26日(木)、混合ダブルス準決勝・決勝が行われ、優勝ペアが決定した。
【混合ダブルス】
篠塚大登・木原美悠組(愛知工業大・JOCエリートアカデミー/星槎)との世界選手権代表ペア対決を制し、ベスト4入りを決めた張本智和・早田ひな組(IMG・日本生命)は前回大会ベスト8の坂根翔大・塩見真希組(関西卓球アカデミー・サンリツ)と準決勝で対戦。坂根・塩見組が丁寧にコースを突くも、高い攻撃力を見せた張本・早田組が2ゲームを先取し決勝に王手を掛ける。迎えた第3ゲームは序盤にミスが出て坂根・塩見組にリードを許すも、徐々に追い上げてジュースに持ち込む。一進一退の攻防が続くも最後まで攻め切り、13-11で勝利。決勝進出を決めた。
もう一つの準決勝は、小野寺翔平・枝廣愛組(中央大)との接戦を制し勢いに乗る田中佑汰・田中千秋組(愛知工業大・豊田自動織機)と、 松山祐季・梅村優香組(協和キリン・サンリツ)、田原翔太・田口瑛美子組(筑波大・レゾナック)といった実力者ペアを下して準決勝進出を果たした伊藤礼博・萩井菜津子組(日本大)との対決。田中佑汰が鋭い両ハンド攻撃を見せ、田中・田中組がゲームカウント2-1とリードを奪うも、伊藤・萩井組は萩井が変化を付けて伊藤が決める得点パターンで盛り返しフルゲームに持ち込む。最終ゲームは中盤まで点差の離れないシーソーゲームが続くも、最後は息の合った連続攻撃を見せた田中・田中組が11-8で勝利。張本・早田組の待つ決勝へと駒を進めた。
迎えた決勝戦。序盤から鋭い連続攻撃を見せた張本・早田組があっという間に2ゲームを連取。優勝に王手を掛ける。第3ゲームも張本・早田組の勢いは止まらず、田中・田中組を終始圧倒。最後は早田が技ありのバックハンドで田中佑汰の逆をつき、優勝を決めた!
準決勝・決勝の結果は以下の通り。
【準決勝】
張本智和・早田ひな組(IMG・日本生命) 3[11-6, 11-2, 13-11]0 坂根翔大・塩見真希組(関西卓球アカデミー・サンリツ)
伊藤礼博・萩井菜津子組(日本大) 2[6-11, 11-7, 15-17, 11-5, 8-11]3 田中佑汰・田中千秋組(愛知工業大・豊田自動織機)
【決勝】
張本智和・早田ひな組(IMG・日本生命) 3[11-4, 11-8, 11-6]0 田中佑汰・田中千秋組(愛知工業大・豊田自動織機)
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(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)