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大会・試合 2024.11.03
全日本選手権(カデットの部)最終日:男女シングルスで新たなチャンピオンが誕生【11月3日】

13歳以下女子シングルス決勝 優勝の瞬間


11月3日(日)、JOCジュニアオリンピックカップ 2024年全日本卓球選手権大会(カデットの部)は大会最終日を迎え、男女シングルスの新チャンピオンが誕生した。

【13歳以下シングルス】

13歳以下男子シングルス優勝は大野斗真(野田学園中)。準々決勝で大野颯真(木下アカデミー)との兄弟対決をフルゲームジュースの末勝利すると、準決勝では2024年全日本ホープス王者の丹波颯音(Dream卓球クラブ)をストレートで下し、決勝へと進出した。決勝戦では沢田琉聖(美崎クラブ)を下して勝ち上がってきた柴田洸(木下アカデミー)と対戦。柴田の回転量の多いバックドライブとバックサイドに曲がっていくフォアハンドドライブに手こずり、1ゲームを落とすも、2ゲーム目以降はサーブレシーブで優位に立ち、2ゲームを連取。優勝に王手を掛ける。迎えた第4ゲーム。終盤競り合うも、最後は大野のフォアハンドドライブが決まり、11-8で勝利。初優勝を勝ち取った。

13歳以下男子シングルス優勝:大野斗真(野田学園中)
13歳以下男子シングルス準優勝:柴田洸(木下アカデミー)

13歳以下男子シングルス準決勝・決勝の結果は以下の通り。

【準決勝】
丹波颯音(Dream卓球クラブ) 0[8-11, 8-11, 11-13]3 大野斗真(野田学園中)○
○柴田洸(木下アカデミー) 3[11-9, 11-5, 11-1]0 沢田琉聖(美崎クラブ)

【決勝】
○大野斗真(野田学園中) 3[5-11, 11-9, 11-8, 11-8]1 柴田洸(木下アカデミー)

(左から)準優勝:柴田洸(木下アカデミー)、優勝:大野斗真(野田学園中)、3位:丹波颯音(Dream卓球クラブ)、3位:沢田琉聖(美崎クラブ)

13歳以下女子シングルス優勝は瓜生日咲(木下アカデミー)。西見香音(ピンポンハウス徳山)、村松心菜(羽佳卓球倶楽部)をフルゲームで破り、決勝進出を決めた。迎えた決勝戦の相手は真田晴羽(トップ名古屋)をストレートで退けた松島美空(京都カグヤライズ)。松島のバックサイドへのループドライブに手こずり、2ゲームを失うも、徐々に対応して逆にループドライブをカウンターで狙い打つプレーを見せフルゲームへと持ち込む。最終第5ゲームは2ゲームを取った勢いそのままに試合を優位に進める。最後は瓜生のフォアハンド攻撃がバックサイドを駆け抜け、11-5で勝利。準々決勝から決勝までの接戦を全てものにし、カデット王者となった。

13歳以下女子シングルス優勝:瓜生日咲(木下アカデミー)
13歳以下女子シングルス準優勝:松島美空(京都カグヤライズ)

13歳以下女子シングルス準決勝・決勝の結果は以下の通り。

【準決勝】
○瓜生日咲(木下アカデミー) 3[11-8, 6-11, 11-4, 12-14, 11-6]2 村松心菜(羽佳卓球倶楽部)
真田晴羽(トップ名古屋) 0[6-11, 2-11, 6-11]3 松島美空(京都カグヤライズ)○

【決勝】
○瓜生日咲(木下アカデミー) 3[5-11, 9-11, 11-8, 11-8, 11-5]2 松島美空(京都カグヤライズ)

(左から)準優勝:松島美空(京都カグヤライズ)、優勝:瓜生日咲(木下アカデミー)、3位:村松心菜(羽佳卓球倶楽部)、真田晴羽(トップ名古屋)

【14歳以下シングルス】

14歳以下男子シングルス優勝は平塚健友(遊学館ジュニア)。準決勝では栁本進太郎(明徳義塾中)と対戦。広角に打ち分ける栁本の強打に苦しみ、フルゲームジュースまでもつれ込むも、最後は高い攻撃力を見せて勝利。決勝へと駒を進めた。決勝戦では、平塚と同じカット主戦型の岡田蒼空(OKATAKU)とのフルゲームジュースの接戦を制した立川凜(愛工大名電中)と対戦。岡田を破った立川の強打に押されゲームカウント2-1とリードされるも、フェンス間際からスマッシュをカットで返球するスーパープレーも見せ、12-10で第4ゲームを奪う。迎えた第5ゲーム。集中力を増したプレーで序盤からポイントを重ねると、最後まで立川の強打を完璧に防ぎ切り勝利。カデット王者の称号を手に入れた。

14歳以下男子シングルス優勝:平塚健友(遊学館ジュニア)
14歳以下男子シングルス準優勝:立川凜(愛工大名電中)

14歳以下男子シングルス準決勝・決勝の結果は以下の通り。

【準決勝】
○立川凜(愛工大名電中) 3[13-11, 11-9, 6-11, 6-11, 12-10]2 岡田蒼空(OKATAKU)
○平塚健友(遊学館ジュニア) 3[9-11, 11-6, 11-7, 8-11, 12-10]2 栁本進太郎(明徳義塾中)

【決勝】
立川凜(愛工大名電中) 2[6-11, 11-9, 11-8, 10-12, 0-11]3 平塚健友(遊学館ジュニア)○

(左から)準優勝:立川凜(愛工大名電中)、優勝:平塚健友(遊学館ジュニア)、3位:岡田蒼空(OKATAKU)、3位:栁本進太郎(明徳義塾中)

14歳以下女子シングルス優勝は髙橋青葉(木下アカデミー)。準決勝で石田心美(石田卓球N⁺)との接戦を制すと、迎えた決勝戦では、花沢夏琳(星槎中) との激しい打ち合いを制した伊藤友杏(貝塚第二中)と対戦。バック対バックで高い安定感を見せ、終始試合の主導権を握り、ストレートで勝利。嬉しい初優勝を飾った。

14歳以下女子シングルス優勝:髙橋青葉(木下アカデミー)
14歳以下女子シングルス準優勝:伊藤友杏(貝塚第二中)

14歳以下女子シングルス準決勝・決勝の結果は以下の通り。

【準決勝】
花沢夏琳(星槎中) 1[11-9, 7-11, 5-11, 3-11]3 伊藤友杏(貝塚第二中)○
○髙橋青葉(木下アカデミー) 3[11-9, 8-11, 11-6, 11-2]1 石田心美(石田卓球N⁺)

【決勝】
伊藤友杏(貝塚第二中) 0[9-11, 10-12, 6-11]3 髙橋青葉(木下アカデミー)○

(左から)準優勝:伊藤友杏(貝塚第二中) 、優勝:髙橋青葉(木下アカデミー)、3位:石田心美(石田卓球N⁺)、3位:花沢夏琳(星槎中)

最終順位は以下の通り。

男子ダブルス
優勝:大野颯真・小林右京(木下アカデミー)
準優勝:立川凜・川村侑輝(愛工大名電中)
第3位:松山侑聖・木方瑛介(野田学園中)、浅里巧真・髙森健太(愛工大名電中)

女子ダブルス
優勝:村山結来・南芹那(木下アカデミー)
準優勝:髙橋青葉・瓜生日咲(木下アカデミー)
第3位:今枝知美・鬼頭直央(卓伸クラブ)、牛島みほろ・持田桜奏(横浜隼人中)

13歳以下男子シングルス
優勝:大野斗真(野田学園中)
準優勝:柴田洸(木下アカデミー)
第3位:丹波颯音(Dream卓球クラブ)、沢田琉聖(美崎クラブ)

13歳以下女子シングルス
優勝:瓜生日咲(木下アカデミー)
準優勝:松島美空(京都カグヤライズ)
第3位:村松心菜(羽佳卓球倶楽部)、真田晴羽(トップ名古屋)、

14歳以下男子シングルス
優勝:平塚健友(遊学館ジュニア)
準優勝:立川凜(愛工大名電中)
第3位: 岡田蒼空(OKATAKU)、栁本進太郎(明徳義塾中)

14歳以下女子シングルス
優勝:髙橋青葉(木下アカデミー)
準優勝:伊藤友杏(貝塚第二中)
第3位:石田心美(石田卓球N⁺)、花沢夏琳(星槎中)

今大会を運営した長崎県卓球連盟の皆さん お疲れ様でした!

大会記録(最終)

  • 13歳以下男子シングルス:PDF
  • 13歳以下女子シングルス:PDF
  • 14歳以下男子シングルス:PDF
  • 14歳以下女子シングルス:PDF
  • 男子ダブルス:PDF
  • 女子ダブルス:PDF
  • 準々決勝から決勝の記録(男・女13歳以下シングルス):PDF
  • 準々決勝から決勝の記録(男・女14歳以下シングルス):PDF
  • 準々決勝から決勝の記録(男・女ダブルス):PDF
  • ランキング:PDF

競技会場

長崎県・長崎県立総合体育館

大会情報

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(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)