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大会・試合 2021.10.31
全日本社会人卓球選手権のダブルス新チャンピオンが決定【10月30日】

男子ダブルス優勝 平野友樹・松山祐季(協和キリン)


10月30日(土)、全日本社会人卓球選手権大会は大会2日目を迎え、男女ダブルスの新チャンピオンが決定した。

男子ダブルス優勝は、平野・松山組(協和キリン)。準決勝でTリーガーペアである上田・神組(T. T彩たま)とのフルゲームの接戦を制したのち、迎えた決勝の相手は同じくTリーガーペアの田添・大島組(木下グループ)。2-0から2-2に追いつかれる苦しい展開だったが、最後は大島選手のフォアドライブがオーバーし、万事休す。平野・松山組が優勝を勝ち取った。

平野友樹・松山祐季(協和キリン) 3[9, 6, -10, -11, 9]2 田添健汰・大島祐哉(木下グループ)

女子ダブルス優勝は、松平・有延(旧姓:松本)組(サンリツ)。平・田口組(昭和電工マテリアルズ)、馬・小畑組(デンソー)を破り、決勝進出。森田・野村組(デンソー)との決勝はフルゲームまでもつれたが、最後は突き放した。

松平志穂・有延優希(旧姓:松本)(サンリツ) 3[6, -9, 8, -5, 8]2 森田彩音・野村萌(デンソー)

男女シングルスはベスト8決定戦までが終了した。

女子シングルスには山梨代表で2019年度マスターズ優勝の松村優美(甲斐路クラブ)が登場。菊池美咲(チーム桜)を3-0で下し、見事初戦を突破した。続く3回戦で敗れてしまったものの、地元山梨で元日本代表(旧姓:青池 1991年千葉大会、1995年天津大会)としての存在感を示した。橋本帆乃香、長﨑美柚ら社会人初出場勢は落ち着いた試合運びで8強入り。

明日の対戦カードは以下の通りとなった。

野村萌(デンソー)―成本綾海(中国電力)
橋本帆乃香(ミキハウス)―宋恵佳(中国電力)
長﨑美柚(日本生命)―髙橋梓海(エクセディ)
鈴木李茄(昭和電工マテリアルズ)―前瀧初音(愛媛銀行)

男子シングルスでは第1シードの大矢英俊(ファースト)が初戦で敗れる大波乱。波乱のブロックを勝ち上がったのは、英田理志(愛媛県競対)。神巧也(T. T彩たま)、三部航平(シチズン時計)を下し、準々決勝に駒を進めた。

本日最後にベスト8入りを決めたのは笠原弘光(シチズン時計)。地元山梨出身の村松雄斗(東京アート)とのフルゲームジュースの接戦を制し、明日の準々決勝に駒を進めた。

明日の対戦カードは以下の通りとなった。

英田理志(愛媛県競対)―松山祐季(協和キリン)
笠原弘光(シチズン時計)―大島祐哉(木下グループ)
郡山北斗(リコー)―町飛鳥(ファースト)
上田仁(T. T彩たま)―小西海偉(東京アート)

大会最終日の31日は、男女シングルス準々決勝から決勝までが行われ、2021年度男女シングルスの社会人王者が決定する。

大会の様子

英田(愛知県競対)
笠原(シチズン時計)
長﨑(日本生命)
橋本(ミキハウス)
松村(甲斐路クラブ)
男子ダブルス優勝 平野友樹・松山祐季(協和キリン)
女子ダブルス優勝 松平志穂・有延優希(サンリツ)