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大会・試合 2025.01.22
全日本卓球2025 見どころ解説記事 No.2

樋口美空(山陽学園高)の猛攻をフルゲームジュースで凌ぎ切った松島美空(京都カグヤライズ)


大会2日目の1/22(水)は、男女シングルス3回戦、ジュニア男女1回戦から2回戦が行われる。

天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部):特設ページを見る

【男子シングルス】

男子シングルスは3回戦が行われる。

2014年高校総体男子シングルス決勝の再現となった男子シングルス2回戦で、全日本社会人ダブルス3位の渡辺裕介(協和キリン)を3-1で振り切った2017年全日本学生選抜優勝の坪井勇磨(FPC)は、3回戦で谷本拓海(育英高)と対戦する。ディフェンディングチャンピオンである張本智和(智和企画)の待つ4回戦に駒を進めることができるか。

坪井勇磨(FPC)

2020・2021年大会3位の𠮷田雅己(Doream)をフルゲームで振り切った2023年大会3位の曽根翔(T.T彩たま)は、2017年大会男子ダブルス王者の酒井明日翔(シチズン時計)に3-1で逆転勝ちした2021年大会王者の及川瑞基(岡山リベッツ)との3回戦に臨む。Tリーグで活躍中の五十嵐史弥(滋賀県スポーツ協会)と4回戦で対戦するのはどちらか。

曽根翔(T.T彩たま)
及川瑞基(岡山リベッツ)

パリパラ五輪日本代表の舟山真弘(早稲田大)は、吉田友也(絆サンセリテ滋賀)をストレートで下し勢いに乗る伊佐真旺(琉球レオフォルテ)との大接戦を制し、3回戦へ進出。3回戦では烏田東(呉青山高)と対戦する。2023年全日本社会人ダブルス王者で前回ベスト32の松山祐季(クローバー歯科カスピッズ)の待つ4回戦まで勝ち上がることができるか。

舟山真弘(早稲田大)

大会特設ページ:男子シングルスの組み合わせを見る

【女子シングルス】

女子シングルスは3回戦が行われる。

樋口美空(山陽学園高)の猛攻をフルゲームジュースで凌ぎ切った勢いそのままに2回戦も勝利した、今大会女子シングルス最年少の小学5年生・松島美空(京都カグヤライズ)は、3回戦で牧野美玲(星槎高横浜)と対戦する。牧野に勝利し、前回大会ベスト32の安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)と4回戦で対戦することができるか、注目が集まる。

松島美空(京都カグヤライズ)

カット主戦型の芝田有里(佛教大)との1回戦では1ゲームを落とすも、続く2回戦では松橋愛桜(鎮西学院高)にストレートで勝利した面手凛(山陽学園高)は、3回戦で吉本はな(香ヶ丘リベルテ高)と対戦する。どちらも国際大会で活躍する選手であり、熱戦が予想される。どちらが全日本学生選抜3位の岡田琴菜(愛知工業大)の待つ4回戦に駒を進めるのか。

面手凛(山陽学園高)

加藤心乙花(希望が丘高)をストレートで下した2023年高校総体王者の青木咲智(四天王寺高)は、3回戦でWTTユーススターコンテンダードーハU19優勝の小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)と対戦予定。全日本社会人3位の井絢乃(中国電力ライシス)との4回戦に駒を進めるのはどちらか。

青木咲智(四天王寺高)

川本茉乃花(日本体育大)、高杉咲希(トプコン)をそれぞれストレートで下して勝ち上がってきた小塩遥菜(トップおとめピンポンズ名古屋)は、世界ユースU19ベスト8の髙森愛央(四天王寺高)との3回戦に臨む。WTTコンテンダーアルマトイ3位で全日本社会人王者の笹尾明日香(日本生命)の待つ4回戦へと勝ち上がるのはどちらか。

小塩遥菜(トップおとめピンポンズ名古屋)

大会特設ページ:女子シングルスの組み合わせを見る

【ジュニア男子シングルス】

ジュニア男子は1回戦から2回戦が行われる。

ジュニア男子最年少の小学6年生・岡田蒼空(OKATAKU)は2回戦から登場予定。米山泰平(樹徳高)と藤井一輝(尽誠学園高)の勝者と対戦する。高校生相手にどんな戦いを見せるか。

カデット13歳以下優勝の大野斗真(野田学園中)は今瑠希也(石田卓球クラブ)と対戦する。初戦突破なるか。

カデット14歳以下優勝の平塚健友(遊学館ジュニア)は2回戦から登場する。今大会の男子シングルスでは既に3回戦進出を決めている平塚がジュニア男子でどこまで勝ち上がるのか、注目したい。

前回大会ベスト16の大野颯真(木下アカデミー)は2回戦から登場予定。男子シングルス2回戦で石山浩貴(上宮高)との大激戦を制した勢いそのままに、ジュニア男子2回戦も突破できるか。

平塚健友(遊学館ジュニア)
大野颯真(木下アカデミー)

大会特設ページ:ジュニア男子シングルスの組み合わせを見る

【ジュニア女子シングルス】

ジュニア女子は1回戦から2回戦が行われる。

松元菜音(留萌高)に1-3で敗れ、既に女子シングルスでは敗退が決定している髙橋青葉(木下アカデミー)は、2回戦から登場予定。全国中学校王者である髙橋がジュニア女子でどこまで勝ち上がることができるか、注目が集まる。

実業団で活躍する髙橋梓海(広島日野自動車)との女子シングルス1回戦をフルゲームで制すも、中村真優美(三島光産)に逆転負けを喫した全国中学校2位の伊藤友杏(貝塚第二中)は2回戦から登場する。女子シングルスでは既に敗退してしまったが、ジュニア女子では上位進出なるか。

前回大会で女子シングルス4回戦進出を果たした石田心美(石田卓球N⁺)は2回戦から登場予定。今大会の女子シングルスでも3回戦進出を決めており、好調が予想される。ジュニア女子ではどこまで勝ち上がるか。

カデット13歳以下準優勝の小学5年生・松島美空(京都カグヤライズ)は長谷川百花(秋草学園高)との初戦に臨む。女子シングルスの勢いそのままに勝利を収めることができるか。

髙橋青葉(木下アカデミー)
伊藤友杏(貝塚第二中)

大会特設ページ:ジュニア女子シングルスの組み合わせを見る

チケット情報

チケット購入は、大会特設ページをご確認ください。また、タイムテーブルでは、コートレイアウトもご確認いただけます。
特設サイト:チケット情報を見る
特設サイト:タイムテーブル・コートレイアウトを見る

テレビ放送

1月26日(日)NHKBS 10:00 – (12:00) ※延長の場合あり
1月26日(日)NHK総合 13:05 – (16:00) ※延長の場合あり
大会特設ページ:放送スケジュールを見る

インターネット配信

1月21日(火)〜26日(日):卓球TV
大会特設ページ:卓球TVを見る

試合速報

試合の結果速報は、大会特設ページより検索できます。
大会特設ページ:速報・記録を見る

(文章中の青字で表記された選手は、クリックすると試合結果を確認できます。)

(公益財団法人日本卓球協会 広報委員会)