『天皇杯・皇后杯2025年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）』3日目を迎えた1月23日（木）、ジュニア男子とジュニア女子は3回戦から5回戦を行い、ベスト8が決定した。
スーパーシードが登場した3回戦は、悲願のジュニア男子初優勝を狙う吉山和希（岡山リベッツ・埼玉）が浅見昴希（石田卓球クラブ・福岡）にゲームカウント3-0でストレート勝ち。さらに4回戦で増田凌志(静岡学園高・静岡)と対戦し、やや苦戦を強いられながらもゲームカウント3-1で勝ち切って5回戦に駒を進めた。そして、5回戦は永峰佳麒（野田学園中・山口）をストレートで下し、ベスト8入り。
快勝を続ける吉山は大会4日目となる24日（金）に、準々決勝で世界ユース代表のチームメイトである吉田蒼（直江津東中・新潟）と対戦する。
スーパーシードでは岩井田駿斗（野田学園中・山口）、岡本翼（木下アカデミー・神奈川）、左腕の谷本拓海（育英高・兵庫）もベスト8入り。
一方、世界ユース代表の渡部民人（JOCエリートアカデミー/星槎・東京）は岸本漣斗（関西高・岡山）にゲームカウント1-3で敗れて4回戦敗退。インターハイ2位の齋藤俊太朗（明徳義塾中・高・高知）も4回戦で池田皓翔（専大北上高・岩手）にゲームカウント2-3のフルゲームで惜敗した。
また、ジュニア男子最年少（12歳124日）の小学6年生でカットマンの岡田蒼空（OKATAKU・兵庫)はフルゲームの末に敗れ、3回戦で敗退している。
ジュニア女子は3連覇を狙う第1シードの張本美和（木下グループ・神奈川）が3回戦で吉池玲那（田阪TTC・京都）にストレート勝ち。続く4回戦で吉本はな（香ヶ丘リベルテ高・大阪）をゲームカウント3-1で下すと、5回戦は渡会宥（ミキハウスJSC・大阪)にストレートで勝ってベスト8に進んだ。
前回準優勝で第2シードの面手凛（山陽学園高・岡山）も順当に勝ち上がって8強入りしている。
その他のスーパーシードでは青木咲智（四天王寺高・大阪）、小塩悠菜（JOCエリートアカデミー/星槎・東京）、髙森愛央（四天王寺高・大阪）、カットマンの山室早矢（桜丘高・愛知）がベスト8。青木は張本美和と準々決勝で対戦する。
インターハイ優勝の高校1年生・竹谷美涼（香ヶ丘リベルテ高・大阪）は3回戦で香取悠珠子（星槎中・神奈川）にゲームカウント2-3で敗れた。
ジュニア男女とも、大会4日目となる24日（金）に準々決勝から決勝戦が行われる予定だ。
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