混合ダブルス
大会4日目は準決勝・決勝が行われ、優勝ペアが決定した。
準決勝で張本・早田組(木下グループ・日本生命)は宇田・木原組(明治大・JOCエリートアカデミー/星槎)と対戦。立ち上がり、張本のミスが続くも、早田がカバーして2ゲームを先取。第3ゲームを奪われるも、張本・早田の連続攻撃が上手く噛み合い、11-9で勝利した。
同種目で過去2度優勝の田添健汰を擁する田添・張本組(木下グループ・木下アカデミー)は吉村・鈴木組(愛知ダイハツ・昭和電工マテリアルズ)と対戦。田添の中陣からのパワフルなフォアハンドドライブと、張本の前陣での速攻でゲームカウント2-1とリードするも、徐々に吉村の強打が決まり始め、吉村・鈴木組が第4ゲームを取り返す。迎えた最終ゲーム。一進一退の攻防が続くも、最後は田添のフォアハンドがネットに掛かり、試合終了。11-8で吉村・鈴木組に軍配が上がった。
決勝は張本・早田組(木下グループ・日本生命)と吉村・鈴木組(愛知ダイハツ・昭和電工マテリアルズ)の対決となった。序盤から張本・早田組が攻め立ててリードするも、吉村が強打で盛り返す。両者一歩も引かない展開で迎えた10-10。吉村のアップダウンサービスに早田がレシーブを浮かすも、鈴木がスマッシュをミス。その後張本・早田組が得点し、第1ゲームを先取した。続く第2ゲームでは、吉村が威力ある両ハンド攻撃で張本・早田組を後ろに下げ、鈴木が早い打点で攻める展開がハマり11-8で勝利。ゲームカウント1-1のタイに戻した。迎えた第3ゲーム。早田が吉村のサーブに苦しむも、丁寧に繋いで吉村・鈴木組の攻撃を防ぎ、張本・早田組が第3ゲームを奪った。第4ゲームも中盤までは点差の離れないシーソーゲームとなる。一進一退の攻防が続くも、思い切って攻めた張本・早田組が10-7でマッチポイント。最後は吉村のボールがネットにかかり11-8で試合終了。2022年全日本卓球選手権混合ダブルス王者は張本・早田組となった。
結果は以下の通り。
〇準決勝
田添・張本組(木下グループ・木下アカデミー)2(11-5,7-11,11-8,7-11,8-11)3吉村・鈴木組(愛知ダイハツ・昭和電工マテリアルズ)
張本・早田組(木下グループ・日本生命)3(11-5,11-8,8-11,11-9)1宇田・木原組(明治大・JOCエリートアカデミー/星槎)
〇決勝
吉村・鈴木組(愛知ダイハツ・昭和電工マテリアルズ)1(10-12,11-8,9-11,8-11)3張本・早田組(木下グループ・日本生命)
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