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大会・試合 2022.10.15
鹿児島市で全日本選手権(団体の部)が開催!団体日本一の栄光を勝ち取るのは?【10月14日】

選手宣誓を行った永井翔晴(鹿児島県選抜)【JTTA】


10月14日(金)、2022年全日本卓球選手権大会(団体の部)が「東洋のナポリ」鹿児島県鹿児島市のあいハウジングアリーナ松元(松元平野岡体育館)で開幕した。

開会式では、宮﨑義仁 日本卓球協会専務理事より会長代理として開会宣言が行われ、続いて星野一朗 日本卓球協会副会長、具志堅隆 鹿児島県卓球協会会長から大会関係者への感謝と選手に歓迎の言葉が述べられた。鹿児島県選抜の永井翔晴からは力強い選手宣誓が行われ、3日間にわたる闘いの火ぶたが切って落とされた。

大会初日の14日は、男女ともに第1ステージの第2試合までが行われた。

 

宮﨑義仁 日本卓球協会専務理事
星野一朗 日本卓球協会副会長
具志堅隆 鹿児島県卓球協会会長

 

男子

地元代表の鹿児島県選抜は前期日本リーグ2位の日鉄物流ブレイザーズと対戦。第3マッチで定松裕成が一ノ瀬拓巳をフルゲームの末破るも、マッチカウント1-3で敗戦。第1ステージ初戦を白星で飾ることは出来なかった。15日の第1ステージ第3戦では野田学園高校と対戦予定。

定松裕成(鹿児島県選抜)

大学王者の明治大学は、前期日本リーグ優勝のシチズン時計と激突。Tリーグ・琉球アスティ―ダでも腕を磨く宮川昌大が2点を奪うも、シチズン時計の上村慶哉、酒井明日翔がそれぞれ勝利し、マッチカウント2-2までもつれる展開に。最終第5マッチは、明治大の手塚崚馬がスマッシュとドライブを織り交ぜた巧みな攻撃で御内健太郎を3-1で破り、見事チームの勝利を引き寄せた。明治大はTOKYO GASにも勝利し、第1ステージを全勝で終えた。

手塚崚馬(明治大学)

全日本実業団王者のクローバー歯科カスピッズはジュニアナショナルチームと対戦。先月開催のアジアジュニア・カデット選手権ビエンチャン大会U15で優勝の岩井田駿斗、同大会2位の谷本拓海に2点を奪われマッチカウント2-2までもつれるも、ラスト第5マッチで江藤慧が谷本を振り切り、マッチカウント3-2でクローバー歯科カスピッズが勝利した。続く第2戦では全国高校選手権で6連覇を達成した愛工大名電高校と対戦。第1マッチで江藤が全日本ベスト8の吉山僚一を破るも、マッチカウント1-3で敗戦。第1ステージは1勝1敗となり、第2ステージ進出は15日に行われる愛工大名電高校対ジュニアナショナルチームの結果次第となった。

江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)

 

女子

2019年世界卓球選手権ブダペスト大会女子シングルスベスト8の加藤美優を擁する鹿児島県選抜は日本リーグ前期で9期ぶり5度目の優勝を飾ったサンリツと対戦。第2マッチで加藤が永尾尭子を3-0で破りチームに流れを引き寄せるも、続く第3・第4マッチではストレート負けを喫し、マッチカウント1-3で敗戦。残念ながら白星発進とはならなかった。15日の第1ステージ第3戦では、NTT東日本 東京と対戦する。

加藤美優(鹿児島県選抜)

全日本実業団王者の中国電力は第1ステージ初戦で2021年世界ユース卓球選手権U15四冠の張本美和を擁するジュニアナショナルチームと対戦。第1マッチで成本綾海が全国高校選手権シングルス王者の赤江夏星をフルゲームで破るも、第2・第3マッチを落とし、迎えた第4マッチは、成本と張本が激突。序盤から成本を圧倒した張本がそのままストレートで勝利し、ジュニアナショナルチームがマッチカウント3-1で今大会3連覇を狙う中国電力に勝利をおさめた。続く第2戦は、中国電力が高校王者の四天王寺高校に勝利。15日の第1ステージ第3戦では、白星発進のジュニアナショナルチームと四天王寺高校が対戦する。

張本美和(ジュニアナショナルチーム)

全日本大学総合で初の王者に輝いた神戸松蔭女子学院大学は、実業団3位の地元・鹿児島相互信用金庫、2019年社会人王者の野村萌を擁するデンソーを全く寄せ付けず、それぞれ3-0で勝利。第1ステージ突破を決めた。

枝廣瞳(神戸松蔭女子学院大学)

 

今後の予定

  • 10月15日(土):第1ステージ第3戦~第2ステージ準々決勝
  • 10月16日(日):第2ステージ準決勝~決勝

大会情報

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)