フランス・パリ時間7月30日（火）と31日（水）に実施されたパリ2024オリンピック競技大会の卓球競技において、男子シングルスに出場している張本智和および戸上隼輔、女子シングルスの早田ひなおよび平野美宇がそれぞれ2回戦に勝利し、3回戦進出を決めた。
30日にスロベニアのデニ・コズル（Deni Kozul）と対戦した戸上は第1ゲームを落としたあと、第2ゲームはリズムに乗って11-8で奪い、ゲームカウントを1-1とする。第3ゲームを相手に取られ、続くゲームも苦戦を強いられる場面があったものの、11-7で奪取。第5ゲームと第6ゲームは戸上が優位に展開し、最終的にゲームカウント4-2で勝利している。
31日は平野が朱成竹（中国香港）と対戦して4-0のストレート勝ち、次に登場した男子シングルスの張本はイランのノシャド・アラミヤン（Noshad Alamiyan）との試合で第1ゲームを落としながらも第2ゲームから3ゲームを連取して波に乗る。しかしながら、出だしから8連続ポイントを許して苦しい戦いとなった第5ゲームは5-11に終わり、ゲームカウントを3-2と巻き返された。それでも、接戦の第6ゲームを11-7で制して勝利をもぎ取り、2回戦突破を決めた。
その後、2回戦では日本勢最後の登場となった早田がエジプトのディナ・メシュレフ（Dina Meshref）を相手に、序盤こそ一進一退の展開で苦しむ場面も見られたが、終わってみれば4-0のストレート勝ちでベスト16入りを果たしている。
男女シングルスの3回戦は現地31日に予定されており、戸上が16時（日本時間23時、以下同）、平野が17時（24時）、張本が21時（1日4時）、早田が22時（1日5時）に準々決勝進出をかけた戦いに挑む。なお、試合時間は変更となる可能性がある。
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