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大会・試合 2024.11.01
14歳以下のチャンピオンを決める全日本選手権(カデットの部)が長崎市で開幕【11月1日】

全日本卓球選手権大会(カデットの部)が長崎県立総合体育館で開幕。


11月1日(金)、JOCジュニアオリンピックカップ 2024年全日本卓球選手権大会(カデットの部)が長崎県長崎市の長崎県立総合体育館で開幕した。
開会式では加藤憲二大会委員長の開会宣言、宮﨑義仁日本卓球協会専務理事によるあいさつに続き、村博愛長崎県卓球連盟会長による歓迎のことばが贈られた。開会式の最後には福島雄陽選手(髙松卓球クラブ)と浅野愛華選手(長崎SST)による力強い選手宣誓が行われ、3日間にわたる熱い闘いがスタートした。

加藤憲二 大会委員長
宮﨑義仁 日本卓球協会専務理事 対戦相手へのリスペクトを持って試合するようにと呼び掛けた。
村博愛 長崎県卓球連盟会長 大会関係者への感謝と選手の活躍を祈願した。
福島雄陽選手(髙松卓球クラブ)と浅野愛華選手(長崎SST)による選手宣誓 大会関係者や他の選手への感謝、大会での活躍を誓った。

大会初日の1日は男女シングルスの1回戦とダブルスの準々決勝までが行われ、ダブルスはベスト4が決定した。

【ダブルス】

男子ダブルスは、松山・木方組(野田学園中)が準決勝進出。準々決勝では、前回大会ベスト8の倉嶋・柴田組(木下アカデミー)を破って勝ち上がってきた北端・劉組(上宮学園中)にストレート勝ちを収めた。準決勝ではカットと攻撃の変則ペアである平塚・日髙組(遊学館ジュニア)に3-1で勝利して勝ち上がってきた立川・川村組(愛工大名電中)と激突する。

大野斗真(野田学園中)と大野颯真(木下アカデミー)の兄弟対決となった、榎本・大野組(野田学園中)と大野・小林組(木下アカデミー)との対戦は、フルゲームの大接戦の末、大野・小林組(木下アカデミー)に軍配が上がった。準決勝では、今・前田組(石田卓球クラブ)を撃破した浅里・髙森組(愛工大名電中)と決勝進出を争う。

準々決勝の結果は以下の通り。

【男子ダブルス準々決勝】
北端太尊・劉海翔組(上宮学園中) 0[9-11, 8-11, 6-11]3 松山侑聖・木方瑛介組(野田学園中)○
○立川凜・川村侑輝組(愛工大名電中) 3[8-11, 11-9, 11-8, 11-7]1 平塚健友・日髙琥二朗組(遊学館ジュニア)
今瑠希也・前田翔伊組(石田卓球クラブ) 0[4-11, 6-11, 4-11]3 浅里巧真・髙森健太組(愛工大名電中)○
榎本潤平・大野斗真組(野田学園中) 2[11-8, 10-12, 11-4, 6-11, 10-12]3 大野颯真・小林右京組(木下アカデミー)○

木方・松山組(野田学園中)
川村・立川組(愛工大名電中)
髙森・浅里組(愛工大名電中)
小林・大野組(木下アカデミー)

準決勝の組み合わせは以下の通り。

【男子ダブルス準決勝組み合わせ】
松山侑聖・木方瑛介組(野田学園中) – 立川凜・川村侑輝組(愛工大名電中)
浅里巧真・髙森健太組(愛工大名電中) – 大野颯真・小林右京組(木下アカデミー)

女子ダブルスは、牛島・持田組(横浜隼人中)が嬉しいベスト4入り。準々決勝では前回大会ベスト8の稲垣・松島組(田阪卓研/京都カグヤライズ)を両サイドに振り回し、3-1で勝利。準決勝へと駒を進めた。準決勝では伊藤・香川組(貝塚第二中)とのフルゲームを制した村山・南組(木下アカデミー)と対戦予定。

今枝・鬼頭組(卓伸クラブ)は大岩・鶴巻組(武蔵野中)を寄せ付けずにストレート勝ち。準決勝進出を決めた。準決勝では前回大会ダブルス準優勝で全国中学校大会王者の髙橋青葉(木下アカデミー)と、前回大会13歳以下の部準優勝の瓜生日咲(木下アカデミー)のペアである髙橋・瓜生組(木下アカデミー)と対戦する。

準々決勝の結果は以下の通り。

【女子ダブルス準々決勝】
稲垣芽唯・松島美空組(田阪卓研/京都カグヤライズ) 1[3-11, 6-11, 14-12, 10-12]3 牛島みほろ・持田桜奏組(横浜隼人中)○
伊藤友杏・香川さくら子組(貝塚第二中) 2[11-4, 11-13, 5-11, 11-4, 7-11]3 村山結来・南芹那組(木下アカデミー)○
○髙橋青葉・瓜生日咲組(木下アカデミー) 3[11-7, 11-5, 11-4]0 末瀬結唯・坂巻朱莉組(山陽学園中)
○今枝知美・鬼頭直央組(卓伸クラブ) 3[15-13, 11-8, 11-6]0 大岩悠乃・鶴巻希拓組(武蔵野中)

牛島・持田組(横浜隼人中)
村山・南組(木下アカデミー)
髙橋・瓜生組(木下アカデミー)
鬼頭・今枝組(卓伸クラブ)

準決勝の組み合わせは以下の通り。

【女子ダブルス準決勝組み合わせ】
牛島みほろ・持田桜奏組(横浜隼人中) – 村山結来・南芹那組(木下アカデミー)
髙橋青葉・瓜生日咲組(木下アカデミー) – 今枝知美・鬼頭直央組(卓伸クラブ)

【13歳以下シングルス】

13歳以下男子シングルス1回戦で、地元長崎から出場の田代蒼空(タクファミJr)は多曽田颯介(Y.YLINK)と対戦。要所で好プレーを見せるも、多曽田のパワフルなフォアハンド攻撃に押されストレートで敗れた。田代を破った多曽田は2回戦で全日本ジュニアベスト16の大野颯真(木下アカデミー)と対戦する。

13歳以下女子シングルス1回戦に2023年全日本バンビ準優勝の松島愛空(田阪卓研)が登場。岩崎光来(和洋国府台中)との激しい打撃戦を制し、3-1で勝利。2回戦へと駒を進めた。2回戦では新谷真奈(フェニックス卓球クラブ)と対戦予定。

田代蒼空(タクファミJr)
松島愛空(田阪卓研)

【14歳以下シングルス】

14歳以下男子シングルス1回戦に倉嶋康介(木下アカデミー)が登場。正確無比な両ハンドプレーで渡邉湊太(浜松南部中)に3-0で勝利し、1回戦を突破した。2回戦では向尾幸村(矢吹中)と対戦予定。

14歳以下女子シングルス1回戦で、小林百花(長崎JTC)は日高瑠千花(FSC)と対戦。残念ながらストレートで敗れてしまったものの、会場からは健闘を称える拍手が贈られた。小林に勝利した日高は2回戦で小野美麗(日新)と対戦する。

倉嶋康介(木下アカデミー)
小林百花(長崎JTC)

大会記録(2024年11月1日時点)

  • 13歳以下男子シングルス:PDF
  • 13歳以下女子シングルス:PDF
  • 14歳以下男子シングルス:PDF
  • 14歳以下女子シングルス:PDF
  • 男子ダブルス:PDF
  • 女子ダブルス:PDF

競技日程

11月2日(土)9:00〜男女ダブルス(準決勝・決勝)、男女シングルス(1回戦〜4回戦)、17:45〜男女ダブルス表彰式
11月3日(日)9:00〜男女シングルス(5回戦〜決勝)、13:05〜表彰式・閉会式

競技会場

長崎県・長崎県立総合体育館

大会情報

大会情報および結果速報:こちら

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)