6月30日(木)、第72回全日本実業団卓球選手権大会が徳島県鳴門市、鳴門・大塚スポーツパーク内のアミノバリューホールで開幕した。
開会式では、金﨑正久大会委員長の開会宣言に続き、野崎保夫大会会長代理、徳島県卓球協会𠮷岡宏美会長からも大会関係者への感謝と選手に歓迎の言葉が述べられ、4日間にわたる闘いの火ぶたが切って落とされた。
男子団体
大会初日の30日は、男子団体戦の第1ステージが全試合3ゲームマッチで行われた。第1ステージには、2022年全日本卓球選手権混合ダブルス6位の坂根翔大を擁する関西卓球アカデミー(大阪)、男子シングルスベスト8の松下大星擁するクローバー歯科カスピッズ(大阪)、先日開催された前期日本リーグで5位入賞を果たした日野キングフィッシャーズ(東京)が登場。それぞれ危なげなく3-0で勝利し、好スタートを切った。
地元・徳島からは、徳島大正銀行、光洋シーリングテクノ(株)、パナソニックエナジー徳島の3チームが登場。徳島大正銀行は、ケアリッツ・アンド・パートナーズ(神奈川)と対戦し、1番シングルスに2022年全日本卓球選手権で大会最年長・25回目の出場を果たした大栗寛が出場。相手の広角な攻めに屈し1-2で敗退するも、徳島大正銀行が2番シングルス、3番ダブルスを取り返し、迎えた4番シングルスでは、カットマン福岡貴孝が堅実な戦いぶりで徳島大正銀行の勝利を決めた。明日は、第2ステージ進出をかけて札幌市役所(北海道)と対戦する。
パナソニックエナジー徳島は秋田県庁(秋田)と対戦。1、2番のシングルスで敗れマッチカウント0-2に追い込まれるものの、3番ダブルス西川・早雲組、4番シングルス志田昌彦、5番シングルス西川義文が連勝し、パナソニックエナジー徳島が見事な逆転勝利を収めた。明日の第1ステージ最終戦ではJFE京浜(神奈川)と対戦する。
光洋シーリングテクノ(株)は初戦で東京都庁(東京)と対戦。全試合フルゲームまでもつれる接戦を繰り広げるも、あと一本が遠く手痛い敗戦。続くトヨタ自動車(愛知)戦も敗北を喫し、第2ステージ進出は果たせなかった。
今後の予定(7月1日)
7月1日(金)は、女子団体戦もスタートし、男子は第1ステージから第2ステージ1回戦まで、女子は第1ステージが行われる。
大会情報
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6月30日記録 : PDF
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)