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【プレスリリース 】「ITTF卓球の日」 パーキンソン病患者卓球愛好家とオリンピアンの集い 開催


2023年3月20日

PRESS RELEASE

公益財団法人日本卓球協会

「ITTF卓球の日」 パーキンソン病患者卓球愛好者とオリンピアンの集い

開催決定!

 

公益財団法人日本卓球協会(以下、日本卓球協会)は、2023年4月23日の「ITTF卓球の日」にパーキンソン病患者卓球愛好者とオリンピアンの集いを開催致します。

 

ITTF卓球の日」は、これまで国連が定めたスポーツと開発の日である4月6日に行われていましたが、2023年から国際卓球連盟(ITTF)初代会長アイボア・モンタギュー氏の誕生日の4月23日を新たに制定しました。活動内容は変わらず、世界各地で、それぞれ卓球のイベントを企画実施し、同じプラットフォームに動画や写真を投稿することで、世界の卓球仲間とつながる活動になります。

日本卓球協会では、変更となった新「ITTF卓球の日」に特別企画を開催することとなりました。

 

日本卓球協会は、同協会スポーツ医・科学委員会による研究プロジェクトを立ち上げております。その中の一つに「パーキンソン病を始めとする神経疾患の症状緩和に対して、卓球が運動療法の一つとなりうるか」という研究を設定し、検討を進めております(担当:星野泰延(順天堂大学))。

 

現在、パーキンソン病の症状改善に対してリハビリテーションとしての運動療法が有用であることは知られています。また、卓球やダンスなども運動療法として症状改善することが報告されております。卓球においては、特定非営利活動法人日本ピンポン・パーキンソン(以下、ピンポン・パーキンソン)が積極的に活動を行っております。また、ITTFが2019年から世界各地で世界パーキンソン卓球選手権大会を毎年開催しており、パーキンソン病患者さんが運動療法として卓球を始めて腕を磨いた後も、世界で腕試しができ、卓球を長く続けていくことができる環境が整っています。

 

パーキンソン病患者卓球愛好者の方々の中には元々卓球をしていた方もおられますが、発病してから始めた方も多くいらっしゃいます。そこで、今回は健常者でもなかなか受ける機会の少ないオリンピアンからの講習を受けられる機会を設けました。また、元世界チャンピオンや元オリンピック日本代表コーチも参加して、一緒に楽しみながら指導を行います。

 

イベント会場は、招待オリンピアン小西杏さんを現役時代から用具面で支えてきた株式会社タマス(バタフライ)がバタフライ道場を提供してくださいました。

 

「ITTF卓球の日」 パーキンソン病患者卓球愛好者とオリンピアンの集い 概要

 

実施日   2023年4月23日(日)13:00~16:00

主 催   公益財団法人日本卓球協会

 協  力

株式会社タマス

多くのトップ選手が愛用する世界屈指の卓球用品メーカー。

 

特定非営利活動法人日本ピンポン・パーキンソン

パーキンソン病患者さんに運動療法として卓球を広めるために設立されたNPO法人。

 

会  場   バタフライ卓球道場

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1丁目7-1

 

参加選手  パーキンソン患者卓球愛好者20名予定

(日本卓球協会研究事業「パーキンソン病と卓球の関係に関する研究」へご協力いただける方)

招待オリンピアン

小西杏(こにし あん)

2000年シドニーオリンピック出場、2002~2004年全日本選手権ダブルス3連覇

自身の卓球スクール運営の傍ら、養護施設や病院での卓球指導に取り組む。

 

特別協力

前原 正浩(まえはら まさひろ)

ITTF執行副会長、全日本選手権優勝、オリンピック3期で日本代表監督を務める

TTFC(テーブルテニスフェロークラブ)

高齢者施設で入居者に卓球・ゲーム等で楽しい時間を過ごしてもらうことに取り組んできた

代表木村 興治(きむら こうじ 日本卓球協会顧問)と5人のメンバー

サポートドクター

星野 泰延(ほしの やすのぶ)医師 順天堂大学医学部附属順天堂医院勤務 脳神経内科

連絡先   公益財団法人日本卓球協会   担当 国際部 藤井、鶴田

TEL:03-6721-0921 e-mail international@jtta.or.jp

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