大会2日目の29日(金)は、決勝トーナメント1回戦から決勝まで行われ、ホープス男子、カブ男子、バンビ男子の各種目で2022年度王者が決定した。
ホープス男子
ホープス男子はホープスナショナルチーム(以下HNT)メンバーで東アジアホープス代表入りもしている平塚健友(フェニックス卓球クラブ)が悲願の初優勝を飾った。準々決勝で2021カデット13歳以下の部ベスト16の浅里巧真(Crossover)をストレートで破ると、準決勝では先月、HNT内のリーグ戦を全勝で終え第2回パリオリンピック選考会の参加資格を獲得した大野颯真(木下グループ)とのフルゲームの熱戦を制して決勝進出。決勝では2018バンビの部優勝の立川凛(ピンポンカベ)を3-1で下し、ホープス男子の日本一を掴んだ。
【ホープス男子第2ステージの結果】
準々決勝
松山侑聖(Y.Y LINK) 3[10,6,7]0 小林右京(ピンテック)
立川凜(ピンポンカベ) 3[2,3,-11,10]1 飯田龍生(NEX’TAGE)
平塚健友(フェニックス卓球クラブ) 3[2,6,9]0 浅里巧真(Crossover)
大野颯真(木下グループ) 3[3,-4,4,3]1 柴田洸(STライトニング)
準決勝
立川凜(ピンポンカベ) 3[-9,1,7,4]1 松山侑聖(Y.Y LINK)
平塚健友(フェニックス卓球クラブ) 3[-11,7,9,-12,8]2 大野颯真(木下グループ)
決勝
平塚健友(フェニックス卓球クラブ) 3[6,-5,7,9]1 立川凛(ピンポンカベ)
カブ男子
カブ男子優勝はHNTメンバーの原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター)。安定した戦いぶりで山田創介(グランスタ―)、樽井健(イトウTTC)をストレートで下して決勝へ進出。カットマン岡田蒼空(OKATAKU)との決勝では、序盤から岡田のカットを原澤がフォアドライブとツッツキで攻め立てる展開。終始試合を優位に進めた原澤が3-0で岡田を下し、優勝まですべて3-0のストレート勝ちという圧倒的な強さで嬉しい初優勝を飾った。
【カブ男子第2ステージの結果】
準々決勝
富田亜惺(ASURA) 3[-10,9,7,-10,9]2 前川芽斗(ヒロタクスポーツ)
岡田蒼空(OKATAKU) 3[9,7,9]0 石塚大智(羽佳卓球俱楽部)
原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター) 3[5,9,5]0 山田創介(グランスタ―)
樽井健(イトウTTC) 3[11,-8,8,6]1 川口洋翔(偉関TTL)
準決勝
岡田蒼空(OKATAKU) 3[10,12,7]0 富田亜惺(ASURA)
原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター) 3[6,4,7]0 樽井健(イトウTTC)
決勝
原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター) 3[5,6,6]0 岡田蒼空(OKATAKU)
バンビ男子
バンビ男子は今年度4月のHNT選手選考合宿で優勝した樽井陸(イトウTTC)が初優勝を飾った。神保和悠(R&M)、小林俊晴(21クラブ)を下し、迎えた決勝戦は、第1シード篠谷泰志(スネイルズ)、第4シード川口陽向(YOYO TAKKYU)を退け決勝まで1ゲームも落とさない快進撃を見せた仲本楓翔(はばたキッズ)と対戦。どちらが勝っても新しいスター誕生となるなかで、樽井が2ゲームを先取して迎えた第3ゲームは仲本がジュースで奪い返すも、第4ゲーム目は要所でサービスからの攻撃で得点を重ねた樽井が攻め抜き、見事香川県初となる男子優勝をもたらした。
【バンビ男子第2ステージの結果】
準々決勝
仲本楓翔(はばたキッズ) 3[3,5,7]0 篠谷泰志(スネイルズ)
川口陽向(YOYO TAKKYU) 3[3,7,2]0 谷津一颯(久御山明伸館)
小林俊晴(21クラブ) 3[0,2,3]0 韓承恩(丸善クラブ)
樽井陸(イトウTTC) 3[6,6,7]0 神保和悠(R&M)
準決勝
仲本楓翔(はばたキッズ) 3[3,8,4]0 川口陽向(YOYO TAKKYU)
樽井陸(イトウTTC) 3[1,-7,9,3]1 小林俊晴(21クラブ)
決勝
樽井陸(イトウTTC) 3[2,4,-12,4]1 仲本楓翔(はばたキッズ)
明日の予定(7月30日)
開始式
女子各種目第1ステージ(リーグ戦)
大会情報
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男子試合結果(最終)
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(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)