公益財団法人
日本卓球協会

2023年1月に開催した『天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）』において、女子シングルスで準優勝した木原美悠が5日（日）、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われたJOCエリートアカデミーの修了式に出席した。

中学1年から6年間を過ごし、2022年からはキャプテンとして他競技の仲間もまとめてきた木原。スピーチでは「アスリートとして成長し、進化するチャンスがたくさんありました。オリンピックという目標を常に胸に秘め、先輩方のようにオリンピックのメダルを日本中の皆さんに見てもらえるよう頑張ります」と力強く宣言している。

14歳の時には史上最年少で全日本選手権女子シングルス決勝に進出し、15歳では年間チャンピオンを決める国際大会で、同じくエリートアカデミーの先輩である長﨑美柚と組み、中国選手ペアを破ってダブルス優勝を果たした。昨年は世界選手権団体銀メダル獲得に貢献し、世界ユース選手権では金メダルを獲得、今年の全日本選手権では準優勝と、華々しい活躍を見せている。

2024年に向けたパリオリンピックレースで現在2位につける木原は「この1年で大きく成績が変わったり、あまり成績が出ない時期が来たりすると思いますが、あきらめず、必死に悔いなくできれば」と決意を新たにした。