10月29日(土)、JOCジュニアオリンピックカップ 2022年全日本卓球選手権大会(カデットの部)は大会2日目が行われ、男女シングルスの2回戦から4回戦が行われた。
各種目でシード選手が登場し、初戦からハイレベルな戦いが繰り広げられた。
大会最終日の10月30日(日)は男女シングルスのチャンピオンが決定する。
■ 男子シングルス 13 歳以下
地元奈良県から甲斐遼太郎(東大寺学園中)が登場。全国有数の進学校に通いつつ勉学と卓球の二足のわらじを履く甲斐は、玉城真佑(石田卓球クラブ)と対戦。玉城の完成度の高いサーブレシーブの前に一歩及ばなかったが、全国の舞台で堂々の勇姿を見せた。
第2シードの岡本翼(木下アカデミー)は2回戦で2019年カブベスト8の原井敢田(愛工大名電中)と対戦。実力者同士の対決はフルゲームまでもつれるも、最後は最終ゲーム序盤のリードを守り切った岡本に軍配が上がった。
また、伊藤佑太(木下アカデミー)、郡司景斗(愛工大名電中)らダブルスでも活躍した実力者が明日の5回戦へと勝ち進んだ。
連覇の期待がかかっていた第1シードの川上流星(星槎中)は棄権。
■ 男子シングルス 14 歳以下
第1シードの森駿登(石田卓球N+)が3回戦で姿を消す波乱。昨日のダブルスでベスト4に入賞した中城瑛貴(松山卓球教室)が落ち着いた試合運びで明日の5回戦へと駒を進めたほか、岩井田駿斗(野田学園中)、持田陽向(愛工大名電中)、渡部民人(星槎中)ら実力者が順当に5回戦に進出した。
■ 女子シングルス 13 歳以下
高橋青葉(TIT)、新谷莉央(ミキハウスJSC)、井上真夕(ミキハウスJSC)らシード選手がベスト16に名を連ねた。小学3年生の松島美空(京都カグヤライズ)は4回戦でゲームオールの接戦を制して5回戦進出。松島は福原愛以来の小学3年生での優勝を狙う。
■ 女子シングルス 14 歳以下
小塩悠菜(星槎中)、張本美和(木下アカデミー)、竹谷美涼(貝塚第二中)らが4回戦までオールストレート勝ちで盤石の立ち上がり。WTTユースベルリン大会U17とU19で2階級制覇をしている張本が優勝まで突き進むか、誰かが待ったをかけるのか…?
試合結果
男子13歳以下:PDF
男子14歳以下:PDF
女子13歳以下:PDF
女子14歳以下:PDF
今後の予定
10月30日(日):シングルス 5回戦~決勝
大会情報
大会情報ページ:こちら
(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)