:永峰佳麒)

14歳以下女子シングルスは、前回大会13歳以下の部王者の花沢夏琳(星槎中)が第1シード。14歳以下の部でも初優勝なるか。前回大会13歳以下の部ベスト4で2023年全日本ホープス王者の石田心美(石田卓球N⁺)は第2シード。初優勝を飾ることができるか。前回大会13歳以下の部ベスト8の香川さくら子(貝塚第二中)や松下愛菜(明誠U15)に加え、全国中学校大会王者の髙橋青葉(木下アカデミー)や全国中学校大会ベスト4の伊藤友杏(貝塚第二中)といった実力者達の活躍にも注目。

14歳以下女子シングルス:組み合わせを見る

前回14歳以下女子シングルス入賞者(左から2位:新谷莉央、優勝:吉田璃乃、3位:藤本和花、3位:岩見百恵)

【ダブルス】

男子ダブルスは、前回大会ベスト8の倉嶋・柴田組(木下アカデミー)が第1シードから優勝を狙う。同じく前回大会ベスト8の栁本・青井組(明徳義塾中)は第2シード。息の合ったプレーで優勝まで駆け上がることができるか。前回大会ダブルスベスト4の角田隼人(遊学館ジュニア)を擁する角田・和泉組(遊学館ジュニア)やカットと攻撃の変則ペアである平塚・日髙組(遊学館ジュニア)ら実力者ペアの戦いぶりからも目が離せない。

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前回男子ダブルス入賞ペア(左から2位:浅見・玉城組、優勝:中野・岩井田組、3位:岡本・伊藤組、3位:角田・小谷組)

女子ダブルスの第1シードは稲垣・松島組(田阪卓研/京都カグヤライズ)。前回大会ベスト8の雪辱を果たし、悲願の初優勝なるか。前回大会ダブルスベスト8の石田心美(石田卓球N⁺)を擁する石田・小林組(石田卓球N⁺)は第2シードから初優勝を狙う。前回大会ダブルス準優勝で全国中学校大会王者の髙橋青葉(木下アカデミー)と、前回大会13歳以下の部準優勝の瓜生日咲(木下アカデミー)のペアである髙橋・瓜生組(木下アカデミー)や前回大会ダブルスベスト8の村山結来(木下アカデミー)を擁する村山・南組(木下アカデミー)の活躍にも注目したい。

女子ダブルス:組み合わせを見る

前回女子ダブルス入賞ペア(左から2位:髙橋・藤本組、優勝:渡会・新谷組、3位:井上・渡邉組、3位:吉田・駒瀬組)

競技日程

11月1日(金)9:00〜開会式、9:30〜男女ダブルス(1回戦〜準々決勝)、男女シングルス(1回戦)
11月2日(土)9:00〜男女ダブルス(準決勝・決勝)、男女シングルス(1回戦〜4回戦)、17:45〜男女ダブルス表彰式
11月3日(日)9:00〜男女シングルス(5回戦〜決勝)、13:05〜表彰式・閉会式

競技会場

長崎県・長崎県立総合体育館

大会情報

大会情報:こちら

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)