全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)の3日目、女子の各種目がスタートした。
開始式では日本代表の石川佳純選手からの応援メッセージをはじめ、松本秀樹大会委員長の開会宣言、星野一朗日本卓球協会副会長と井川弘光兵庫県卓球協会会長から挨拶続き、特別協賛の新妻成一JA全農広報・調査部部長から激励の挨拶が述べられた。兵庫県代表の末瀬結唯(卓栄kid’s)からは「夢に向かって心を込めてプレーすることを誓います」と選手宣誓がなされ、小学生以下女子の日本一を決める戦いの火ぶたが切って落とされた。
大会3日目の30日は、女子の各種目第1ステージ(リーグ戦)が行われ、第2ステージ(決勝トーナメント)に進出する選手が出揃った。
ホープス女子
ナショナルチーム(以下HNT)メンバーで東アジアホープス代表入りもしている前回大会ベスト4の伊藤友杏(羽佳卓球俱楽部)、2021カデット13歳以下の部ベスト8の高橋青葉(TIT)、東アジアホープス代表の村田愛心(みよしクラブ)・水元心愛(偉関TTL)・花沢夏琳(よ〜じ道場)・松下愛菜(関西卓球アカデミー)らシード勢は危なげない試合運びで第1ステージを突破した。前回大会カブの部優勝吉岡咲(マイダス)、二森風羽(D.ドゥリーム)ら5年生勢も順調に駒を進めた。
前回大会ベスト8で第2シードの岩本詩菜(石田卓球N⁺)は初戦で草間あいる(清卓クラブ)にフルゲームまで持ち込まれるも粘り勝ち。そのまま阿部歩果(T.C.ACE)にも勝利し、第1ステージ突破を決めた。
前回大会ベスト8の栗田寧々(川嶋ジュニア)はしゃがみ込みサーブを操る中島陽菜(松元卓運)の勢いに押され、ストレートで敗戦。第1ステージ突破は果たせなかった。
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カブ女子
前回大会ベスト4の小西紅偉(Global Athlete)、同ベスト8の真田晴羽(姚JTC)、同じくベスト8の五十畑寿音(卓桜会)、HNTメンバー入りもしている前回大会ベスト16の飯田莉々花(NEX’TAGE)、同じくベスト16の新谷真奈(フェニックス卓球クラブ)ら4年生勢はストレートで第1ステージを突破した。前回大会バンビの部準優勝の伊東彩芽(関西卓球アカデミー)同じくベスト4の祢屋楓(ねや卓球クラブ)ら3年生勢も決勝トーナメント進出を決めた。
前回大会バンビの部優勝で小学2年生ながら昨年の全日本カデット13歳以下ベスト16の松島美空(京都カグヤライズ)は永田莉夏(松江ジュニアクラブ)にストレート勝ち。2年連続の優勝を目指して第1ステージ突破を決めた。
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バンビ女子
第1シードで前回大会ベスト8の岡田希愛(OKATAKU)は渡邊美遥(偉関TTL)と山内美優(みつのきTTC)に勝利し、決勝トーナメントへと駒を進めた。前回大会ベスト16でHNTメンバーの小松佳楠(Quest新潟クラブ)や同じくHNTメンバーの鈴木希華(マイダス)・上地彩菜(宮古島卓球クラブ)、木方菜々美(T.T彩たま)、新井想来(丸子橋卓球スタジオ)らも順当に勝ち上がった。
前回大会ベスト8で今大会第2シードの岡田結愛(OKATAKU)はリーグ初戦で本間あやめ(新発田ジュニア)にフルゲームの末、敗戦。本間のしゃがみ込みサーブが止められず、岡田希愛(OKATAKU)と双子揃っての第1ステージ突破は果たせなかった。岡田に勝利した本間は続く第2戦も勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
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今後の予定(7月31日)
女子各種目第2ステージ(決勝トーナメント)
表彰式・閉会式
大会情報
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試合結果
女子試合結果(7月30日)
ホープス女子:こちら
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男子試合結果(最終)
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(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)