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日本卓球協会

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    大会・試合 2022.10.16
    全日本選手権(団体の部)2日目 男女ベスト4まで決定【10月15日】

    大会2日目、男女ベスト4が出揃った。


    10月15日(土)、大会2日目は、第1ステージ第3戦から第2ステージ準々決勝まで行われ、男女ベスト4までが決定した。

     

    男子

    男子の第2ステージ準々決勝、昨年惜しくも決勝で敗れ、初優勝を狙う愛知工業大学は野田学園高校と対戦。第1マッチで2022世界卓球代表の横谷晟が三木隼を3-1で下しチームに勢いをつけると、続く第2・第3マッチは篠塚大登が芝拓人に、谷垣佑真が木方圭介にそれぞれフルゲームの大熱戦を制し、愛知工業大学がマッチカウント3-0で全国高校選手権準優勝の野田学園高校を下した。

    谷垣佑真(愛知工業大学)

    前期日本リーグ優勝のシチズン時計は高校王者の愛工大名電高校と大接戦。シチズン時計が第1マッチを取るも、愛工大名電高校の吉山僚一、加山雅基に2点を奪い、マッチカウント1-2で迎えた第4マッチは三部航平と吉山僚一が激突。先にマッチポイントを握られるも、三部が吉山の豪打を凌ぎ切り、ゲームオールジュースの試合を制してラストへと繋いだ。最終第5マッチでは御内健太郎と中村煌和が対戦。中村の強打に苦しみ、ゲームカウント0-2と中村がリードするも、そこから御内が粘りをみせてゲームカウント2-2に。最終ゲームは、息を吹き返した中村が御内のカットを攻め立てて先にマッチポイントを握るも、攻めに転じた御内が4連続得点で逆転勝利。マッチカウント3-2でシチズン時計が愛工大名電高校を下し、愛知工業大学の待つ準決勝へと駒を進めた。

    御内健太郎(シチズン時計)

    同じく準決勝に駒を進めたのは日鉄物流ブレイザーズと日野キングフィッシャーズ。日鉄物流ブレイザーズは、第2ステージ準々決勝でクローバー歯科カスピッズと対戦。全日本ベスト8の吉山僚一(愛工大名電高校)を下すなど、今大会好調の江藤慧に1点を奪われるも、層の厚さを見せつけ、マッチカウント3-1で前期日本リーグ2位の日鉄物流ブレイザーズが実業団王者のクローバー歯科カスピッズに勝利。準決勝へと駒を進めた。日野キングフィッシャーズは明治大学と対戦。3試合中2試合がゲームオールにもつれる接戦になるもマッチカウント3-0で日野キングフィッシャーズが大学王者の明治大学を退けた。準決勝では、日鉄物流ブレイザーズと日野キングフィッシャーズが決勝進出を懸けてしのぎを削る。

    藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)
    船本将志(日野キングフィッシャーズ)

    【男子第2ステージ準々決勝の結果】
    愛知工業大学(Aグループ1位) 3-0 野田学園高校(Cグループ2位)
    〇横谷 3–1 三木
    〇篠塚 3–2 芝
    〇谷垣 3–2 木方

    愛工大名電高校(Bグループ1位) 2-3 シチズン時計 (Dグループ2位)
    中村 0–3 三部〇
    〇吉山 3–1 御内
    〇加山 3–0 上村
    吉山 2-3 三部〇
    中村 2-3 御内〇

    日鉄物流ブレイザーズ(Cグループ1位) 3-1 クローバー歯科カスピッズ(Bグループ2位)
    〇藤村 3–2 宮本
    髙見 0–3 江藤〇
    〇定松 3–0 矢吹
    〇髙見 3-0 宮本

    明治大学(Dグループ1位) 0-3 日野キングフィッシャーズ(Aグループ2位)
    手塚 1–3 西〇
    宮川 2–3 船本〇
    山本 2–3 遠藤〇

    【10月16日(日)男子準決勝の対戦カード】
    愛知工業大学 – シチズン時計
    日鉄物流ブレイザーズ – 日野キングフィッシャーズ

    女子

    第2ステージ準決勝進出を一番乗りで決めたのは2018年大会以来2回目の優勝を狙うジュニアナショナルチーム。2021年世界ユース卓球選手権U15四冠の張本美和、全国高校選手権シングルス王者の赤江夏星、全国中学校卓球大会シングルス王者の面手凛、全日本卓球選手権ホープス王者の花沢夏琳の強力な布陣で、準々決勝ではNTT東日本 東京に1ゲームも落とさない圧勝劇をみせた。

    面手凛(ジュニアナショナルチーム)

    全日本実業団大会準優勝の昭和電工マテリアルズは準々決勝でデンソーと対戦。2019年全日本社会人王者の野村萌に対して、昭和電工マテリアルズの奥下茜里、牛嶋星羅がそれぞれ勝利。マッチカウント3-1で昭和電工マテリアルズが準決勝進出を果たした。準決勝では、ジュニアナショナルチームと対戦する。

    奥下茜里(昭和電工マテリアルズ)

    全日本実業団王者の中国電力と全国高校選手権2位の明徳義塾高校も準決勝に駒を進めた。明徳義塾高校は大学王者の神戸松蔭女子学院大学を相手に白山亜美、上澤茉央がそれぞれフルゲームの熱戦を制し、明徳義塾高校がマッチカウント3-0のストレートで神戸松蔭女子学院大学を退け、見事準決勝進出を決めた。また、今大会3連覇を狙う中国電力は準々決勝で前期日本リーグ王者サンリツと対戦。井絢乃が2013年世界選手権パリ大会女子シングルスベスト32の松平志穂に1ゲームを奪われたものの、中国電力が強さをみせつけマッチカウント3-0でサンリツを破った。

    上澤茉央(明徳義塾高校)
    井絢乃(中国電力)

    【女子第2ステージ準々決勝の結果】
    ジュニアナショナルチーム(Aグループ1位) 3-0 NTT東日本 東京(Dグループ2位)
    〇張本 3–0 小室
    〇赤江 3–0 柴田
    〇面手 3–0 鈴木

    昭和電工マテリアルズ(Bグループ1位) 3-1 デンソー (Cグループ2位)
    〇牛嶋 3–0 菅澤
    〇奥下 3–1 野村
    平 1–3 阿部〇
    〇牛嶋 3-0 野村

    神戸松蔭女子学院大学(Cグループ1位) 0-3 明徳義塾高校(Bグループ2位)
    鶴岡(菜) 0–3 青井〇
    木塚 2–3 白山〇
    枝廣  2–3 上澤(茉)〇

    サンリツ(Dグループ1位) 0-3 中国電力(Aグループ2位)
    出雲 0–3 成本〇
    永尾 0–3 木村〇
    松平 1–3 井〇

    【10月16日(日)女子準決勝の対戦カード】
    ジュニアナショナルチーム – 昭和電工マテリアルズ
    明徳義塾高校 – 中国電力

     

    オーダー交換の様子
    大会スタッフによるラケット検査

    試合結果(10月15日時点)

    今後の予定

    • 10月16日(日):第2ステージ準決勝~決勝

    大会情報

    (公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)